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前場に注目すべき3つのポイント~米国株は連日の急落、日経平均は22000円での攻防に

2020/2/26 8:51 FISCO
*08:51JST 前場に注目すべき3つのポイント~米国株は連日の急落、日経平均は22000円での攻防に 26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:米国株は連日の急落、日経平均は22000円での攻防に ■前場の注目材料:U.S.M.H、20/2下方修正 営業利益85.0億円←127億円 ■クボタ、設備投資が過去最大、今期計画1150億円 ■米国株は連日の急落、日経平均は22000円での攻防に 26日の日本株市場は、欧米市場の下落が続く中、波乱の相場展開になりそうだ。前日に1000ドルを超える下落となったNYダウの動向が注目されていたが、25日の米国市場では連日の急落となり、NYダウは879ドル安となった。 世界でまん延する新型コロナウイルスが米国でも広がるとの懸念が強まっており、米景気と企業業績への悪影響が警戒され、銀行や資本財など景気敏感株を中心に幅広い銘柄が売られた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比605円安の22065円となり、安いところで21890円(円建て)まで下げ幅を広げる局面もみられた。円相場は1ドル110円10銭台で推移している。欧州市場も軒並み下落となり、連日でのギャップダウンスタートを余儀なくされそうだ。 日経平均の22000円割れは余儀なくされるとみられていたが、前日のグローベックスの米株先物ではNYダウが200ドル程度の上昇で推移していたこともあり、センチメントを悪化させることになりそうである。 また、半導体株ではエヌビディアやマイクロンテクノロジーにアナリストによる格下げが観測されており、エヌビディアが4%超、マイクロンテクノロジーは5%を超える下落となっている。国内ではアドバンテスト<6857>に格下げが観測されており、これまで日経平均のリード役であった半導体株からの資金流出が警戒されやすいところである。 昨日は東エレク<8035>が2%を超える下落だったが、上昇する75日線を支持線としたトレンドは維持しており、75日線からは下落幅を縮めていた。改めて支持線をトライする格好となり、これを割り込んでくるようだと、ハイテクセクターへの利益確定の流れが強まりやすくなりそうである。 物色は新型肺炎に関連する銘柄等の選別物色が続きやすく、テレワークなどの肺炎拡大で需要が見込まれる銘柄への資金流入が継続しそうである。そのほか、巣ごもり関連としての、ゲーム株などにも関心が広がりをみせてきそうである。また、昨日強い値動きをみせていた富士フイルム<4901>の動向も注目されやすいだろう。 ■U.S.M.H、20/2下方修正 営業利益85.0億円←127億円 U.S.M.H<3222>は2020年2月期の業績予想の修正を発表。売上高は従来の7100億円から6895億円、営業利益は127億円から85億円に下方修正。ドラッグストアやコンビニエンスストアなど別の業態との競争が激しくなっているほか、不採算店の減損損失も膨らんでいる。また、販売の不振に加えて、人件費や物流費などコストの上昇により採算が悪化する。 ■前場の注目材料 ・米長期金利は低下 ・新型肺炎で追加金融緩和期待 ・日銀のETF購入 ・株安局面での自社株買い ・来期の業績回復期待 ・クボタ<6326>設備投資が過去最大、今期計画1150億円 ・トヨタ自<7203>新型肺炎/中国全工場再開、生産量は半分 ・ホンダ<7267>来月下旬にフィリピン工場閉鎖 ・住友重<6302>英新興に出資、液化空気貯蔵で蓄電池事業 ・JDI<6740>“仮想訓練場”提供、液晶パネル依存から脱却 ・日通<9062>WCPと5Gでスマート物流、トラック荷室可視化 ・日本航空<9201>代替航空燃料製販の事業性調査、丸紅など3社と ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 11件
894
5/2 15:00
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時価総額 117,723百万円
大手スーパーマーケット会社。首都圏で「マルエツ」や「カスミ」、「マックスバリュ関東」を展開。グループ店舗数は532店舗。来店客数は回復傾向。1点単価は上昇。売上原価は減少。24.2期3Qは2桁営業増益。 記:2024/01/27
3,413
5/2 15:00
+44(%)
時価総額 4,245,352百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
6302 東証プライム
4,332
5/2 15:00
-60(%)
時価総額 532,424百万円
総合重機大手。減・変速機や射出成形機に強み。半導体装置や建機なども。24.12期は営業益反落計画も為替想定1ドル135円。物流・建設関連の受注残も豊富。新中計では26.12期に営業益1000億円を目指す。 記:2024/04/12
6326 東証プライム
2,507
5/2 15:00
-13(%)
時価総額 3,009,019百万円
農業機械で世界有数。ダクタイル鉄管や水処理システム、小型建機、芝刈り機、空調機器なども展開。フランスの農作業機器メーカーBCT社をグループ化。北米の住宅やインフラ開発需要を取入れ、23.12期は利益急伸。 記:2024/03/30
6740 東証プライム
20
5/2 15:00
-1(%)
時価総額 77,608百万円
ディスプレイデバイスメーカー。スマホや車載、医療向けに中小型液晶ディスプレイを開発。24.3期2Qはスマートウォッチ・VR等が増収。新モデル向けスマートウォッチ用OLEDディスプレイなどの販売が増加。 記:2024/01/16
6857 東証プライム
5,107
5/2 15:00
-35(%)
時価総額 3,912,825百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7203 東証プライム
3,581
5/2 15:00
-24(%)
時価総額 58,423,968百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7267 東証プライム
1,783
5/2 15:00
-4.5(%)
時価総額 9,689,330百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
8035 東証プライム
35,010
5/2 15:00
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時価総額 16,511,871百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9062 東証1部
6,910
12/28 15:00
-10(%)
時価総額 663,360百万円
総合物流最大手。トラック・海上・鉄道等の運輸事業を展開。国内首位の倉庫面積、引っ越しでもトップ級。セルビアで日系フォワーダーとして初の支店開設。全セグメント好調により、中間期(決算期変更)は大幅増収増益。 記:2021/11/13
9201 東証プライム
2,753
5/2 15:00
-45(%)
時価総額 1,203,457百万円
大手航空会社。国内線や国際線、LCC、貨物輸送の航空運送、旅客サービス、空港内地上サービス等を提供する。今期3Q累計は国際旅客収入が増加した。国内旅客収入は単価が上振れ。航空燃油費等の増加を吸収した。 記:2024/04/03