マーケット
7/5 15:15
40,912.37
-1.28
39,375.87
+67.87
暗号資産
FISCO BTC Index
7/6 23:05:45
9,175,627
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~閑散に「中小型株相場」到来?

2019/12/25 12:49 FISCO
*12:49JST 後場に注目すべき3つのポイント~閑散に「中小型株相場」到来? 25日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は3日ぶり小幅反落、閑散に「中小型株相場」到来? ・ドル・円はもみ合い、109円40銭付近でこう着 ・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位は東エレク<8035> ■日経平均は3日ぶり小幅反落、閑散に「中小型株相場」到来? 日経平均は3日ぶり小幅反落。23.86円安の23806.72円(出来高概算3億8000万株)で前場の取引を終えている。 24日の米株式市場でNYダウは4日ぶりに反落し、36ドル安となった。午後1時までの短縮取引で、翌25日にクリスマスの祝日を控え利益確定売りが優勢だった。ただ、ナスダック総合指数は小幅ながら10日続伸し、連日で過去最高値を更新した。本日の日経平均もNYダウが下落した流れを引き継いで16円安からスタートすると、小安い水準でもみ合う展開。クリスマスの祝日で海外投資家の取引参加が減り、動意薄の展開が続くなかで散発的に利益確定の売りが出た。日経平均のここまでの高値は23824.85円(5.73円安)、安値は23799.86円(30.72円安)、上下の値幅は25円ほどと前日以上にこう着感が強かった。東証1部の値下がり銘柄は全体の7割弱、対して値上がり銘柄は2割強となっている。 個別では、売買代金トップのソフトバンクG<9984>がさえない。副最高執行責任者(COO)の退任観測が報じられた日産自<7201>は2%超の下落。JT<2914>、ソニー<6758>、プレサンス<3254>などは小安い。前日に決算発表したしまむら<8227>やスギHD<7649>、在庫を過大計上した疑いで第三者委員会を設置すると発表したJDI<6740>は急落し、石川製<6208>などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。一方、任天堂<7974>やファーストリテ<9983>はしっかり。アドバンテス<6857>は2%高となっている。中小型株が東証1部売買代金上位に多く顔を出しており、日本通信<9424>やレーザーテク<6920>は堅調。新規アプリへの期待が続くボルテージ<3639>や決算が好感されたストライク<6196>は大きく値を飛ばした。また、一部証券会社の投資判断引き上げが観測されたサムコ<6387>はストップ高水準での買い気配が続いている。セクターでは、水産・農林業、鉄鋼、パルプ・紙などが下落率上位で、その他も全般軟調。医薬品、その他製品、情報・通信業の3業種のみ小幅に上昇した。 本日はクリスマスの祝日で多くの海外市場が休場となる。ここまでの東証1部売買代金は5000億円あまり。前日は1日を通じ1兆2861億円と今年最低だったが、本日はこれを下回る可能性が高い。日経平均の値幅も極めて小さく、動意薄のため多くの市場参加者が早々に休暇に入ったことを窺わせる。前日に当欄で述べたとおり、今週は特段大きなイベントも予定されておらず、日経平均は24000円手前でのもち合いが続くとみられる。決算発表のしまむらやスギHDが売られているが、小売企業の決算などに個別対応していく格好となるだろう。 ただ、東証1部売買代金上位にボルテージやストライクといった中小型株が多く顔を出しており、個人投資家の物色は比較的活発のようだ。新興市場ではマザーズ指数が連日で1%超の上昇。本日、新規上場したAIinside<4488>やWDBココ<7079>は買い気配のまままだ初値を付けていない。26日の年内受渡し最終取引日を通過後、年末要因による売り一巡での中小型株高が期待されているが、これを先取りする動きも出てきているだろう。年末年始の個人投資家主体での中小型株相場が早くも到来した可能性がある。 ■ドル・円はもみ合い、109円40銭付近でこう着 25日午前の東京市場でドル・円はもみ合い。日本株や中国株の軟調地合いでやや円買いに振れやすいものの、押し目買い観測で底堅さが目立った。 日経平均株価や上海総合指数はマイナス圏で推移したが、米中貿易協議の進展期待を背景に円売りに振れやすい地合いが続く。ドル・円は109円20銭付近の押し目買いが意識され、底堅い値動きとなった。 ランチタイムの日経平均先物はマイナス圏で推移し、日本株安継続を見込んだ円買いに振れやすい地合い。ただ、クリスマス休暇入りに伴う休場で取引は薄く、引き続きドルは下げづらい展開が見込まれる。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円37銭から109円42銭、ユーロ・円は121円16銭から121円37銭、ユーロ・ドルは1.1081ドルから1.1090ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・アズ企画設計<3490>、 サムコ<6387>など、11銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位は東エレク<8035> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・トランプ米大統領 「米国は中国とうまくやっている」 「北朝鮮問題の解決、成功させる」 「米中部分貿易合意、あとは署名のみ」 「いずれ、習国家主席と正式な署名式をおこなう」 「北朝鮮の挑発うまく対処」 ・SAFE副局長 「米中の第1段階貿易合意、外為市場の均衡に寄与」 【経済指標】 米・12月リッチモンド連銀製造業指数:‐5 (予想:1、11月:-1) <国内> 特になし <海外> ・李中国首相と安倍首相が会談 ・クリスマス休場:NZ、豪、香港、シンガポール、インド、独、仏、スイス、英、南ア、米、カナダ、ブラジルなど 《HH》
関連銘柄 21件
2914 東証プライム
4,418
7/5 15:00
-58(%)
時価総額 8,836,000百万円
大手たばこメーカー。未開放の中国市場を除けば世界トップ3級。世界で複数のタバコブランドを展開し、国内では紙巻たばこと加熱式たばこに注力。医薬品や加工食品も事業領域。23.12期売上収益は過去最高を更新。 記:2024/02/23
