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注目銘柄ダイジェスト(前場):GNI、BEENOS、動物高度医療など

2020/3/23 12:06 FISCO
*12:06JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):GNI、BEENOS、動物高度医療など 日本光電<6849>:3190円(+105円) 大幅続伸。大和証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価は3800円を継続としている。新型コロナウイルスの感染拡大によって、中国や欧州などでの需要増が想定されることを格上げの背景としている。円高進行はマイナス要因だが、影響は需要増で相殺可能と判断。感染拡大に伴う受診抑制や円高進行によるマイナス影響が医療機器セクター内では相対的に小さいと考えられ、株価の上値余地は大きいとみているようだ。 高島屋<8233>:970円(-18円) 反落。20年2月期営業利益は前期比1割減の240億円強になったもようとの観測報道が伝わっている。従来予想の280億円を下回り、一転減益となったようだ。消費税増税の影響が想定よりも大きく、暖冬で利幅の大きい冬物の販売も低調だった。2月は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、インバウンド売上も減少。下振れへの警戒も強かったが、21年2月期のガイダンスにも警戒が続き、あく抜けにはつながっていない。 セレス<3696>:581円(+23円) 大幅反発。先週末に発表した自社株買いの実施が買い材料視される。発行済み株式数の4.51%に当たる50万株、3億円を取得上限としており、取得期間は3月25日から21年3月24日まで。株価が安値圏にある中、リバウンドのきっかけにつながるとの期待感が先行。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行、資本効率の向上を図ることを目的としている。同社の大規模な自社株買いは、上場後初めてになるとみられる。 BEENOS<3328>:754円(+44円) 大幅反発。前週末に発表した自社株買いの実施が買い材料視される。発行済み株式数の7.7%に当たる100万株、8億円を取得上限としており、取得期間は3月23日から20年4月30日まで。高水準の自社株買い実施が当面の需給面での下支えにつながるとの期待が先行へ。自社株買いは、昨年5月に発行済み株式数の0.46%に当たる5.5万株を上限に実施して以来となる。 オイシックス<3182>:1272円(-60円) 大幅に6日ぶり反落。東証の承認を受け、4月9日から上場市場を1部または2部に変更すると発表している。上場区分は30日から4月2日までのいずれかの日に決定する。また、公募による新株発行301万3600株、株式売出し50万株、オーバーアロットメントによる売出し最大52万7000株を実施する。調達資金(手取概算額)の上限約35.4億円は新海老名ステーション稼働に係る設備投資資金などに充てる。 石井表記<6336>:532円( - ) ストップ高買い気配。先週末に20年1月期の決算を発表、営業利益は3.2億円で前期比78.0%減益となった。従来予想の4.6億円を下回る着地に。液晶関連分野の消耗品売上が想定を下回ったほか、客先の量産計画遅れでインクジェットコーターの売上がずれ込んだもよう。ただ、ずれ込み案件の計上もあって、21年1月期は7.1億円で同2.2倍と急回復の見通し。全般的な業績懸念が強まる中、高い業績変化率をポジティブ視する動き先行。 GNI<2160>:1123円(+81円) 大幅に反発。エンドセリンA受容体選択的拮抗薬・ER-000582865について、中国(含む台湾、マカオ、香港)で医薬品として研究・開発・販売するための知的財産権の独占的実施権許諾に関するライセンス契約をエーザイ<4523>と締結したと発表している。ジーエヌアイグループは当該地域での肺動脈性肺高血圧症治療薬としての開発・販売権及び将来的な腎疾患治療薬としての開発・販売に関するオプション権を有するという。 動物高度医療<6039>:1505円(+93円) 大幅に反発。上限10万株(1.8億円)の自社株を取得すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は4.11%。取得期間は23日から4月30日まで。株主への利益還元と資本効率の向上、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とすることが目的。17日に昨年来安値(1331円)まで値下がりしており、底打ち期待も買いを支えているようだ。 《ST》
関連銘柄 9件
2160 東証グロース
2,814
11/22 15:30
-36(%)
時価総額 140,914百万円
中国拠点に新薬探索から臨床開発、製造・販売まで行う。中国に自社製薬工場を保有。IPF治療薬「アイスーリュイ」が主力製品。骨移植関連製品等の医療機器事業も。米国子会社中心に新規開発候補化合物の開発図る。 記:2024/08/05
3182 東証プライム
1,633
11/22 15:30
-14(%)
時価総額 62,100百万円
食品宅配会社。青果物や加工食品、ミールキットなどの高付加価値食品、日用品、雑貨等の宅配を行う。連結子会社にシダックス、移動スーパーのとくし丸など。ORD厚木冷凍ステーションでは作業効率化が順調に進む。 記:2024/10/03
3328 東証プライム
3,445
11/22 15:30
+220(%)
時価総額 46,866百万円
海外向け購入サポートサービス「Buyee」が主力。日本の通販商品の海外発送代行サービス、海外通販サイト「セカイモン」の運営等を手掛ける。グローバルコマース部門では積極プロモーションによる流通拡大図る。 記:2024/08/02
3696 東証プライム
2,640
11/22 15:30
+311(%)
時価総額 31,904百万円
国内最大級のポイントサイト「モッピー」の運営等を行うモバイルサービス事業が主力。DX化支援、ブロックチェーン関連事業等も。モッピーの会員数は525万人超。ブロックチェーン関連はステーキングサービスが順調。 記:2024/06/15
4523 東証プライム
4,650
11/22 15:30
+31(%)
時価総額 1,379,037百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」、不眠症治療剤「デエビゴ」などが主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アルツハイマー病治療剤「レケンビ」に積極的な成長投資実施。 記:2024/10/20
2,200
11/22 15:30
+30(%)
時価総額 6,332百万円
犬・猫向け高度医療を専門に行う総合動物病院(二次診療施設)を展開。画像診断サービス、健康管理機器レンタル・販売サービスも。大阪病院の開院や既存病院の成長で初診件数は増加傾向。既存施設の診療能力増強図る。 記:2024/06/28
6336 東証スタンダード
511
11/22 15:30
+3(%)
時価総額 4,178百万円
自動車内装部品等のデバイス事業、プリント基板製造装置等の装置事業、インクジェット事業を展開。液晶向け大型PIインクジェットシステムで世界シェアトップクラス。新規需要取り込みで液晶パネル製造装置は販売順調。 記:2024/10/25
6849 東証プライム
2,163
11/22 15:30
-11.5(%)
時価総額 369,791百万円
医用電子機器メーカー。国内で唯一AEDを製造。脳波計、生体情報モニタなどで国内トップシェア。医療機器の設置工事、保守サービス等も。総還元性向35%以上目安。製品競争力の強化、北米事業の成長等に注力。 記:2024/06/29
8233 東証プライム
1,201.5
11/22 15:30
-2.5(%)
時価総額 393,677百万円
大手百貨店。日本橋、新宿、大阪、京都などに大型店を有す。海外はシンガポール、ベトナム、タイなどで店舗展開。商業開発業や建装業、金融業等も。27.2期営業利益600億円目標。事業ポートフォリオの最適化図る。 記:2024/10/24