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米国株見通し:世界的な通商摩擦激化や景気減速への懸念再燃

2019/5/31 18:35 FISCO
*18:35JST 米国株見通し:世界的な通商摩擦激化や景気減速への懸念再燃 S&P500先物  2761.50(-29.00) (18:10現在) ナスダック100先物  7161.75(-93.50) (18:10現在)  18時10分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は軟調推移。NYダウ先物は240ドル安程度で推移している。欧州株式市場は全面安。時間外取引のNY原油先物は前日比0.80ドルほどの下落で推移。こうした流れを受け、31日の米株式市場は売り先行で始まりそうだ。  米国とメキシコが前日、新たな貿易協定USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)の批准手続きを開始。すでに始めていたカナダとともに、3国が足並みをそろえることとなった。しかし、そうしたさなか、トランプ米大統領が「6月10日からメキシコからの輸入品すべてに5%の関税かける」、「不法移民流入が止まるまで実施する」と表明。世界的な通商摩擦の激化や景気減速への懸念が再燃する状況になっている。NY原油先物は、需要後退思惑による売り継続の展開が見込まれる。  本日発表となる米国の経済指標は、4月個人所得、個人消費支出、コアPCE価格指数、5月シカゴ購買部協会景気指数、ミシガン大学消費者信頼感指数確報値。個人所得は伸び拡大、支出は伸び鈍化、シカゴPMIは反発、ミシガン大指数は下方修正の予想で、強弱ミックスの結果が見込まれ、株式市場にはポジティブな材料になりにくいとみられる。 《KK》