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薄商いの中ではアンワインドの流れが大きく出やすい【クロージング】

2020/4/7 16:29 FISCO
*16:29JST 薄商いの中ではアンワインドの流れが大きく出やすい【クロージング】 7日の日経平均は3営業日続伸。373.88円高の18950.18円(出来高概算17億株)で取引を終えた。新型コロナウイルスの感染拡大ペースに安定化の兆しが出てきたとする見方から6日の米国市場が大幅に上昇。この流れからシカゴ日経225先物清算値は大阪比300円超の上昇となる中、日本市場においても先物主導のインデックス売買を中心に買い先行で始まった。 寄り付き直後に19162.52円まで上昇した後はこう着感が強まり、後場に入ると小幅ながら下げに転じる局面もみられた。しかし、イタリアがロックダウン解除を来月上旬に開始との一部メディア報道のほか、グローベックスの米株先物が3ケタの上昇で推移していたこともあり、大引け間際には再び19000円を回復する局面もあった。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1800を超えており、全体の8割を占めている。セクターでは東証33業種全てが上昇しており、ガラス土石、サービス、ゴム製品、金属製品、建設、倉庫運輸、空運、その他金融、電気機器が堅調。半面、パルプ紙、小売、水産農林、電力ガスは小幅な上昇にとどまっている。 指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、ダイキン<6367>、信越化<4063>が堅調。一方で、富士フイルム<4901>は直近の上昇に対する反動から調整に。 日経平均は25日線を突破して始まった後は、同線を支持線とした底堅い値動きをみせていた。今夕にも緊急事態宣言が出されるが、ロックダウンではなく、これまでの延長線上にあることから、パニック的な状況にはならないとの見方。加えて、金融の経済対策によって経済への影響は最小限に抑え込むといった動きなども売りづらくさせよう。 また、イタリアがロックダウン解除を来月上旬に開始との一部メディアが伝えていることによって、ショートポジションの巻き戻しといった動きにも向かわせたようである。依然として不透明感の強い状況ではあるが、売買代金が3兆円を下回る薄商いの状況下においては、アンワインドの流れが大きく出やすいところである。 《CN》
関連銘柄 8件
4063 東証プライム
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時価総額 12,122,473百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
3,413
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時価総額 4,245,352百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
6,834
5/2 15:00
-6(%)
時価総額 11,590,191百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6367 東証プライム
22,090
5/2 15:00
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時価総額 6,474,888百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6857 東証プライム
5,107
5/2 15:00
-35(%)
時価総額 3,912,825百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
8035 東証プライム
35,010
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時価総額 16,511,871百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
40,820
5/2 15:00
-370(%)
時価総額 12,989,781百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,793
5/2 15:00
+4(%)
時価総額 13,426,981百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10