マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/25 7:39:05
15,086,036
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株高で21000円台後半に戻す

2019/7/23 12:42 FISCO
*12:42JST 後場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株高で21000円台後半に戻す 23日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅反発、ハイテク株高で21000円台後半に戻す ・ドル・円は底堅い、株高継続に期待感 ・値上がり寄与トップは、ソフトバンクグループ<9984>、同2位は東エレク<8035> ■日経平均は大幅反発、ハイテク株高で21000円台後半に戻す 日経平均は大幅反発。201.25円高の21618.04円(出来高概算4億7000万株)で前場の取引を終えている。 22日の米株式市場でNYダウは17ドル高と小幅に反発。決算発表シーズン中であり、米中通商協議の行方を見極めたいなどとの思惑もあって上値が重かった。しかし、目標株価やレーティングの引き上げを受けてアップルや半導体関連株が買われた。本日の日経平均はNYダウと同様に8円高と小高くスタートしたが、半導体関連株や電子部品株、ソフトバンクG<9984>などの値がさ株に買いが入り、上げ幅を広げる展開となった。朝方に一時21637.39円(220.60円高)まで上昇すると、その後も高値圏で堅調に推移した。東証1部の値上がり銘柄は全体の8割弱、対して値下がり銘柄は1割強となっている。 個別では、ソフトバンクGが売買代金トップで4%近い上昇。傘下の米スプリントと同業TモバイルUSの合併計画について、米司法省が24日にも承認の公算などと海外メディアが報じている。東エレク<8035>などの半導体関連株、村田製<6981>などの電子部品株、安川電<6506>などの設備投資関連株も堅調ぶりが目立つ。その他売買代金上位では任天堂<7974>やソニー<6758>がしっかり。決算発表銘柄ではコーエーテクモ<3635>が買われた。また、経営再建中の曙ブレーキ<7238>は銀行団への債権放棄を要請したと発表し、東証1部上昇上位に顔を出している。一方、ファーストリテ<9983>とトヨタ自<7203>は利益確定売りに押され小安い。堅調な決算だったオービック<4684>は朝高後にマイナス転換。前日の取引時間中に決算発表したOBC<4733>は急反落し、東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、海運業、繊維製品、精密機器などが上昇率上位で、その他も全般堅調。証券、電気・ガス業、鉄鋼の3業種のみ下落した。 先週18日に一時21000円割れまで下落した日経平均だが、その後急ピッチのリバウンドで21000円台後半に戻してきた。日足チャート上では、21500円近辺に収れんしつつある25日、75日、200日の各移動平均線を一気に上抜けした格好だ。米国で半導体関連株にレーティング引き上げの動きがあったことに加え、トランプ米大統領がハイテク企業経営者との会合で中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)への販売許可に同意したなどと報じられており、景気敏感株に買いが広がっている。ソフトバンクGも米子会社を巡る思惑から前日に続き買われており、日経平均を押し上げた。 ただ、日経平均は7月前半のもち合い水準を、東エレクなどは米中摩擦の懸念が強まった5月初め以来の水準を回復してきた。本日前場の東証1部売買代金はおよそ8000億円と、依然として売買は低調。明日24日からいよいよ信越化<4063>、日本電産<6594>、キヤノン<7751>などを皮切りに4-6月期決算発表が本格化するため、実際の業績動向や事業環境に関する経営者のコメントを見極めたいとのムードが強まるだろう。なお、米中が来週、閣僚級の貿易協議を再開することを検討しているなどと報じられており、こちらの動向も注視したい。 ■ドル・円は底堅い、株高継続に期待感 23日午前の東京市場でドル・円は底堅い値動き。日本株や中国株の堅調地合いを手がかりに円売りが続き、ドルは108円回復後も同水準を維持した。 ドル・円は107円台後半で寄り付いた後、ユーロやポンドなど欧州通貨の弱含みで上昇基調に振れた。また、日経平均株価や上海総合指数、さらに欧米株式先物の堅調地合いで円売りも加わり、ドルは節目の108円台を回復。 ランチタイムの日経平均先物は引き続き堅調で、目先の日本株高継続への期待感から円売り方向に振れやすい。一方、米10年債利回りの下げ渋りで、ドル売りは後退したようだ。ドルは目先も108円台で底堅く推移する可能性があろう。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円83銭から108円08銭、ユーロ・円は120円85銭から121円09銭、ユーロ・ドルは1.1194ドルから1.1210ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・メディア工房<3815>やサンオータス<7623>など、3銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップは、ソフトバンクグループ<9984>、同2位は東エレク<8035> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・ケント豪準備銀総裁補佐 「最近の利下げがなければ、豪ドルは高くなっていた可能性」 「世界的な金融緩和は依然としてオーストラリアにとってポジティブ」 <国内> ・月例経済報告 <海外> ・英保守党党首選の結果公表 ・国際通貨基金(IMF)が世界経済見通し発表 《HH》
