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注目銘柄ダイジェスト(前場):OTS、三洋貿易、WSCOPEなど

2020/1/17 12:01 FISCO
*12:01JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):OTS、三洋貿易、WSCOPEなど ロゼッタ<6182>:4395円(+210円) 大幅に3日続伸。日本法務システム研究所(東京都文京区)と業務提携契約を締結し、法務部門を支援するリーガルテックAIツール・翻訳機能付き契約書エディタ「LAWGUE T-4OO」を共同開発したと発表している。20日にサービス提供を開始する。また、投資に関する説明会を開催しており、説明資料で「T-4OOを超えた別次元の次世代AI翻訳」を2月にリリースする予定と明らかにしたことも買い材料視されているようだ。 ヤマトHD<9064>:1916円(+87円) 大幅反発。第3四半期累計営業利益は500億円台半ばと、前年同期比3割弱減ったもようとの観測報道が伝わっている。大口顧客離反の状況が解消できず、宅配便の取扱数が減少したようだ。昨年10月末に620億円にまで下方修正していたが、この水準も下回るもよう。ただ、市場コンセンサスは580億円程度で、下方修正値からの下振れ自体は想定されていたため、短期的な悪材料出尽くしと受け止められているもよう。 WSCOPE<6619>:1084円(-58円) 大幅反落。前日に19年12月期の配当予想の修正を発表している。期末配当金は従来2.5円を予定していたが、損失計上による自己資本の毀損を考慮して無配にするとしている。また、自社韓国工場への招待を行っていた株主優待も実施を見送るようだ。配当・優待見送りに失望感も先行するほか、目先の業績動向に対する警戒感にもつながる形に。 THK<6481>:3205円(+100円) 大幅反発。みずほ証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も2300円から3900円にまで引き上げている。20年12月期上期が業績ボトムとなり、下期以降に改善が始まると予想されることから、20年12月期のガイダンス発表で悪材料は出尽くしと判断しているもよう。業績回復が遅れた分、21年12月期には増益率がカバレッジ内でも上位になると考えているようだ。 三洋貿易<3176>:2754円(+224円) 急反発。前日に株式分割の実施を発表しており、買い材料視される展開になっている。1月末を基準日として1対2の株式分割を実施、株式の流動性向上による投資家層の拡大を図ることが目的としている。流動性リスクの低下に伴い、連続増益基調が続くなど好ファンダメンタルズの見直しにつながっていくとの期待も先行へ。 東エレク<8035>:25135円(+85円) 続伸。前日に台湾TSMCが10-12月期の決算を発表、純利益はもっとも強気のアナリスト予想を上回ったほか、1-3月期の売上高見通しもレンジ下限水準が市場予想を上回るものとなっている。また、20年通年の設備投資計画も強気なものとなっており、前日の米国市場では半導体関連株が堅調な動き。東京市場でも同社やSCREEN<7735>、SUMCO<3436>など半導体関連が買い先行の展開になっている。 OTS<4564>:96円(+11円) 大幅に続伸。第30回新株予約権4万3049個(430万4900株)が大量行使されたと発表している。発行総数の14.69%に相当する。大量行使で将来の株式価値の希薄化懸念後退を先取りした動きが出ているほか、塩野義製薬<4507>にライセンスアウトしているがん特異的ペプチドワクチンの食道がん患者を対象とした第3相臨床試験で、マイルストーン発生を前日に公表したことも引き続き買い材料視されているようだ。 菊池製作所<3444>:1139円(-14円) 昨年来高値。20年4月期第3四半期に持分変動利益1.05億円を特別利益に計上すると発表している。持分法関連会社が第三者割当による増資を行ったことに伴う措置。20年4月期業績に与える影響は現在精査中で、業績予想に変更が生じた場合は速やかに知らせるとしている。同社の純利益予想は前期比83.2%減の1.54億円。持分変動利益の計上で上方修正される可能性が高いとの見方から、買いが入っているようだ。 《ST》
関連銘柄 11件
3176 東証プライム
1,516
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-22(%)
時価総額 43,976百万円
合成ゴムや化学品、自動車用内装部品等を扱う商社。旧三井物産神戸支店の有志によって1947年に設立。米国、中国、タイなどに海外拠点。28.9期営業利益90億円目標。新規事業への投資等で新規ビジネス開拓図る。 記:2024/10/03
3436 東証プライム
1,253
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時価総額 438,769百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
3444 東証スタンダード
303
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時価総額 3,738百万円
精密機器や電気機器、自動車部品向けの試作・金型製品等の製造・販売を行う。装着型ロボットやドローン等のフィールドロボットの開発も手掛ける。ロボット・装置関連製品では受託開発、受託製造の引き合いが拡大傾向。 記:2024/06/03
4507 東証プライム
2,094.5
11/22 15:30
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時価総額 1,863,334百万円
製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
32
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 8,693百万円
がん分子標的治療薬の開発に適した標的遺伝子を同定し、創薬研究や開発を行う。遺伝子解析サービスなども手掛ける。高い技術力が強み。NIBIOHNとAIを活用した創薬基盤の開発と応用で共同研究契約締結。 記:2024/10/20
6182 東証グロース
759
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+17(%)
時価総額 8,264百万円
AI自動翻訳などを手掛けるAI事業が主力。業種特化の専門文書の翻訳に強み。プロ翻訳者による業務受託、メタバース事業等も手掛ける。生成AI「Metareal AI」プロジェクトの早期業績寄与を目指す。 記:2024/08/06
6481 東証プライム
3,590
11/22 15:30
+115(%)
時価総額 466,187百万円
機械要素部品メーカー。直動案内部品「LMガイド」、ボールスプライン、ボールねじ等を手掛ける。LMガイドは世界トップシェア。免震装置等も。配当性向は30%基本。グローバル展開等で製品市場の拡大を図る。 記:2024/08/10
6619 東証プライム
327
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 18,031百万円
リチウムイオン二次電池用セパレータの製造、販売を行う。イオン交換膜事業等も手掛ける。売上構成比は車載向けが6割超。欧米、アジア地域のEV用電池メーカーなど新規顧客開拓図る。製品競争力の強化等にも注力。 記:2024/07/28
9,067
11/22 15:30
-31(%)
時価総額 921,117百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9064 東証プライム
1,726
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 622,216百万円
宅配便国内最大手。クロネコヤマトの宅急便のヤマト運輸を中核とする持株会社。クロネコメンバーズの登録者数は5000万人超。宅急便ネットワークの強靭化図る。27.3期営業利益1200〜1600億円目標。 記:2024/06/07