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前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は22000円固めへ

2019/9/19 8:47 FISCO
*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は22000円固めへ 19日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:日経平均は22000円固めへ ■前場の注目材料:ダイセキソリュ、20/2期上方修正、営業利益10.4億円←9.0億円 ■トヨタ<7203>米テキサス工場に投資、3億9100万ドル ■日経平均は22000円固めへ 19日の日本株市場は、堅調な展開が見込まれよう。18日の米国市場はまちまちながら、NYダウは36ドル高と小幅に上昇。注目されていた米連邦公開市場員会(FOMC)では、大方の予想通り、FF金利の誘導目標を25ベーシスポイント引き下げることを決定した。連銀高官の間で利下げへの意見が分かれたことが明らかとなり、年内の追加利下げを想定していないとの見方から不安定な展開だったが、市場の反応が限定的だったともみられ、一先ずイベント通過に伴うアク抜けが意識される。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円高の21910円。円相場は1ドル108円40銭台で推移している。 米国の年内の追加利下げへの見方が後退する格好だが、言い換えれば、貿易摩擦や世界経済の減速は警戒されるものの、現在の米国経済はそれ程悪くないといったところであろう。世界的な金利低下の連鎖といったバイアスが和らぐことで、市場も落ち着きを取り戻してくることが期待される。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買いが先行すると考えられ、日経平均は22000円を回復し、その後はこう着ながらも22000円を固める相場展開に期待したいところである。 昨日の日経平均は反落とはなったが、日中は22000円を挟んでの狭いレンジ取引であり、日経平均の値動きとしては底堅さが意識されていた。外部要因から楽観視はできないとはいえ、これまでの弱気なセンチメントによって日経平均が足元でリバウンドをみせているものの、ポジションはロングには大きく傾いていないと考えられる。海外勢の買い越し基調も表れてきている状況でもあり、バリュー株への見直しも意識されやすいところであろう。 一方で個人主体の中小型株物色は資金の逃げ足が速く、物色対象も日替わりといったところである。本日はIPOが2社あることもあり、より需給面での不安が銘柄として資金が集中しやすいところであろう。 ■ダイセキソリュ、20/2期上方修正、営業利益10.4億円←9.0億円 ダイセキソリュ<1712>は2020年2月期業績予想の修正を発表。弥富リサイクルセンターの稼働率は対前年比で15%増加し、年初に稼働した横浜恵比須リサイクルセンターは概ね計画値で推移。利益率が想定より改善したことで、営業利益は従来の9.0億円から10.4億円に上方修正している。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(27147.08、+36.28) ・シカゴ日経225先物は上昇(21910、大阪比+110) ・1ドル108円40-50銭 ・SOX指数は上昇(1600.95、+1.21) ・VIX指数は低下(13.95、-0.49) ・米長期金利は低下 ・株安局面での自社株買い ・日銀のETF購入 ・欧州中央銀行(ECB)が追加緩和再開 ・DMG森精<6141>印ラクシュミに立型MC生産委託、11月から ・石原ケミカル<4462>キザイ買収、表面処理剤を強化 ・曙ブレーキ<7238>山陽など6工場閉鎖・売却、事業再生ADR成立 ・トヨタ<7203>米テキサス工場に投資、3億9100万ドル ・NOK<7240>オイルシールなど値上げ、最大10% ・三菱重<7011>ESG投資指標銘柄に選定 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(最終日) ・月例経済報告 <海外> ・10:30 豪・8月失業率(予想:5.2%、7月:5.2%) ・10:30 豪・8月雇用者数増減(予想:+1.5万人、7月:+4.11万人) 《SF》
関連銘柄 7件
1712 東証スタンダード
1,211
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時価総額 20,377百万円
土壌汚染調査・処理事業が主力。廃石膏ボードリサイクル、バイオディーゼル燃料の製造販売、太陽光パネル処理等も手掛ける。価格優位性などが強み。土壌汚染調査・処理事業ではコンサル営業の強化等に取り組む。 記:2024/08/10
4462 東証プライム
2,604
11/22 15:30
+137(%)
時価総額 40,633百万円
金属表面処理剤、苛性ソーダ等の工業薬品、自動車用化学製品、電子材料を手掛ける。1900年創業。鉛フリー錫、錫合金めっき液で国内トップシェア。新車用コーティング剤の取り扱いディーラーの拡大等に取り組む。 記:2024/08/19
6141 東証プライム
2,637.5
11/22 15:30
-2.5(%)
時価総額 374,409百万円
工作機械メーカー大手。5軸・複合加工機やターニングセンタ、マシニングセンタ、超音波加工機等を手掛ける。海外売上高比率が高い。機械1台当たりの受注単価は上昇。民間航空機や宇宙、メディカル向け等が需要好調。 記:2024/06/28
7011 東証プライム
2,309
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 7,789,753百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
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時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7238 東証プライム
115
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 15,639百万円
ブレーキ、ブレーキ用摩擦材の開発・生産・販売等を行う。1929年創業。自動車用ディスクブレーキ等が主要製品。トヨタ自動車などが主要取引先。中国系完成車メーカー向けに高付加価値製品の拡販などに取り組む。 記:2024/07/04
7240 東証プライム
2,242
11/22 15:30
-16.5(%)
時価総額 388,178百万円
国内初のオイルシールメーカー。1941年創業。国内全自動車メーカーが同社製品を採用。オイルシールは国内トップシェア。シール製品「Oリング」などが主要製品。シール事業では中国系自動車メーカーへの拡販図る。 記:2024/08/20