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前場に注目すべき3つのポイント~リスク選好姿勢後退も日経平均の25日線での底堅さ見極め(訂正)

2019/10/3 9:15 FISCO
*09:15JST 前場に注目すべき3つのポイント~リスク選好姿勢後退も日経平均の25日線での底堅さ見極め(訂正) 下記のとおり修正します。 (誤)円相場は1ドル117円10銭台 (正)円相場は1ドル107円10銭台 3日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:リスク選好姿勢後退も日経平均の25日線での底堅さ見極め ■前場の注目材料:ニトリHD、2Q営業利益0.6%減、コンセンサスの範囲内 ■川重、営業利益率6%へ、21年度計画、航空宇宙・ロボで高成長 ■リスク選好姿勢後退も日経平均の25日線での底堅さ見極め 3日の日本株市場は、米株安の流れを受けて、ギャップスタートとなろう。2日の米国市場では、NYダウが494ドル安と大幅な下落となり、S&P業種別ではすべてのセクターが下げている。前日のISM製造業に続いて、9月ADP雇用統計が予想を下振れ、景気後退への懸念から投資家のリスク選好姿勢が後退した。これにより、シカゴ日経225先物清算値は大阪比365円安の21345円。円相場は1ドル117円10銭台と円高に振れており、サヤ寄せする格好から売りが先行しよう。 出来高が薄い中での先物主導によるインデックスに絡んだ売りが先行するため、下に振れやすい需給状況となろうが、25日線レベルでの底堅さが意識されるかを見極めたいところであろう。これまで弱気センチメントに傾いていたこともあり、ポジションがロングに傾いている訳ではなく、売り一巡後はこれまで同様、こう着感の強い相場展開が見込まれる。 また、9月相場は堅調ではあったが、グローバル的には日本株の出遅れが際立っていることもあり、ボトム圏では巻き戻しに伴う買いも入りやすいところであろう。まずは、売り一巡後の底堅さを見極める格好となりそうである。物色としては内需系にシフトしやすいところであるが、増税の影響が警戒されていた小売りの一角などへの見直しが意識されやすいところ。 その他、ゲーム株など足元で堅調な値動きをみせているところに対しては、資金の逃げ足が速い一方で、相対的に継続した物色が見られそうである。外部環境が不透明なだけに、中小型株の材料性のある銘柄での、値幅取りが中心になりやすい。 ■ニトリHD、2Q営業利益0.6%減、コンセンサスの範囲内 ニトリHD<9843>が発表した第2四半期決算は、営業利益が前年同期比0.6%減の555.77億円だった。コンセンサス(560億円程度)の範囲内。家具などのPB商品が伸び増収となったが、物流費などの費用がかさんだ。なお、消費増税前の駆け込みは想定以上。 ■前場の注目材料 ・米長期金利は低下 ・株安局面での自社株買い ・日銀のETF購入 ・山善<8051>取引先の事業承継支援、第1弾に石原技研 ・東洋炭素<5310>「すり板」増産、パンタ部品を22年度20%増 ・堀場製<6856>印事業を拡大、車計測・医用関連を柱に ・日産自<7201>ボディーパネル成形に新技術、金型不要・コスト低減 ・川重<7012>営業利益率6%へ、21年度計画、航空宇宙・ロボで高成長 ・日揮HD<1963>環境で社長直轄組織、廃プラ活用など新ビジネス探る ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・10:00 布野日銀審議委員あいさつ(松江市) <海外> ・10:30 豪・8月貿易収支(予想:+60.00億豪ドル、7月:+72.68億豪ドル) ・休場:中国(国慶節、7日まで) 《SF》
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1963 東証プライム
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日揮、日揮グローバルなどを傘下に収める持株会社。独立系。総合エンジニアリング業界で国内トップ。LNGプラント建設に強み。機能材製造事業も展開。配当性向30%目途。機能材製造事業では機能性塗料材の拡販図る。 記:2024/08/05
5310 東証プライム
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時価総額 96,358百万円
等方性黒鉛に強みを持つカーボンメーカー。太陽電池、原子力、半導体向け等に特殊黒鉛製品を提供。世界最大規模の等方性黒鉛製造ラインを保有。配当性向30%以上目安。特殊黒鉛製品は付加価値品販売で利益拡大図る。 記:2024/08/05
6856 東証プライム
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分析計測機器の総合メーカー。エンジン排ガス測定装置で世界トップシェア。大気汚染監視用分析装置、血球計数装置等も手掛ける。京都府京都市に本社。エネルギー・環境等が注力分野。28.12期売上4500億円目標。 記:2024/08/10
7012 東証プライム
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時価総額 1,054,886百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。1878年創業。エネルギー・環境ソリューション分野などに注力。 記:2024/10/20
7201 東証プライム
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時価総額 1,714,877百万円
大手自動車メーカー。1933年設立。仏ルノー、三菱自動車とアライアンス形成。プロパイロットなど自動運転化技術等に強み。日本は電動車のモデルミックス向上、中国では日産ブランド車のラインナップ刷新図る。 記:2024/10/07
8051 東証プライム
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時価総額 123,897百万円
工作機械・産業機器・機械工具等の生産財、住宅設備機器・家庭機器等の消費財を扱う専門商社。1947年創立。生産財関連事業が主力。事業所数は国内外で100超。機械販売では高付加価値設備の提案等を積極化。 記:2024/10/08
9843 東証プライム
18,025
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時価総額 2,062,835百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13