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*15:25JST 日経VI概況：上昇、イベント前に警戒感でプットの買いも盛んに 日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は11日、前日比+0.23pt（上昇率1.43％）の16.21tと上昇した。なお、高値は16.39pt、安値15.76pt。FOMCの結果発表や米国の対中関税発動期限、さらに12日の英総選挙といった重要イベントを目前とするなか、依然として市場では警戒感が残っており、225先物は大きなレンジで動くような荒い展開にはならないながらも、下値を警戒したプットの買いなどが引き続き見られた。こうした背景に伴い、日経VIは上昇して始まった後は、こう着感の強い動きとなった。 【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ（ボラティリティ）を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ（20～30程度）に回帰するという特徴も持っています。 《YN》