マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
43,870.35
+461.88
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 6:10:38
15,296,120
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~19000円処での底固めが意識されそう

2020/3/31 9:03 FISCO
*09:03JST 前場に注目すべき3つのポイント~19000円処での底固めが意識されそう 31日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:19000円処での底固めが意識されそう ■前場の注目材料:東電力HD、20/3業績予想、営業利益2170億円 ■塩野義製薬、中国・保険大手と提携、創薬関連で合弁 ■19000円処での底固めが意識されそう 31日の日本株市場は、米株高の流れを受けて買い先行となろうが、買い一巡後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。30日の米国市場では、NYダウが690ドル高と反発した。米連邦準備制度理事会(FRB)による流動性供給や米国政府による過去最大規模の経済支援策が成立したこと、新型コロナウイルス対抗ワクチン開発や試験が速やかに進むとの期待を受けた買いが広がり、終日堅調推移となった。この流れを受けて、シカゴ日経225先物清算値は大阪比260円高の19060円。円相場は1ドル107円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、日経平均は19000円処での底固めが意識されそうである。米国市場の上昇は材料視されようが、東京都で新型コロナウイルスの感染者数が急増していることから、都市封鎖への警戒感も高まっており、ポジションを積極的に積み上げる流れにはならないだろう。 とはいえ、下値では日銀のETF買い入れといった需給面が下支えとして意識されており、売り仕掛け的な動きも出難い。昨日の後場半ばからの急速な下げ幅を縮める動きをみても、需給インパクトの大きさが窺える。また、配当再投資に絡んだ需給はないものの、月末となることもあり、ドレッシング買いへの思惑も下支えとして意識されることになるだろう。 その他、下落基調が続く原油相場であるが、米ロ首脳による電話協議が行われ、エネルギー市場の安定に向けて協力することで一致したと伝えられており、原油相場の落ち着きも期待される。物色の流れとしては、マスク、治療薬、テレワークなど、新型コロナウイルスに関連する銘柄への値幅取り狙いの動きが中心になりやすいだろう。 また、4月からは小学生でプログラミング教育が必修化されるほか、5、6年生で英語が正式教科となる。教育ICT化に関連する銘柄の他、一段とテレワークといった銘柄へも市場の関心が集まりやすいだろう。 ■東電力HD、20/3業績予想、営業利益2170億円 東電力HD<9501>は2020年3月期業績予想を発表。営業利益は前期比30.5%減の2170億円を見込む。コンセンサス(1840-2400億円)の範囲内。純利益は同66%減の790億円になりそうだと発表。東日本大震災で被災した原子力発電所の廃炉に向けた作業費3500億円を災害特別損失に計上し、利益を圧迫する。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(22327.48、+690.70) ・ナスダック総合指数は上昇(7774.15、+271.77) ・シカゴ日経225先物は上昇(19060、大阪比+260) ・1ドル107円80-90銭 ・SOX指数は上昇(1545.31、+56.56) ・VIX指数は低下(57.08、-8.46) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・日米欧の大型財政出動 ・株安局面での自社株買い ・来期の業績回復期待 ・JDI<6740>アップルに白山工場の一部設備売却、工場はシャープに ・三越伊勢丹<3099>三越恵比寿店を来年2月閉店 ・農業総合研究所<3541>台湾進出、国産農産物を輸出・販売 ・塩野義製薬<4507>中国・保険大手と提携、創薬関連で合弁 ・ヤマハ発<7272>自動搬送車両を開発、VBと新会社 ・NEC<6701>姿勢・視線で音楽奏でる、NECがAI楽器、障がい者に演奏体験 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 2月有効求人倍率(予想:1.47倍、1月:1.49倍) ・08:30 2月失業率(予想:2.4%、1月:2.4%) ・08:50 2月鉱工業生産速報(前月比予想:0.0%、1月:+1.0%) <海外> ・10:00 中・3月製造業PMI(予想:44.8、2月:35.7) ・10:00 中・3月非製造業PMI(予想:42.0、2月:29.6) 《SF》
関連銘柄 7件
2,151.5
11/22 15:30
-40(%)
時価総額 839,773百万円
三越と伊勢丹の経営統合で誕生した持株会社。百貨店業、クレジット・金融・友の会業、不動産業等を展開。伊勢丹新宿本店は百貨店の店舗別売上で国内首位。24.3期は伊勢丹新宿本店、三越銀座店の総額売上が過去最高。 記:2024/06/13
3541 東証グロース
260
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 5,727百万円
農家の直売所事業が主力。集荷拠点に農産物を集めて、原則翌日にスーパー等の「産直コーナー」で販売する。産直卸事業も展開。導入店舗数は2000店舗超。登録生産者数は1万名超。累計流通総額は1000億円突破。 記:2024/06/07
4507 東証プライム
2,094.5
11/22 15:30
+35.5(%)
時価総額 1,863,334百万円
製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
6701 東証プライム
12,265
11/22 15:30
-5(%)
時価総額 3,346,505百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6740 東証プライム
20
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 77,608百万円
ディスプレイデバイスメーカー。自動車用ディスプレイの車載向けが主力。スマートウォッチやVR機器等の民生機器用ディスプレイ、医療用モニター等も。eLEAP、HMO、メタバースなどを成長ドライバーに位置付け。 記:2024/10/20
7272 東証プライム
1,335.5
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 1,403,146百万円
二輪車を主力とするランドモビリティ事業が柱。船外機が主力のマリン事業、ロボティクス事業等も。1955年に日本楽器製造(現ヤマハ)から分離独立。海外売上比率が高い。二輪車はインド、ブラジルで強い需要続く。 記:2024/07/04
558.8
11/22 15:30
-2.2(%)
時価総額 898,002百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13