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後場に注目すべき3つのポイント~10-12月期GDP速報値の悪化を嫌気、売り一巡後のマド埋めに注目

2020/2/17 12:42 FISCO
*12:42JST 後場に注目すべき3つのポイント~10-12月期GDP速報値の悪化を嫌気、売り一巡後のマド埋めに注目 17日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は下落、10-12月期GDP速報値の悪化を嫌気、売り一巡後のマド埋めに注目 ・ドル・円は下げ渋り、日本の弱いGDPを嫌気も中国株高を材料視 ・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はアドバンテスト<6857> ■日経平均は下落、10-12月期GDP速報値の悪化を嫌気、売り一巡後のマド埋めに注目 日経平均は下落。150.56円安の23537.03円(出来高概算6億1000万株)で前場の取引を終えた。新型コロナウイルスによる肺炎への警戒感を一段と強めているなか、こう着感の強い相場展開が続くとの見方がコンセンサスであったが、寄り付き前に発表された10-12月期の国内総生産(GDP)速報値の悪化が嫌気された。 ギャップスタートから23500円を下回って始まった日経平均は、その後23335.99円まで下げ幅を広げる局面をみせている。ただ、前引けにかけては次第に買い戻しの流れが優勢となり、下げ幅を縮めてきていた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1800を超えており、全体の8割を占めている。セクターでは空運の下落率が2%を超えた他、金属製品、海運、食料品、倉庫運輸、精密機器、鉄鋼が軟調。半面、ゴム製品、水産農林が小じっかりだった。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、アドバンテスト<6857>、TDK<6762>、テルモ<4543>、キリンHD<2503>、東エレク<8035>が軟調。一方で、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>がしっかり。 寄り付き前段階では225先物は比較的底堅く推移していたが、10-12月期の国内総生産(GDP)速報値が短期筋の売り仕掛けに向かわせた格好であろう。実質の季節調整値で前期比1.6%減、年率換算で6.3%減だった。コンセンサスは年率で3.9%減だったこともあり、予想以上の悪化に対してアルゴが働いたようである。 とはいえ、日本経済は5四半期ぶりのマイナス成長に沈んだが、足元では新型コロナウイルスによる感染拡大に伴う経済への影響が警戒されていることもあり、一段の悪化が不安視されている中では、その後のショートカバーの勢いも期待しづらいところではある。 日経平均は、ギャップスタートとなったことで、上にアイランドリバーサル形状を残す格好となり、直近の上昇でシグナル好転をみせていたが、一転、シグナルが悪化する可能性もある。一先ず75日線レベルでの下げ止まりをみせてきており、長い下ヒゲを残している。先週末の安値が23600円処に位置しており、ますはマドを埋めてくることが出来るかが注目される。25日線レベルが上値抵抗として意識されるとみられるが、マドを埋めることが出来れば、幾分センチメントは改善するだろう。 ■ドル・円は下げ渋り、日本の弱いGDPを嫌気も中国株高を材料視 17日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。日本の国内総生産(GDP)が低調な内容となったほか、国内の新型ウイルス感染拡大が意識され、円買い主導で一時109円72銭まで下落。ただ、上海総合指数など中国株が全般的に堅調地合いとなり、リスク回避的な円売りを抑制しドルは小幅に値を戻した。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円72銭から109円88銭、ユーロ・円は118円91銭から119円12銭、ユーロ・ドルは1.0834ドルから1.0843ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・重松製作所<7980>、新内外綿<3125>など、13銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はアドバンテスト<6857> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・西村経済再生相 「新型ウイルスによる影響には注意が必要」 「消費増税前の駆け込みと反動減は前回増税時ほどではなかったと考えられる」 【経済指標】 ・日・10-12月期GDP1次速報:前期比年率-6.3%(予想:-3.8%、7-9月期:+1.8%) <国内> 特になし <海外> ・米国休場(プレジデンツデー) 《HH》
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2503 東証プライム
2,124.5
11/22 15:30
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時価総額 1,941,793百万円
国内ビール2強の一角であるキリンビール、キリンビバレッジ、メルシャンを傘下に収める持株会社。ビールは「一番搾りブランド」が主力。医薬事業、ヘルスサイエンス事業等も展開。ファンケルへのTOBは成立。 記:2024/10/05
3125 東証2部
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7/19 15:00
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時価総額 1,152百万円
シキボウ系列の繊維会社。小ロット・多品種・短納期生産販売システムに強み。スポーツ用途を強化し、抗ウイルスマスクのEC販売に注力。受注減もあり21.3期は停滞。シキボウによる完全子会社化で7月に上場廃止へ。 記:2021/05/27
4543 東証プライム
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医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
6367 東証プライム
18,295
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時価総額 5,362,521百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6762 東証プライム
1,875.5
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-6.5(%)
時価総額 3,645,709百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6954 東証プライム
4,114
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時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7980 東証スタンダード
821
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時価総額 5,911百万円
防塵・防毒マスクなどの労働安全衛生保護具を製造・販売。筆頭株主のエアウォーター防災が生産する自給式呼吸器の販売も。新型コロナ対策向けマスクは受注減。順調な受注にる増収効果で原材料費高騰をこなす。 記:2024/09/21
8035 東証プライム
22,250
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時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
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+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
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時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17