マーケット
4/30 15:15
38,405.66
+470.90
38,386.09
+146.43
暗号資産
FISCO BTC Index
4/30 17:11:46
9,925,819
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

米国株見通し:米中動向引き続き見極めへ、米主要指標の発表に注目

2019/11/1 18:23 FISCO
*18:23JST 米国株見通し:米中動向引き続き見極めへ、米主要指標の発表に注目 S&P500先物  3041.00(+ 5.25) (17:50現在) ナスダック100先物  8109.00(+18.75) (17:50現在)  17時50分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は小高く推移。NYダウ先物は40ドル高ほどで推移している。欧州株式市場は全面高。時間外取引のNY原油先物は前日比0.10ドルほどの上昇で推移。こうした流れを受け、1日の米株式市場は買い優勢気味に始まりそうだ。  前日、「中国政府がトランプ米大統領との長期的通商合意の実現に疑念をいだいている」と報じられ、米中貿易協議の部分合意の成立に懐疑的見方が浮上している。ただ、トランプ大統領は署名に前向きな発言し、中国外務省は本日、「米中は緊密な協議を継続」、「米中両国が貿易で解決策を見いだせるよう希望」と表明しており、合意の方向にいっているのは間違いないとみられる。また、本日発表された中国の10月財新製造業PMIが予想に反して上昇したことが好感される。NY原油先物は、米主要指標や米国内のリグ稼働数の発表を材料に方向を探る動きになり、もみ合い展開が見込まれる。  本日発表となる米国の経済指標は、10月雇用統計、10月製造業PMI改定値、10月ISM製造業景況指数、9月建設支出。なかでも、雇用統計では非農業部門雇用者数が8万人台に減少と予想されているが、GMストなどの影響が指摘され、ある程度の悪化は織り込みの感じがある。一方、ISM指数は前回から反発が予想されるが、前日のシカゴPMIの予想外の下落をみた後であり、下振れ警戒感がありそうだ。 《KK》