マーケット
10/9 15:15
39,277.96
+340.42
42,080.37
+126.13
暗号資産
FISCO BTC Index
10/10 1:25:00
9,235,790
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~売り先行もソフトバンクGが下支え

2019/5/21 8:26 FISCO
*08:26JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り先行もソフトバンクGが下支え 21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:売り先行もソフトバンクGが下支え ■前場の注目材料:マースGHD、前期営業利益は従来計画での着地 ■デンソー、事業統合・出資比率引き上げ、愛三工業と合意 ■売り先行もソフトバンクGが下支え 21日の日本株市場は売り優勢ながらも、次第に底堅さが意識されそうである。20日の米国市場は、複数の企業が中国通信機器メーカーの華為技術(ファーウェイ)との取引を事実上禁じる米政府方針を順守することが報じられ、米中関係の更なる悪化懸念からハイテク株を中心に売りが先行した。この流れからシカゴ日経225先物清算値は大阪比165円安の21145円と下げており、これにサヤ寄せする格好から売りが先行しよう。 一方で、円相場は1ドル110円台と小康状態であるほか、グーグルなどが米政府のファーウェイ排除方針に順守するとの報道は前日段階で伝えられており、織り込まれている状況であろう。また、通信大手のTモバイルとスプリントは、米連邦通信委員会(FCC)のパイ委員長が両社の合併計画を承認委員会に推薦する意向を示したことで大幅に上昇。ADR市場ではソフトバンクG<9984>も上昇しているため、指数インパクトの大きいソフトバンクGが日経平均を下支えする格好になりそうだ。 日経平均は足元で下値を切り上げる格好でのリバウンド基調をみせてきており、押し目を拾う動きは次第に高まる可能性はある。一方で連日の上ヒゲ形成で75日線や一目均衡表の雲上限が抵抗として機能しており、同水準が上値抵抗線として意識されている。米中貿易摩擦は、6月下旬に開催予定の主要20カ国・地域(G20)首脳会議で米中首脳会談を予定していることから、それまでは解決することは考えづらい。そのため、抵抗線突破は考えづらい半面、底堅さは意識されてくるだろう。売り一巡後は5日線レベルでの底堅さを見極めたいところである。 物色としてはソフトバンクGのほか、内需系中心にはなりそうだが、好業績や割安感のある銘柄などへの押し目を狙う展開になろう。その他、昨日の朝方の上昇については、GDPのサプライズにアルゴリズムが反応したとの見方がされていた。売買代金も2兆円を下回っている状況であり、薄商いの中でアルゴにより先物が反応した格好のようである。消費増税の再延期への思惑も根強く、要人発言等にも注視する必要がありそうだ。 ■マースGHD、前期営業利益は従来計画での着地 マースGHD<6419>が発表した2019年3月期業績は、営業利益が前期比33.4%増の46.91億円と、従来計画(47.00億円)に沿った着地だった。今期は0.2%増の47.00億円と小幅な増益を計画。コンセンサス(49.5憶円程度)を下回るが、想定内といったところ。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(21301.73、+51.64) ・米原油先物は上昇(63.10、+0.34) ・日銀のETF購入 ・追加金融緩和への期待 ・消費増税の延期観測 ・株安局面での自社株買い ・ビックカメラ<3048>電子棚札を全店舗導入、人手不足対応 ・デンソー<6902>事業統合・出資比率引き上げ、愛三工業<7283>と合意 ・豊田合<7282>米国に技術・営業拠点、ホンダ<7267>向け製品開発 ・船井電機<6839>消費電力最大9割減、車載モニター用バックライト、秋めど量産 ・住友化<4005>EV・HV向け提案拡大、減速ギアの処方開発、スーパーエンプラ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 豪準備銀行5月理事会議事要旨 《SF》
関連銘柄 9件
3048 東証プライム
1,582
10/9 15:00
+14(%)
時価総額 297,647百万円
家電量販店大手。都心部の駅前立地に大型店を出店。EC販売等も。傘下に家電量販店「コジマ」、PC専門店「ソフマップ」、日本BS放送など。免税売上はコロナ前の水準まで回復。強い店舗の再構築等に取り組む。 記:2024/06/03
4005 東証プライム
417
10/9 15:00
-9(%)
時価総額 690,494百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
3,255
10/9 15:00
+10(%)
時価総額 73,954百万円
アミューズメント関連機器の開発・製造等を行うマースエンジニアリングを中核とする持株会社。自動認識システム関連事業、ホテル・レストラン関連事業も。自動認識システム関連事業ではクラウド検診システムを拡販。 記:2024/07/26
6839 東証1部
918
8/25 15:00
+1(%)
時価総額 33,168百万円
液晶テレビ・DVDプレイヤーが主力のデジタル家電メーカー。低価格品が主体。主要顧客はウォルマート。出版会社秀和システムのTOBにより株式非上場化が決定。メキシコ向け液晶テレビ好調もあり、1Qは増収確保。 記:2021/08/03
6902 東証プライム
2,122
10/9 15:00
+3(%)
時価総額 6,688,077百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
7267 東証プライム
1,553
10/9 15:00
-13(%)
時価総額 8,439,445百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7282 東証プライム
2,478.5
10/9 15:00
+9.5(%)
時価総額 322,381百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。エアバッグ等のセーフティシステム製品、ラジエータグリル等の内外装部品が主力。樹脂ターボダクト等も。トヨタグループ向け売上比率は6割超。米国で自動車用内外装部品の生産能力を増強。 記:2024/09/03
7283 東証プライム
1,401
10/9 15:00
-11(%)
時価総額 88,365百万円
トヨタグループの自動車部品メーカー。燃料ポンプなどの燃料系製品、スロットルボデーなどの吸排気系製品が主力。水素供給ユニット等も手掛ける。既存パワートレイン製品事業の競争力強化、新規領域の育成図る。 記:2024/07/04
9984 東証プライム
8,696
10/9 15:00
+115(%)
時価総額 14,982,808百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17