マーケット
4/26 15:15
37,934.76
+306.28
38,239.66
+153.86
暗号資産
FISCO BTC Index
4/29 14:27:21
9,759,510
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

まずは今週末における感染者の動向が注目される【クロージング】

2020/4/3 15:58 FISCO
*15:58JST まずは今週末における感染者の動向が注目される【クロージング】 3日の日経平均は小幅に反発。1.47円高の17820.19円(出来高概算14億9000万株)で取引を終えた。NY原油相場の急伸を背景とした米株高の流れを引き継ぐ格好から、買い先行で始まった日経平均は、寄り付き直後に18059.15円まで上昇。 しかし、その後はじりじりと上げ幅を縮めており、後場は日銀のETF買い入れが期待できないこともあってか、弱含む格好から17646.50円まで下げる場面もみられている。その後、新型コロナの感染拡大を受けた緊急経済対策の焦点の1つだった、現金給付の報道のほか、OPECプラスが会合を準備、といった報道が伝えられる中、大引けにかけて下げ幅を縮め、僅かにプラスで取引を終えた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1600を上回っており、全体の7割を占めている。セクターでは鉱業、保険、電力ガス、石油石炭、その他金融が上昇。半面、空運、輸送用機器、鉄鋼、金属製品、海運、小売、ゴム製品が軟調。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、KDDI<9433>、中外薬<4519>、セコム<9735>、富士フイルム<4901>が堅調。一方で、リクルートHD<6098>、信越化<4063>、TDK<6762>、ソフトバンクG<9984>が冴えない。 日経平均は18000円が心理的な上値抵抗となり、テクニカル面では5日線、25日線に上値を抑えられる格好だった。もっとも、売買代金は新年度入り以降、3兆円を下回る薄商いが続いており、インデックスに絡んだ売買に振らされやすい需給状況であろう。ただし、新年度入りの1日こそ、日銀のETF買い入れ額の減額による下支え効果が限られ、大きく下押す局面とはなったが、その後は400-500円程度と、これまでからは比較的値幅自体は落ち着いてきているようである。 まずは今週末における感染者の動向が注目されるところであろう。様々な憶測等も出ているようだが、非常事態宣言の発動を踏み止ませることが出来るかが注目されよう。また、早期に新型コロナウイルスの影響が鎮静化するとは考えづらく長期化を前提に、関連する銘柄への物色が続くことになりそうである。 《AK》
関連銘柄 10件
4063 東証プライム
5,906
4/26 15:00
-402(%)
時価総額 11,954,470百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4519 東証プライム
4,852
4/26 15:00
-8(%)
時価総額 8,146,789百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
3,328
4/26 15:00
+5(%)
時価総額 4,139,623百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
6,641
4/26 15:00
+125(%)
時価総額 11,262,870百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6367 東証プライム
21,160
4/26 15:00
+760(%)
時価総額 6,202,292百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6762 東証プライム
7,312
4/26 15:00
+96(%)
時価総額 2,842,701百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
9433 東証プライム
4,380
4/26 15:00
+33(%)
時価総額 10,092,308百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9735 東証プライム
10,940
4/26 15:00
-95(%)
時価総額 2,552,302百万円
警備サービス最大手。機械警備や常駐警備、現金護送に加え、警備とシナジー効果のある防災、メディカル、保険、地理情報なども展開。強固な顧客基盤に強み。セキュリティサービスや防災の好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/02/29
9983 東証プライム
41,390
4/26 15:00
-150(%)
時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,782
4/26 15:00
+179(%)
時価総額 13,408,028百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10