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*07:33JST マザーズ先物見通し：米中貿易摩擦の激化を警戒したリスクオフの流れを引き継ぐ 本日のマザーズ先物は、米国株安や円高進行といった外部環境の悪化を受けて、投資家心理が大幅に悪化し、売りが波及して始まりそうだ。中国政府は、米国時間の13日朝、米国からの輸入品約600億ドル（約6兆5000億円）相当の関税を6月1日付で最高25％に引き上げると表明した。これを背景に米中貿易摩擦の激化懸念が一段と高まり、NYダウが一時700ドル超下落したほか、円相場も1ドル＝109円台割れ目前に迫るなど、リスク回避姿勢が強まった。海外市場での225先物も21000円の大台を割り込んでおり、本日の日経平均も大幅な下落が想定されるだけに、個人の投資マインドも大きく悪化し、マザーズ先物にもリスク回避的な売りが膨らみそうだ。一方、米国政府は、日本時間の早朝、対中関税の第4弾の詳細を発表したが、これに対する中国側の反応も気掛かりで、米中両国による制裁関税、報復措置の応酬が続くなら、世界景気の減速に対する不安感も増幅しかねず、当面は下値模索の展開を余儀なくされそうだ。上値のメドは850.0pt、下値のメドは830.0ptとする。 《CS》