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こう着感の強い相場展開が継続【クロージング】

2019/6/26 16:17 FISCO
*16:17JST こう着感の強い相場展開が継続【クロージング】 26日の日経平均は続落。107.22円安の21086.59円(出来高概算9億3000万株)で取引を終えた。米株安の流れから売りが先行し、21100円を下回ってのスタートとなったが、値がさハイテク株の一角が下支えする格好となり、21000円を上回ってのこう着相場が続いた。また、米国株は早期利下げ期待が後退したこともあり、米長期金利上昇から為替相場も朝方からはやや円安に振れて推移していた。テクニカル面では25日線が支持線として意識される格好となり、日中値幅は100円弱にとどまっている。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1500を超えており、全体の7割を占めている。セクターではゴム製品、化学、精密機器、情報通信、電力ガス、食料品が軟調。半面、金属製品、医薬品、海運、非鉄金属が小じっかり。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、テルモ<4543>、花王<4452>が軟調。一方で、東エレク<8035>、アステラス<4503>、TDK<6762>、アドバンテスト<6857>が下支えとなった。 終日弱含みではあったが、日経平均は25日線の攻防となり、下値を売り込む流れにはならなかった。米マイクロン・テクノロジーの時間外の上昇が支援材料となり、値がさハイテク株の上昇が下支えとなった。また、米政府高官の見解として、トランプ大統領と中国の習近平国家主席がG20首脳会議で予定する会談は米中通商協議の再開が目的であり、その可能性は十分にあると報じられている。米中が友好の意思表示として追加関税の発動を見送る方向で合意する可能性はあるとも伝えており、改めてショートポジションを積み上げてくる動きはなさそうである。一方で、協議進展期待から買い上がる流れにもならず、引き続きこう着感の強い相場展開が意識されやすい。 その他、本日はハイテク株の一角が指数を下支えする格好だったが、NYタイムズでは、一部関係者の話として、インテルなどの米企業が中国のファーウェイに一部製品を供給する方法を見つけたと、報じているようである。米企業が海外で生産した製品は必ずしも米国製とは見なされないとの見方のようだが、トランプ大統領の反応が警戒されそうであり、ハイテク株物色の持続性については、見極めが必要であろう。 《CN》
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トイレタリー国内最大手。リビングケアやヘルスケアに加え、油脂や機能材料等のケミカル製品を製造、販売する。化粧品でも大手。23年12月期は化粧品やケミカルが足踏みも、トイレタリーが増加。利益率も改善傾向。 記:2024/02/08
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製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
4543 東証プライム
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6762 東証プライム
7,448
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+186(%)
時価総額 2,895,574百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6857 東証プライム
5,520
5/20 15:00
-20(%)
時価総額 4,229,253百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
8035 東証プライム
36,340
5/20 15:00
+250(%)
時価総額 17,139,143百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
41,360
5/20 15:00
+350(%)
時価総額 13,161,621百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,312
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-238(%)
時価総額 14,321,194百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10