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注目銘柄ダイジェスト(前場):Vコマース、航空電子、JSRなど

2019/10/29 12:05 FISCO
*12:05JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):Vコマース、航空電子、JSRなど ミスミG<9962>:2766円(+158円) 大幅続伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は117億円で前年同月比26.2%減益、4-6月期の同35.3%減に対して7-9月期は同14.2%減と、減益率はやや縮小した。通期計画は354億円から277億円に、一転しての2ケタ減益へと下方修正しているものの、市場コンセンサスに近い水準にとどまり、月次売上低迷などで警戒感も強まっていたなか、悪材料出尽くしへとつながっている。 Vコマース<2491>:1823円(+196円) 急騰。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は34.9億円で前年同期比33.4%増益、7-9月期も2割超の増益ペースが続く形となっている。ヤフーの広告掲載基準変更の影響もなくアフィリエイト広告事業が順調に推移し、ECソリューション事業も順調な拡大を見せている。第4四半期はヤフーショッピングの販促期にも当たるため、利益率の高いSTORE’s R∞の成長率拡大にも期待が高まる方向へ。 航空電子<6807>:1944円(+189円) 急騰。前日に上半期の決算を発表、営業利益は71.7億円で前年同期比23.3%減益、従来予想の77億円を下回り、通期予想は185億円から145億円にまで下方修正している。自動車向けや産機・インフラ向けが下振れるもよう。ただ、業績下方修正は想定線で目先の悪材料出尽くし感につながっている。携帯機器向けコネクタは計画比で上振れ、今後の5G関連需要の取り込みなども期待される状況に。 JSR<4185>:2036円(+143円) 大幅続伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は190億円で前年同期比15.2%減益、会社計画215億円を下回る着地となった。第1四半期に続き7-9月期も2ケタ減益が続いた。合成ゴムやABS樹脂の販売低調、ディスプレイ材料の落ち込みなどが響いている。通期予想も445億円から400億円、前期比7.0%減益に下方修正しているが、市場想定並みの水準であり、あく抜け感が生じる格好になっている。半導体材料の底堅い推移なども安心材料に。 セルソース<4880>:6780円 公開価格(2280円)の2.6倍となる6020円で初値を付けた。28日に上場したが、取引が成立していなかった。会社設立は15年11月。主な事業は医療機関からの組織・細胞の加工業務受託のほか、医療機関への法規対応サポート提供や医療機器販売など。19年10月期の営業利益予想は前期比4.9%減の2.80億円。再生医療関連事業などが伸長する半面、内部管理体制強化が利益を圧迫する見通し。第3四半期累計の実績は2.27億円。 ファナック<6954>:21395円(-245円) 反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は490億円で前年同期比50.2%減益、7-9月期は204億円で同53.5%減益となった。市場予想は30億円程度下回った。また、通期予想は従来の713億円から691億円に下方修正。保守的過ぎるとはみられているものの、7-9月期受注高は、FAやロボマシンが中国向けに低迷し、前年同期比16%減、前四半期比10%減と落ち込みが続いており、回復感が見えていないことがネガティブ視される動きに。 コンセック<9895>:1300円(+60円) 大幅高。20年3月期の営業利益を従来予想の1.20億円から1.40億円(前期実績0.82億円)に上方修正している。切削器具事業で新開発したダイヤモンドコアビット(消耗品)が好調だったことに加え、消費税増税前の駆け込み需要があった。また、特殊工事事業で大型工事が順調に推移したほか、建設・生活関連品事業でも大型受注や増税前の駆け込み需要があり、利益を押し上げる見込み。 こころネット<6060>:982円(+49円) 大幅に反発。20年3月期第2四半期累計(19年4-9月)の営業利益を従来予想の2.64億円から4.14億円(前年同期実績2.64億円)に上方修正している。葬祭事業で想定よりも葬儀施行件数が増加し、利益を押し上げる見込み。仕入高等の売上原価の低減やグループ全体で経費圧縮に努めたことなども増益に寄与する。通期予想は前期比2.0%増の5.20億円で据え置いたが、第2四半期時点での進捗率は79.6%に達する見通し。 ほぼ日<3560>:5190円(+100円) 大幅に反発。20年8月期の営業利益予想を前期比9.4%増の7.00億円と発表している。主力商品の「ほぼ日手帳」で中国をはじめとする海外向けのチャネルの見直しや「ひきだしポーチ」など関連プロダクトの拡充に注力する。また、中長期の事業拡張と事業機会の創出のため、人材や海外を中心にした販路拡大に向けた投資を行う。同時に発表した19年8月期の営業利益は13.8%増の6.40億円で着地した。 《ST》
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2491 東証プライム
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時価総額 39,642百万円
アフィリエイト広告等のマーケティングソリューションズ事業、ECモール向けクリック課金型広告等のECソリューションズ事業が主力。アフィリエイトサイト数は78万件超。金融カテゴリーの売上構成比率が高い。 記:2024/10/27
3560 東証スタンダード
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時価総額 7,230百万円
無料ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の運営、ほぼ日手帳や文具・雑貨等の販売を行う。公式オンラインストア「ほぼ日ストア」、いぬねこ写真アプリ等も。25.8期は2桁増益計画。インバウンド対応の強化図る。 記:2024/10/24
4185 東証プライム
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時価総額 903,414百万円
大手化学メーカー。半導体材料やディスプレイ材料に加え、バイオプロセス材料や診断薬材料、ABS樹脂等を提供。合成樹脂事業は足踏み。24.3期3Qはライフサイエンス事業が増収。CDMO事業の新工場稼働が寄与。 記:2024/03/04
4880 東証プライム
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時価総額 20,871百万円
再生医療関連事業等を手掛けるバイオベンチャー。脂肪由来幹細胞加工受託サービス、血液由来加工受託サービスのほか、化粧品の開発・販売等も。卵子凍結あんしんバンクは福利厚生として上場企業中心に導入進む。 記:2024/08/26
6060 東証スタンダード
925
11/22 0:00
-925(%)
時価総額 3,555百万円
福島県地盤の冠婚葬祭会社。葬祭事業や婚礼事業のほか、石材卸売などの石材事業、生花事業、互助会事業等も手掛ける。石材小売単価は上昇。石材卸売は新規取引先開拓に注力。葬祭、石材、生花事業で業容拡大図る。 記:2024/06/28
6807 東証プライム
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11/22 15:30
+12(%)
時価総額 189,467百万円
NEC系のコネクタメーカー。携帯機器、自動車向け売上比率が高い。ユーザー・インターフェース・ソリューション、加速度計、ジャイロ等も手掛ける。26.3期売上2600億円目標。コネクタは新市場・顧客開拓図る。 記:2024/08/27
6954 東証プライム
4,114
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
9895 東証スタンダード
1,189
11/22 10:32
-1(%)
時価総額 2,216百万円
穿孔・切断機器の製造・販売等を行う切削機具事業、建設機械・工具の販売等を行う建設・生活関連品事業などを展開。広島県広島市に本社。ダイヤモンド工具に強み。切削機具事業では新規市場の開拓、販路拡大に注力。 記:2024/08/23
9962 東証プライム
2,526
11/22 15:30
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時価総額 719,875百万円
FA・金型部品等を扱う商社「ミスミ」を中核とする持株会社。メーカー機能も持つ。顧客数は世界で32万社超。ECサイトの取り扱いメーカーは3000社超。新商品、新サービス開発など新事業政策の加速を図る。 記:2024/06/04