マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 20:19:34
15,218,084
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

権利落ち部分を一気に吸収できるかがセンチメントに影響【クロージング】

2019/9/26 16:13 FISCO
*16:13JST 権利落ち部分を一気に吸収できるかがセンチメントに影響【クロージング】 26日の日経平均は小幅に反発。28.09円高の22048.24円(出来高概算14億2000万株)で取引を終えた。トランプ大統領が中国との通商合意が予想よりも早期に実現する可能性があるとの考えを示したことが材料視されたほか、日米が貿易協定締結で合意したことも安心感につながった。また、9月期末の権利取り最終売買日であることから、配当志向の資金流入も意識され、日経平均は寄り付き直後に22184.91円まで上げ幅を広げている。 一方で22000円水準ではいったん利益確定といった流れも出やすく、次第に上げ幅を縮める展開。大引け間際には一時22000円を割り込む局面もみられた。日経平均はこう着感の強い展開ではあったが、TOPIXは4月半ば以来、約5か月ぶりに年初来高値を更新している。また、JASDAQ平均は14営業日続伸となるなど、中小型株への資金流入がみられた。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは鉄鋼、パルプ紙、ガラス土石、証券、海運、輸送用機器、非鉄金属が堅調。半面、鉱業、空運、精密機器、サービス、電力ガス、陸運が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、東エレク<8035>、日東電<6988>が堅調。一方で、リクルートHD<6098>、アドバンテスト<6857>、第一三共<4568>、ファーストリテ<9983>が冴えない。 日経平均は終値では5営業日連続で22000円を上回っており、心理的な支持線として意識される。明日は9月期末に伴う権利落ちの影響が日経平均では160-170円程度とみられており、この落ち部分を一気に吸収できるかがセンチメントに影響を与えることになろう。米国など外部環境の影響を受けやすいところではあるが、即日吸収で22000円を大引けでキープできるかがポイントとなりそうだ。日経平均はこう着感の強い展開が続いているが、速いピッチで上昇していたこともあり、短期的な過熱感を警戒する向きはある。 一方でTOPIXの年初来高値更新をみると、海外勢によるTOPIX型の買いが断続的に入っているようにみられる。海外勢は先物合算では足元で買い越し基調にあるほか、米中通商合意への期待から中国関連の上昇がみられるなど、需給状況は悪くないと考えられる。権利落ち後の戻りによってセンチメントを計りたいところである。 《CN》
関連銘柄 8件
4568 東証プライム
4,435
11/22 15:30
-48(%)
時価総額 8,635,096百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
9,824
11/22 15:30
+288(%)
時価総額 16,208,048百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6367 東証プライム
18,295
11/22 15:30
-90(%)
時価総額 5,362,521百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6954 東証プライム
4,114
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6988 東証プライム
2,403.5
11/22 15:30
-1.5(%)
時価総額 1,698,700百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25