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今日の為替市場ポイント:日本の1-3月期GDPを見極める展開
2019/5/20 8:31
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*08:31JST 今日の為替市場ポイント:日本の1-3月期GDPを見極める展開 17日のドル・円相場は、東京市場では110円03銭から109円55銭まで下落。欧米市場でドルは109円50銭まで下げた後に110円19銭まで反発し、110円08銭で取引を終えた。 本日20日のドル・円は主に110円台前半で推移か。中国・華為技術(ファーウェイ)との取引を原則禁じる制裁措置について、米商務省は既存顧客を対象に、発動を一定期間猶予する可能性があることや、日本の経済成長率鈍化を意識して、リスク回避的なドル売りは縮小する可能性がある。 20日に発表される1−3月期の日本の実質国内総生産(GDP)速報値は、前期比年率-0.2%程度と予想されており、成長率は昨年10-12月期の同比+1.9%から大幅に鈍化する見込み。市場関係者の間では「民間最終消費支出、民間企業設備投資、財貨・サービスの輸出などがマイナスとなる可能性が高い」と予想されているようだ。マイナス成長は昨年7−9月期(前期比年率-2.4%)以来となるが、この時は大規模な自然災害が相次いで発生した影響もあった。今年1-3月期GDPの結果次第で今年10月に予定されている消費税率の引き上げは見送りとなる可能性があるが、1-3月期がマイナス成長となった場合、外為市場では日本と米国、欧州の成長率格差を意識してドル買い・円売りが優勢となるとの見方が出ている。 《CS》
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