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薬味多めで:5G関連銘柄の中でも割安銘柄を徹底分析【FISCOソーシャルレポーター】

2020/1/15 14:09 FISCO
*14:09JST 薬味多めで:5G関連銘柄の中でも割安銘柄を徹底分析【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの薬味多めで氏(ブログ「個人投資家最前線」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2020年1月9日7時00分に執筆 モバイル通信からIoT、自動運転と様々な分野で今後注目を集める5G関連銘柄。一昨年から度々株式市場でもテーマ株として話題となりましたが、今年は日本でも5Gの商用利用が開始される予定です。 株式市場でも今年前半あたりに改めて意識されてくると思いますが、業績への反映を考えると銘柄によっては息の長いテーマになる可能性があります。 そこで本日は、5G関連銘柄の中でも中·長期的に恩恵を受けそうな割安銘柄を探してみたいと思います。 ■第5世代移動通信システム(5G)の特徴 5Gの主な特徴といえば、「高速大容量」「超低遅延」「同時多数接続」などがあげられます。スマホなどモバイル通信での大容量動画の送受信や、僅かな通信遅延も許されない自動運転技術の通信手段、IoT分野でのメインインフラなど多方面での技術の活用が期待されています。 5G通信になると現状の4Gにおける通信速度の約100倍(理論値)になるといわれており、すでに米国や韓国の一部では実際の商用利用が始まっています。 ■まだまだ割安水準にある注目の5G関連銘柄 今回銘柄をスクリーニングするにあたって、「ミックス係数22.5ポイント以下」「業績が安定」「配当利回り2%以上」の3条件でピックアップしてみると、以下の銘柄がヒットしました。 以下、ミックス係数は実績PER×実績PBR、株価は1月8日終値で算出しています。 ▽日本電気硝子<5214> ・ミックス係数:6.70 ・予想配当利回り:4.68% 背面カバー向け素材など、5G関連製品を投入中。 ▽古河電気工業<5801> ・ミックス係数:5.16 ・予想配当利回り:3.11% 20.3期までに光ファイバーの生産能力を17.3期比で倍増させる計画。 ▽タツタ電線<5809> ・ミックス係数:11.84 ・予想配当利回り:2.87% 電磁波遮蔽フィルムでスマホ関連株の一角。 ▽ツガミ<6101> ・ミックス係数:15.31 ・予想配当利回り:2.25% 5G基地局関連設備に使うコネクターの部品加工用の自動旋盤などを製造。 ▽協立電機<6874> ・ミックス係数:6.86 ・予想配当利回り:2.09% IoTを活用した設備投資の増大により各種検査装置が好調などにより、インテリジェントFAシステム事業が順調に推移。 ▽西川計測<7500> ・ミックス係数:13.80 ・予想配当利回り:2.28% 制御・情報機器システムを中心に計測器や分析機器などを取り扱う専門商社。 ■5G関連銘柄のまとめ 6銘柄紹介しましたがいかがでしたでしょうか?個人的には、日本電気硝子が非常に気になっております。 5Gは目の前にサービス開始が差し迫ったスマートフォンの通信サービスに目が行きがちですが、本命は自動運転やIoT、FA関連など私達の生活や産業全般に非常に大きなインパクトを与えそうな通信インフラになるのではと思います。 息の長いテーマだけに、今後も継続してウォッチしていきたいテーマとなりそうです。 毎日執筆中のブログでは、チャート画像付きで株式市場で注目されているテーマ株や個別株などの分析を行っています。 一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。 ---- 執筆者名:薬味多めで ブログ名:個人投資家最前線 《SF》
関連銘柄 6件
5214 東証プライム
3,629
5/17 15:00
-34(%)
時価総額 361,169百万円
FPD用ガラスや自動車部品用ガラス繊維で高シェア。電子デバイス用ガラスや耐熱ガラスも。23.12期3Q累計は下期に入り医薬用管ガラスや耐熱ガラスの需要が更に軟化。FPD用ガラスやガラス繊維も低迷を脱せず。 記:2024/01/15
5801 東証プライム
3,881
5/17 15:00
-75(%)
時価総額 274,259百万円
国内電線大手。光ファイバ・ケーブルで世界トップ。リチウムイオン電池材料やHDD用アルミ基板でも世界首位級。地中埋設管「エフレックス」を100%再生材化。情報通信ソリューションが伸び悩み、3Q累計は足踏み。 記:2024/03/29
5809 東証プライム
716
5/17 15:00
+2(%)
時価総額 50,232百万円
ENEOS系列の電線メーカー。電磁波シールドフィルムや導電性ペーストなどの電子材料が稼ぎ頭に。ENEOSHDが完全子会社化に向けたTOBを実施予定も中国当局の審査が進まず。24.3期3Q累計は増収増益に。 記:2024/02/08
6101 東証プライム
1,488
5/17 15:00
+38(%)
時価総額 74,400百万円
工作機械メーカー。国内や中国を中心に、自動旋盤や研削盤、マシニングセンタ、転造盤等を製造、販売する。今期3Q累計は中国市場をはじめとした調整局面の長期化が影響した。研究開発費や海外新工場への投資も重し。 記:2024/01/31
6874 東証スタンダード
3,340
5/17 15:00
±0(%)
時価総額 14,592百万円
自動化システム等のインテリジェントFAシステム事業、IT制御・科学測定事業が柱。インテリジェントFAシステム事業は堅調。IoT活用の生産管理システム、各種検査装置などが好調。24.6期2Qは増収増益。 記:2024/04/14
7500 東証スタンダード
7,220
5/17 11:30
+170(%)
時価総額 24,779百万円
制御機器や計測機器、分析機器の専門商社。国内外の1000社を超えるメーカーの製品を扱う。自動車関連では次世代モビリティ開発案件が増加。増収効果や販管費の減少等により、24.6期2Q累計は大幅増益。 記:2024/02/24