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*15:29JST 日経VI概況：小幅に低下、不透明感ありながらも依然として低水準 日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は11日、先週末比-0.02pt（下落率0.13％）の14.62ptと小幅に低下した。なお、高値は14.81pt、安値は14.30pt。前週末の米国市場では、米大統領が追加関税の段階的撤廃で米中が合意したとの中国政府の発表を否定したが、先行きに対しては依然として楽観論が存在し、主要指数は小幅に続伸。これを受けて225先物も小高く寄り付いたが、寄り付き前に発表された機械受注の下振れやアジア市場の軟調さが見られるなかで、上値の重さが確認された後は、プットが買い戻されるかたちで日経VIは寄り付きの下げ幅を縮小する展開となった。 【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ（ボラティリティ）を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ（20～30程度）に回帰するという特徴も持っています。 《YN》