3254 東証スタンダード
1,950
7/5 15:00
-27(%)
時価総額 135,010百万円
投資用分譲マンションやファミリー分譲マンションの開発、販売等を行う。近畿圏、東海・中京圏などが主要販売エリア。オープンハウスグループ傘下。不動産販売事業はプレサンス堺筋本町エグゼブラン等の販売が順調。 記:2024/05/16
3490 東証スタンダード
2,519
7/5 15:00
+2(%)
時価総額 2,796百万円
中古物件を購入し、価値を高めた上で投資家に販売する不動産販売事業が主力。不動産賃貸事業、不動産管理事業も。ファンドクリエーションと業務提携。販売用不動産在庫を積み増し。取扱物件の大型化等を進める。 記:2024/06/07
3639 東証スタンダード
258
7/5 15:00
-3(%)
時価総額 1,681百万円
恋愛と戦いのドラマをテーマにしたコンテンツ制作会社。女性向けアプリが中心。関連イベントや電子書籍も手掛ける。24.6期2Q累計は電子コミック・コンシューマが増収。Switch向けタイトルが売上貢献。 記:2024/02/24
4488 東証グロース
4,810
7/5 15:00
+15(%)
時価総額 19,230百万円
AIを活用したクラウド型の手書き文字認識ツールを開発・販売。AI-OCRサービス「DX Suite」を企業へ提供。OEM提供も。生成AIによる機能強化を実施。リカーリング型モデルは売上拡大。 記:2024/06/09
6196 東証プライム
4,525
7/5 15:00
-50(%)
時価総額 87,577百万円
独立系M&A仲介会社。譲渡希望先と買収希望先のマッチングにより事業承継中心のM&A仲介事業を展開。ネットを活用した仲介サービスに定評。南九州エリアを強化。成約案件の大型化もあり、24.9期1Qは利益急伸。 記:2024/02/23
6208 東証スタンダード
1,862
7/5 15:00
-38(%)
時価総額 11,891百万円
段ボール製函印刷機や段ボール重量包装機、合撚糸機などの製造販売を行う。機雷等の防衛機器も手掛ける。レンゴーが筆頭株主。アフターサービスや製品カスタマイズ、専用設計に強み。健康経営優良法人2024に認定。 記:2024/04/29
6387 東証プライム
4,175
7/5 15:00
+40(%)
時価総額 33,580百万円
電子部品製造装置メーカー。薄膜技術をコアに、CDV装置やエッチング装置、洗浄装置を展開。電子部品分野やヘルスケア関連分野は売上伸び悩むが、主力の化合物半導体分野などは好調。24.7期2Qは増収増益。 記:2024/04/09
6740 東証プライム
18
7/5 15:00
±0(%)
時価総額 69,847百万円
ディスプレイデバイスメーカー。自動車用ディスプレイの車載向けが主力。スマートウォッチやVR機器等の民生機器用ディスプレイ、医療用モニター等も手掛ける。超高輝度1600nitsノートPC用eLEAPを開発。 記:2024/04/30
6758 東証プライム
13,985
7/5 15:00
+70(%)
時価総額 17,636,232百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6857 東証プライム
6,631
7/5 15:00
-145(%)
時価総額 5,080,467百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
34,290
7/5 15:00
-150(%)
時価総額 3,233,067百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7079 東証グロース
3,520
7/5 13:17
+5(%)
時価総額 8,409百万円
医薬品開発支援会社。製薬会社向けに医薬品の安全性情報の入力・評価案作成、臨床開発支援等を行う。安全性情報管理やドキュメントサポートなどは既存顧客から追加受託案件を獲得。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/07
7201 東証プライム
562
7/5 15:00
-15.5(%)
時価総額 2,372,042百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7649 東証プライム
2,200
7/5 15:00
-33(%)
時価総額 417,985百万円
ドラックストア大手の「スギ薬局」を中核とする持株会社。東海エリアが地盤。核店舗を中心としたドミナント出店が特徴。店舗数は1700店舗超。関東や中部、関西、北陸等への出店に注力。27.2期売上高1兆円目標。 記:2024/05/17
7974 東証プライム
8,897
7/5 15:00
+67(%)
時価総額 11,554,445百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
8035 東証プライム
36,370
7/5 15:00
+520(%)
時価総額 17,153,292百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8227 東証プライム
7,085
7/5 15:00
-87(%)
時価総額 523,064百万円
総合衣料品店「ファッションセンターしまむら」を運営。低価格の衣料に強み。若者向け業態「アベイル」やベビー業態「バースデイ」等も。27.2期売上高7190億円目標。高価格帯商品の拡充などブランド力向上図る。 記:2024/05/06
9424 東証プライム
194
7/5 15:00
+3(%)
時価総額 32,012百万円
国内初のMVNO会社。モバイル通信サービス、SI会社や金融機関等向けモバイルソリューションを展開。日本通信SIMは個人、法人ともに契約回線数が伸びる。特別利益を計上。24.3期3Qは大幅最終増益。 記:2024/02/23
9983 東証プライム
42,100
7/5 15:00
+270(%)
時価総額 13,397,104百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
11,225
7/5 15:00
+35(%)
時価総額 19,340,159百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17