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*08:30JST マザーズ先物見通し：目先の騰勢は一服か 本日のマザーズ先物は、前日の上昇を受けた利益確定売りが先行して始まりそうだ。前日のマザーズ市場は、米中首脳会談が波乱なく通過し、安心感から買いが先行したことで、マザーズ先物は大幅に続伸した。その後の米国株も続伸したが、米中首脳会談を無事に通過したことを材料にした動きは前日の上昇で織り込まれており、本日のマザーズ先物にとっての新たな買い材料にはなりにくいとみられる。シカゴの日経225先物も下落しており、マザーズ先物に対しても目先の利益を確保する動きが先行して始まりそうだ。また、投資家の関心は再び米国の金融政策の動向にシフトしており、米国の経済指標を見極めたいとのマクロ動向も買い手控えムードに繋がりやすくなろう。一方で、個人投資家の物色はバイオやカジノなどのテーマ株に向かっており、投資意欲は旺盛な状況が続いている。このため、本日は225先物など主力処の上値が重くなるなか、テーマ株をはじめとした中小型株への短期資金流入が下支え要因の一つとして意識される可能性はある。上値メドは890.0pt、下値のメドは870.0ptとする。 《CS》