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日経平均は1年ぶりに終値ベースで22600円を回復【クロージング】

2019/10/23 16:03 FISCO
*16:03JST 日経平均は1年ぶりに終値ベースで22600円を回復【クロージング】 23日の日経平均は続伸。76.48円高の22625.38円(出来高概算11億8000万株)で取引を終えた。終値ベースで22600円を回復するのは、昨年10月22日以来、1年ぶりとなった。エーザイ<4523>の急伸を織り込む流れから先物主導で買いが先行し、22600円を回復して始まった日経平均は、その直後に22457.89円まで下押す局面もみられるなど、先物主導によるインデックス売買に振らされる展開となった。また、指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>が終日軟調だったほか、買いが先行したファーストリテ<9983>が下げに転じたことも重石になっている。しかし、TOPIX型の買いが断続的に入り全体を下支えする中、日経平均はじりじりと切り返す格好となり、後場半ばには22648.81円と、18日に付けたザラバ高値22649.85円に接近する局面もみられている。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1500を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは、海運、医薬品、非鉄金属の上昇率が2%を超えたほか、鉱業、その他金融、陸運、証券、倉庫運輸、ゴム製品、機械が堅調。半面、精密機器、情報通信、石油石炭が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、エーザイが日経平均を約36円押し上げたほか、ダイキン<6367>、第一三共<4568>、アドバンテスト<6857>が堅調。一方で、東エレク<8035>、ソフトバンクG、ファーストリテが重石に。 米テキサス・インスツルメンツが予想を下回る見通し等を受けて時間外で急落したことが東エレクへの売りにつながったとみられている。ただし、テキサス・インスツルメンツの下落を織り込んだことから、SOX指数の動向も含めて、想定の範囲内での下げに留まるようであれば、アク抜けにつながる可能性はありそうだ。また、東エレクが弱い値動きをみせる一方で、他の半導体株への波及は限られており、東エレクに対しては利食いのタイミングとも言えそうである。村田製作所<6981>など足元でリバウンドを強めつつも、依然として出遅れ感がある銘柄へのシフトも意識されよう。 また、引け後に決算を予定していた日本電産<6594>はリバウンド基調が継続しており、9月高値に接近している。第2四半期の営業利益はコンセンサスを下回っているほか、通期計画の下方修正を発表している。アク抜け的な値動きを見せてくるようだと、今後本格化する決算に対してセンチメントを明るくさせよう。 《CN》
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国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
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エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6594 東証プライム
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半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6981 東証プライム
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時価総額 5,672,786百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
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時価総額 16,511,871百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
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時価総額 12,989,781百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
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7,793
5/2 15:00
+4(%)
時価総額 13,426,981百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10