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ファーストリテが結果的には日経平均の下支え役に【クロージング】

2019/6/17 16:08 FISCO
*16:08JST ファーストリテが結果的には日経平均の下支え役に【クロージング】 17日の日経平均は小幅に上昇。7.11円高の21124.00円(出来高概算9億3000万株)で取引を終えた。先週末の米国市場では米中貿易摩擦による中国経済への悪影響や半導体のブロードコムの決算が嫌気される中、日本株市場も売り優勢の展開から始まった。ただし、寄り付き直後に付けた21044.62円をボトムに、その後はプラス圏に浮上しており、一時21185.25円まで切り返す局面もみられた。後場はこれまで同様、狭いレンジでのこう着とはなったが、日経平均は21100円を上回っての推移となった。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1400を超えており、全体の7割近くを占めている。セクターは33業種中5業種のみが上昇しており、鉱業、水産農林、海運、石油石炭、保険が小じっかり。半面、電力ガス、鉄鋼、ガラス土石、医薬品、金属製品、機械の弱さが目立った。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>が重石となる一方で、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>がけん引する格好となった。 日経平均は小幅な上昇とはなったが、値下り数が7割近くを占めているほか、セクターでも33業種中5業種のみが上昇している状況であり、全体としては弱い。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ、ソフトバンクGの2社で日経平均を約52円押し上げているため、21000円での底堅さは意識されたものの、方向性の掴みづらい環境であろう。 また、個別の材料株に個人主体の短期資金が集中する動きがみられているが、TOPIX、東証2部指数、マザーズ指数、JASDAQ平均はいずれも下げており、トレンドは出難いだろう。もっとも、ファーストリテについては本日の上昇で5月高値を突破してきている。足元の信用倍率は1倍を下回る売り長の需給状況であるため、ショートカバーを誘う流れの中で、結果的には日経平均の下支え役になりそうだ。 《CN》
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