トップ
お知らせ
ソーシャルレポーター
マーケット速報
おすすめ銘柄
テーマ
人気ニュース
スクリーニング
IR時系列一覧
ランキング
イベントスケジュール
株~企業情報・おすすめ銘柄
会員登録
ログイン
アカウント
ログアウト
マーケット
日経平均
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
NYダウ
11/22
44,296.51
+888.04
お気に入り銘柄
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 21:56:27
15,267,382
フィスコポイント
詳しくはこちら
保有フィスコポイント数
今月フィスコポイント数
[New]
個別ポイント管理情報
日米の金融脆弱性【フィスコ世界経済・金融シナリオ分析会議】
2020/3/16 10:01
FISCO
Twitter_Logo_Blue
ツイート
flogo_RGB_HEX-144
シェア
*10:01JST 日米の金融脆弱性【フィスコ世界経済・金融シナリオ分析会議】 3月15日(米国時間)にFRBは1%の緊急利下げを敢行、日欧米の6中銀は「グローバルな米ドル流動性供給を拡充するための中央銀行の協調行動」で、金融不安回避に向けた取り組みを強化した。リーマンショック当時は金融不安が実体経済の需要を蒸発させたが、今回のコロナショックでは実体経済の需要蒸発が金融不安を引き起こすのかが注目される。以下では日米の金融脆弱性を確認してみよう。 日銀が2019年10月に発行した「金融システムレポート」では、リーマンショック時と同程度の株価下落と円高・ドル安、内外金利の低下が生じ、海外経済も当時と同様、大幅に減速することを前提とした「テールイベント・シナリオ」のもとで、国際統一基準行、国内基準行(銀行)、国内基準行(信用金庫)のいずれの業態においても3年連続で赤字が続く姿が示されている。自己資本比率も相応に低下するが、いずれの業態においても平均的には規制水準を上回る水準を確保できるとした。その一方で、(1)不動産の過熱感、(2)邦銀のレバレッジドローンの拡大、(3)金融機関による外債残高や投資信託残高の増加、(4)CLO投資、などに関心が寄せられている。 一方、FRBは2019年11月に「Financial Stability Report」を発行している。その中では、米国非金融民間部門の信用GDP比率はほぼ横ばいであるが、企業部門は上昇傾向にあることが示された。銀行の対自己資本で見た資産規模はほぼトレンド線上で推移しており、投資銀行のレバレッジはリーマンショック前ほど高くはない。その一方、保険会社のレバレッジは過去平均程度には上昇している。ヘッジファンドのレバレッジは中央値では横ばいであるが、平均値は着実に上昇傾向にあり、一部のヘッジファンドのレバレッジが高まっていることが示唆されている。 (株式会社フィスコ 中村孝也) 《SI》
関連記事
3/16 9:57 FISCO
東京為替:ドル・円は106円台後半で推移し、下げ渋る展開
3/16 9:05 FISCO
個別銘柄戦略:JXTGやアンリツに注目
3/16 8:50 FISCO
前場に注目すべき3つのポイント~本気になった米国の対応を評価、日銀の動向に注目
3/16 8:40 FISCO
マザーズ先物見通し:乱高下、FRB緊急利下げも材料出尽くしか
3/16 8:37 FISCO
今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆119円を挟んだ水準で推移し、上げ渋る状態が続く見通し