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米国株見通し:上昇か、前週の記録的な下落をある程度修正も

2020/3/2 17:29 FISCO
*17:29JST 米国株見通し:上昇か、前週の記録的な下落をある程度修正も (17時10分現在) S&P500先物    3,010.62(+59.62) ナスダック100先物   8,638.25(+184.25) グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は大幅高、NYダウ先物は560ドル超上げて推移。NY原油先物(WTI)も反発し、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。 2月28日はまちまち。S&Pは7日続落となったほか、NYダウは一時1000ドル超も下げた。ただ、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が声明を発表し、追加利下げの可能性を示唆すると株価は下げ幅を縮小し、ナスダックはプラス圏で取引を終えた。とはいえ1週間の下げとしてはリーマン・ショック時に並び、新型コロナウイルスの感染拡大による市場の混乱が続いた。 今晩は主要国の政策期待が株価を押し上げそうだ。経済指標では、ISM製造業景況指数が焦点。想定外の伸びを示した前回1月分を小幅に下回ると予想されるが、50以上を維持できれば関連セクターを中心に買戻しが強まり、指数をある程度押し上げよう。ただ、先行き不透明感から、買い一巡後は伸び悩む展開が想定される。なお、個別銘柄では決算発表のクエーカー・ケミカルやオメロス。ウィルスコットなどが注目される。 《TY》