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注目銘柄ダイジェスト(前場):アイモバイル、メディシノバ、東レなど

2019/10/24 11:50 FISCO
*11:50JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):アイモバイル、メディシノバ、東レなど 東レ<3402>:806.1円(-32.3円) 大幅続落。前日に米ボーイングが決算を発表、第3四半期コア営業利益は8億9500万ドル、EPSは1.45ドルとなり、前年同期の18億9000万ドル、3.58ドルから大きく減少した。墜落事故を受けた航空機生産の大幅縮小が背景。また、中国の需要減に対応して、「787ドリームライナー」の生産ペースを2020年後半から2割落とす計画なども明らかにしている。ボーイング向け炭素繊維を供給する同社にも悪影響との見方が強まる展開へ。 メディシノバ<4875>:910円(+37円) 大幅高。新規化合物MN-001(Tipelkast)およびMN-002(MN-001の主要な代謝体)に関し、非アルコール性脂肪性肝炎と非アルコール性脂肪性肝疾患を適応とする出願で日本の特許庁から承認の通知があったと発表している。患者の肝臓の炎症を軽減させるほか、製剤を限定せず、錠剤やカプセル剤、液体製剤の経口薬として特許が認められているという。今回の特許は少なくとも32年12月までカバーするとしている。 アイモバイル<6535>:608円(+80円) 急伸。前日に発表した自己株式の取得実施が買い材料視されている。発行済み株式数の12.6%に当たる300万株、15億円を上限に自社株買いを実施、取得期間は11月1日から20年4月30日までとしている。市場買付による取得としており、1株当たりの価値向上につながるほか、当面の需給の下支えになるとも期待される形に。また、取得した株式全株の消却を行うともしている。 メイコー<6787>:1733円(+37円) 大幅に反発。通信端末の設計などを手掛ける中国の上海龍旗科技股フン有限公司(龍旗社)と電子機器組立事業に関する業務提携を行い、ベトナムで合弁会社を設立すると発表している。出資比率はメイコー連結子会社が51%、龍旗社連結子会社が49%。合弁会社はメイコーのベトナム工場で20年から生産を開始する。メイコーはEMS事業のビジネス拡大のため、ベトナム第一工場を増床して受注拡大に向けた営業活動を進めていた。 エーザイ<4523>:7534円( - ) ストップ高買い気配。引き続き、米バイオジェンが同社と共同開発したアルツハイマー病治験薬「アデュカヌマブ」の新薬承認をFDAに申請することが評価材料視されている。野村證券では、世界初の疾患修飾剤となる可能性が高くなったと判断し、同社の投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も5500円から15000円に引き上げている。大和証券でも「5」から「4」に格上げて4500円目標に。 日本テレホン<9425>:536円(+18円) 大幅に3日続伸。移動体通信機器の販売を手掛ける兼松コミュニケーションズ(東京都渋谷区)が筆頭株主で資産管理会社の現代商事(東京都杉並区)から市場外の相対取引で日本テレホン株46万株を取得すると発表している。取得価格は1株につき420円。異動後の兼松コミュニケーションズの議決権所有割合は13.5%で、筆頭株主となる。株主の異動で業務提携などが期待できるとの思惑から買いが膨らんでいるようだ。 新光電工<6967>:1036円(-41円) 大幅反落。前日に業績予想の下方修正を発表している。上半期営業損益は2億円の黒字から9.5億円の赤字に、通期では40憶円の黒字から12億円の黒字にそれぞれ下方修正。市場予想は35億円程度の黒字になっている。FC-PKGのミックス悪化、ICリードフレームの原材料価格高騰などが背景となっているもよう。為替前提などやや保守的な面はあるものの、修正幅の大きさがマイナインパクトにつながる。 東映アニメ<4816>:5250円(-190円) 大幅に反落。20年3月期の営業利益を従来予想の120.00億円から150.00億円(前期実績157.41億円)に上方修正している。アプリゲーム化権販売に加え、海外で「ドラゴンボール」シリーズや「ワンピース」の商品化権販売や「ONE PIECE STAMPEDE」の劇場公開に向けた国内のタイアップ・販促向け許諾が好調に推移した。ただ、業績修正発表で当面の材料が出尽くしたとの見方から利益確定売りに押されている。 日本電産<6594>:15295円(-55円) もみ合い。前日に上半期の決算を発表、営業利益は622億円で前年同期比35.3%減益、従来予想の750億円を下回った。先行投資費用や一時費用の発生が下振れの要因に。また、通期予想は1750億円から1500億円に下方修正、1700億円程度の市場予想を下回る水準に下方修正している。ただ、先行投資分の追加費用300億円を織り込んだことが背景であり、実質ベースでは上方修正の形になっており、ネガティブな反応も限定的にとどまる。 《ST》
関連銘柄 9件
3402 東証プライム
787
5/17 15:00
+4.2(%)
時価総額 1,283,976百万円
合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
4523 東証プライム
6,779
5/17 15:00
-87(%)
時価総額 2,010,428百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
4816 東証スタンダード
2,390
5/17 15:00
-18(%)
時価総額 501,900百万円
東映系アニメ制作会社。プリキュアやドラゴンボールなどの映像制作やキャラクター版権ビジネスを展開。映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」等は好調。その他事業は売上増。24.3期3Qは増収。通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/10
4875 スタンダード外国株
220
5/17 14:59
±0(%)
時価総額 5,388百万円
米国拠点のバイオベンチャー。日本の製薬会社から導入した新薬候補を臨床開発し、欧米で上市を推進。1件の臨床開発マイルストーンを達成。研究開発及びパテント費の減少等により、23.12期通期は損益改善。 記:2024/04/15
6535 東証プライム
450
5/17 15:00
+10(%)
時価総額 27,516百万円
ふるさと納税プラットフォーム「ふるなび」を運営。アドプラットフォームやアプリ運営、メディアソリューションも。コンシューマ事業は堅調。諸施策などで寄附件数、会員数は順調増。24.7期2Qは2桁増収増益。 記:2024/04/07
6594 東証プライム
7,327
5/17 15:00
+121(%)
時価総額 4,368,973百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6787 東証プライム
6,730
5/17 15:00
+440(%)
時価総額 180,384百万円
プリント基板の設計・製造が柱。車載向けとスマホ向けが多い。産業機器や映像機器も。24.3期3Q累計はスマホ向けが停滞。だが車載向けが伸長。22年10月買収のEMS会社もフル貢献。通期増収増益・増配を計画。 記:2024/02/14
6967 東証プライム
5,609
5/17 15:00
+48(%)
時価総額 758,180百万円
半導体パッケージの総合メーカー。静電チャック、ハイエンド半導体PKGなどが主力製品。国内生産比率の高さが特徴。24.3期3Qは業績足踏み。半導体製造装置向けセラミック静電チャックは市況悪化などが響く。 記:2024/04/07
9425 東証スタンダード
374
5/17 15:00
+9(%)
時価総額 2,148百万円
携帯キャリアショップ経営から撤退し、中古モバイル機器の買取・再販に集中。22年からショーケースの傘下に。24.10期はMVNO事業者との取引拡大を想定。法人向け中古PC販売も伸びる見込み。黒字復帰を計画。 記:2024/02/07