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プラチナは上昇相場へ転換 サンワード貿易の陳氏(山崎みほ)

2024/4/11 17:22 FISCO
*17:22JST プラチナは上昇相場へ転換 サンワード貿易の陳氏(山崎みほ) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、NYプラチナについてのレポートを紹介します。 陳さんはまず、『プラチナは上昇相場へ転換』と述べています。 続けて、『米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ見通しが高まったことに加え、中東地域の地政学リスクの懸念も強まり、金相場が内外で最高値を更新しているが、プラチナも連れ高となり上値抵抗線を突破して大きく上昇する展開となった』と伝えています そして、『NYプラチナは960ドルをブレイクして9日には一時1000ドルの大台に上昇した。1月3日以来およそ3カ月ぶりの高値。OSEプラチナは4500円をブレイクして9日には4799円と2015年1月以来およそ9年ぶりの高値をつけた』と解説しています。 次に、『最大のプラチナ消費国である中国の景気が底入れしたとの見方が広がっていることもプラチナには強材料だろう。中国は、過去3年間でプラチナ需要全体の平均32%を消費していた』と言及しています。 また、『プラチナは昨年から2年連続の供給不足が予想されている。プラチナの国際調査機関英ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル(WPIC)は3月に2024年の世界需給が2年連続で供給不足になるとの見通しを示した。2023年は87.8万トロイオンス(約27トン)の供給不足だったが、今年の不足は41.8万トロイオンス(約13トン)と見込まれている』と伝えています。 こうしたことから、陳さんは、『プラチナには「水素エネルギー」、「環境銘柄」といったテーマがあり、投資需要が盛り上がる可能性は高い。長らく保ち合い相場が続いていたわけだが、ようやく需給を反映した強気相場に転換したといえよう』と考察しています。 NYプラチナの今週のレンジについては、『950~1050ドル』と想定しています。 参考にしてみてくださいね。 上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の4月10日付「プラチナは上昇相場へ転換」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。 フィスコリサーチレポーター 山崎みほ 《CS》