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マザーズ先物見通し:買い戻し先行か、米中摩擦への警戒感がひとまず和らぐ
2019/5/13 8:15
FISCO
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*08:15JST マザーズ先物見通し:買い戻し先行か、米中摩擦への警戒感がひとまず和らぐ 本日のマザーズ先物は、米中貿易摩擦に対する警戒感がひとまず和らぎ、買い戻しが先行してスタートしそうだ。前週末の米国市場では、米中貿易協議の決裂が回避されたことを好感して買いが入り、NYダウ、ナスダック総合指数は反発して引けた。トランプ米政権は10日、中国製品2000億ドル(約22兆円)相当に課している追加関税を10%から25%に引き上げた。中国も報復措置を取る構えを示していたことから、貿易摩擦激化への懸念が拡大し、NYダウは午前中に一時358ドル安まで下落した。ただ、この日まで開かれた閣僚級協議の終了後、トランプ氏が「両国の通商関係の状況について率直かつ建設的に話し合った」とツイートし、今後も協議を継続することを表明したため、市場では「協議決裂という最悪の事態は避けられた」として買い戻しの動きにつながった。週明けの東京市場もこの流れを引き継ぎ、買い戻しが優勢となると思われる。ただ、トランプ米政権は中国からの輸入品すべてに追加関税を課す準備を始めたと正式に発表。対中制裁第4弾も動き出しているだけに、トランプ氏の強硬姿勢が一段と鮮明になれば再び荒い値動きになる可能性があり、警戒が必要だろう。上値のメドは910.0pt、下値のメドは890.0ptとする。 《FA》
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