関連銘柄 17件
1,641
11/22 15:30
+0.5(%)
時価総額 551,535百万円
コーエー、テクモの経営統合によって誕生した持株会社。信長の野望シリーズ、無双シリーズなどゲーム・モバイルコンテンツの開発等を行う。IP事業は三国志・戦略版が収益貢献。アミューズメント施設は売上順調。 記:2024/10/28
3815 東証グロース
439
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 4,961百万円
デジタルコンテンツ配信会社。占いがメインのコンテンツを配信。国内最大級の無料占い及びコラムサイト「カナウ」を運営。通話アプリ「きゃらデン」等も。事業の選択と集中実施。26.8期売上高28億円目標。 記:2024/10/20
4063 東証プライム
5,649
11/22 15:30
+53(%)
時価総額 11,307,558百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
4684 東証プライム
4,825
11/22 15:30
-39(%)
時価総額 2,402,850百万円
独立系システムインテグレーター。統合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」が主力。ERP市場で国内トップシェア。自社開発、直接販売に特徴。OBIC7シリーズのシステム構築売上は大手企業中心に順調。 記:2024/10/29
7,090
11/22 15:30
+110(%)
時価総額 534,614百万円
会計ソフト開発会社。財務会計や人事、給与等の会計パッケージソフト「奉行シリーズ」をクラウド中心に提供。中堅・中小企業がターゲット。クラウドなど成長分野への投資を継続。高付加価値サービスの提供に注力。 記:2024/10/21
6506 東証プライム
4,157
11/22 15:30
-70(%)
時価総額 1,108,630百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども手掛ける。欧州地域のロボット生産体制を強化。販売力の強化にも取り組む。 記:2024/10/25
6594 東証プライム
2,858
11/22 15:30
-50(%)
時価総額 3,408,362百万円
総合モーターメーカー最大手。旧社名は日本電産。京都府京都市に本社。精密小型モーター、車載・産業用モーター、商業・産業用ロボットなどを手掛ける。電動パワステ用モーターなどに強み。車載向けは収益性最優先。 記:2024/10/14
6758 東証プライム
2,948
11/22 15:30
-3.5(%)
時価総額 18,404,653百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6981 東証プライム
2,562
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 5,099,951百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7238 東証プライム
115
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 15,639百万円
ブレーキ、ブレーキ用摩擦材の開発・生産・販売等を行う。1929年創業。自動車用ディスクブレーキ等が主要製品。トヨタ自動車などが主要取引先。中国系完成車メーカー向けに高付加価値製品の拡販などに取り組む。 記:2024/07/04
7623 東証スタンダード
527
11/22 13:54
-1(%)
時価総額 1,703百万円
ENEOSブランドのサービスステーションの運営等を行うエネルギー事業が主力。1926年創業。神奈川県地盤。プジョーブランドなどの新車・中古車販売も。SS拠点の拡大により、燃料販売量の維持・拡大図る。 記:2024/09/03
7751 東証プライム
5,054
11/22 15:30
+61(%)
時価総額 6,740,838百万円
精密機器大手。1937年設立。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上比率は7割超。商業印刷、産業印刷分野はラインアップ強化図る。 記:2024/10/21
7974 東証プライム
8,166
11/22 15:30
-37(%)
時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17