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前場に注目すべき3つのポイント~短期的な割り切りスタンス

2019/7/18 8:38 FISCO
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~短期的な割り切りスタンス 18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:短期的な割り切りスタンス ■前場の注目材料:NOK、20/3期業績予想を下方修正、中国向け販売が減少 ■東洋機械、スイス社に出資、射出成形機を欧で拡販 ■短期的な割り切りスタンス 18日の日本株市場は、不安定な相場展開になりそうだ。17日の米国市場ではNYダウは115ドル安となった。トランプ大統領が追加関税を示唆したことで中国が反発、米中貿易摩擦を巡る先行き懸念が強まっている。また、住宅着工・建設許可件数が予想を下振れたことも嫌気されている。一方で、地区連銀経済報告(ベージュブック)では、前回同様に米経済が緩やかに拡大したことが指摘された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円安の21330円となり、一時21300円を下回る局面もみられた。円相場は1ドル107円90銭台と円高に振れて推移している。 昨日の日経平均は終値では25日線や75日線を上回っており、一先ず支持線として意識された格好であった。ただし、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行の展開が意識される中、ややギャップダウンからのスタートで支持線を割り込む可能性がありそうだ。外部環境の不透明要因等から、売買代金は11営業日連続で2兆円を下回る状況が続いており、自律反発も期待しづらい需給状況であろう。 また、米国では取引終了後にネットフリックスが発表した4-6月期決算は、一株利益は予想を上振れたものの、売上高は下振れた。時間外では弱含みに推移していることもあり、米決算を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすいところではある。 とは言え、ポジションがロングに傾いているとは考えづらく、下にも大きくトレンドは出難いところである。薄商いの中をファンド等によるシステムトレード的な商いが中心とみられており、方向感は掴みづらいところだろう。また、決算を手掛かりとした個別での物色が目立っているが、買い一巡後には急速に値を消すなど資金の逃げ足も速く、短期筋の値幅取り狙いの売買も手掛けづらさが窺える。短期的な割り切りスタンスになりそうだ。 ■NOK、20/3期業績予想を下方修正、中国向け販売が減少 NOK<7240>は2020年3月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の6700億円から6250億円、営業利益は310億円から205億円にそれぞれ下方修正した。シール事業における中国・北米市場の自動車向け、および一般産業機械向けの販売減少、電子部品事業における高機能スマートフォン向けの販売が減少する見通し。 ■前場の注目材料 ・SOX指数は上昇(1503.87、+4.23) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・日銀追加金融緩和への期待 ・株安局面での自社株買い ・米早期利下げ観測 ・東洋機械<6210>スイス社に出資、射出成形機を欧で拡販 ・キユーピー<2809>共同輸送拡大、サンスターなどと ・三菱重<7011>米社を買収、高度製品の開発容易に ・伊藤忠<8001>廃棄衣類から高品質ポリエステル、素材ブランド提案 ・トヨタ<7203>車載電池、中国CATLと包括提携 ・オークマ<6103>独代理店買収、現地売上高を5年で2倍に ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 6月貿易収支(予想:+4035億円、5月:-9683億円) <海外> ・10:30 豪・6月失業率(予想:5.2%、5月:5.2%) ・10:30 豪・6月雇用者数増減(予想:+0.9万人、5月:+4.23万人) 《SF》
関連銘柄 7件
2809 東証プライム
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マヨネーズ、ドレッシングで国内首位。医薬も。傘下にアヲハタ。価格改定効果等で業務用は売上増。フルーツソリューションは食品メーカー向け販売が増加。23.11期通期は増収。24.11期は増収増益見通し。 記:2024/03/04
6103 東証プライム
7,029
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時価総額 237,264百万円
工作機械大手。マシニングセンタやNC旋盤に強み。国内生産にこだわり。日本は価格転嫁や生産の効率化などで2桁増益。産業機械や農業・建設機械等の需要が底堅く、欧州は堅調。24.3期3Q累計は営業増益。 記:2024/03/05
6210 東証スタンダード
740
4/26 15:00
+4(%)
時価総額 15,320百万円
機械メーカー。プラスチック射出成形機や光ディスク成形機、ダイカストマシンと、その関連商品を展開。成形機の遠隔操作システムに注力し、中国で生産能力を拡大。調達部材やエネルギー価格高騰で、3Q累計は足踏み。 記:2024/02/23
7011 東証プライム
1,345.5
4/26 15:00
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時価総額 4,539,243百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7203 東証プライム
3,510
4/26 15:00
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時価総額 57,265,604百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7240 東証プライム
2,267
4/26 15:00
+32(%)
時価総額 392,506百万円
オイルシールメーカー。国内全自動車メーカーが同社製品を採用し、オイルシールの国内シェアは70%。世界でもトップシェア。フレキシブルプリント基板でも世界首位。シール事業の好調で、3Q累計は増収・営業増益。 記:2024/03/22
8001 東証プライム
6,898
4/26 15:00
-11(%)
時価総額 10,932,571百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31