マーケット
4/26 15:15
37,934.76
+306.28
38,239.66
+153.86
暗号資産
FISCO BTC Index
4/28 17:24:38
10,105,372
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

米中閣僚級協議の行方を見極め、明日は安川電機の決算に関心【クロージング】

2019/10/9 15:55 FISCO
*15:55JST 米中閣僚級協議の行方を見極め、明日は安川電機の決算に関心【クロージング】 9日の日経平均は下落。131.40円安の21456.38円(出来高概算10億4000万株)で取引を終えた。ウイグル人弾圧で制裁との報道を受け、中国の交渉団が滞在期間の短縮を検討していると伝わるなど、米中閣僚級協議への警戒感が高まった。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売りが先行で始まった日経平均だが、寄り付きの21359.84円が今日の安値となり、その後は下げ幅を縮め、大引け間際の21467.77円が高値となるなど、下落ながらも底堅さが意識されていた。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1070、値下り数982、変わらず101と、僅かであるが値上がり数が上回っている。セクターでは電力ガス、繊維、食料品、水産農林、建設、倉庫運輸が小じっかり。半面、鉱業、石油石炭、保険、証券、海運が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、アドバンテスト<6857>、テルモ<4543>、KDDI<9433>、ソフトバンクG<9984>が軟調。一方で、花王<4452>、バンナムHD<7832>、東エレク<8035>が下支え。 日経平均は底堅さが意識された格好だが、出来高は薄く、ほぼ横ばいの中で、断続的なインデックス売買の影響といったところであろう。日経平均は25日線に上値を抑えられる半面、75日線が支持線として意識される格好である。25日線をクリアしてくるようだと、直近で空けていたマド埋めが意識される半面、75日線を割り込んでくるようだと、節目の21000円処が意識されてくるため、米中閣僚級協議の行方を見極めたいところであろう。 また、明日は安川電機<6506>の決算発表が予定されている。産業用ロボットでは世界トップクラスであり、ここ数年は中国の設備投資需要を取り込んで成長を拡大させてきた。安川電機の決算内容によっては、中国経済への警戒感が高まり、さらに中国の需要を取り込んできた日本の製造業に対する不透明感が強まりやすい。信用需給は売り長の状況であり、決算で悪材料出尽くしとなる展開となれば、センチメントを明るくさせそうである。 《CN》
関連銘柄 9件
4452 東証プライム
6,385
4/26 15:00
-22(%)
時価総額 3,032,875百万円
トイレタリー国内最大手。リビングケアやヘルスケアに加え、油脂や機能材料等のケミカル製品を製造、販売する。化粧品でも大手。23年12月期は化粧品やケミカルが足踏みも、トイレタリーが増加。利益率も改善傾向。 記:2024/02/08
4543 東証プライム
2,610.5
4/26 15:00
+13(%)
時価総額 3,891,465百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
6506 東証プライム
6,360
4/26 15:00
+147(%)
時価総額 1,696,148百万円
メカトロニクス・ロボットメーカー。サーボモータとインバータは世界シェアトップ。産業用、半導体製造装置用ロボット等も。モーションコントロール部門は堅調。インバータ事業が牽引。24.2期3Q累計は増収。 記:2024/01/27
6857 東証プライム
5,389
4/26 15:00
+47(%)
時価総額 4,128,885百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,528
4/26 15:00
+73(%)
時価総額 4,571,229百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
2,929
4/26 15:00
-9.5(%)
時価総額 1,950,714百万円
玩具・模型やゲームが主力。アミューズメント施設運営も。IP活用に強み。24.3期3Q累計は新作オンラインゲームが低調で評価損計上。ゲーム開発の見直しに伴う処分損も響く。4Qに東映アニメ株売却特益を計上へ。 記:2024/02/15
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
+630(%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,380
4/26 15:00
+33(%)
時価総額 10,092,308百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9984 東証プライム
7,782
4/26 15:00
+179(%)
時価総額 13,408,028百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10