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NY原油は底堅く推移 サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

2021/12/20 10:22 FISCO
*10:22JST NY原油は底堅く推移 サンワード貿易の陳氏(花田浩菜) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NY原油についてのレポートを紹介します。 陳さんはまず、『NY原油は底堅く推移』と述べています。 14、15日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)については、『テーパリング(購入資産の段階的縮小)のペースを速めることが決まり、22年中に3度利上げするシナリオが示された。タカ派的な会合となったが、想定の範囲内として市場の懸念を強めるには至らず、株や原油などのリスク資産が買われた』と伝えています。 続けて、『オミクロン株の影響や来年の国際需給の供給過剰予想から80ドル越えは難しいと見られるが、下落局面では産油国が協調して対応するとみられるため、70ドルを下回っても、下値は65ドルが堅そうだ』と考察しています。 また、『世界保健機関(WHO)は、12日、60カ国以上で感染例が報告されたオミクロン株について、世界的なリスクが「非常に高い」との見方を示した。オミクロン株がワクチンによる保護をすり抜けた形跡がいくらか見られるとも指摘した』と言及しています。 次に、『石油輸出国機構(OPEC)が13日発表した月報によると、OPEC加盟国の11月の産油量は、前月比1%増の日量2771万7000バレルとなった。原油価格が高止まりする中、OPECの慎重な増産姿勢が浮き彫りになった。日量換算では前月比28万5000バレル増だった。OPECはロシアなどの産油国とともに構成する「OPECプラス」の10月の会合で、イランなどを除く10カ国で24万バレル増とすることを決めていた』と解説しています。 一方で、『米エネルギー情報局(EIA)が15日公表した11日現在の週間在庫統計によると、原油在庫は前週比450万バレル減の4億2830万バレル。減少幅は予想の210万バレルを上回り、 3週連続の減少となった。また、製品の出荷量は日量335万4000バレル増の2319万1000バレルと好調だった』と伝えています。 こうしたことから、陳さんは、NY原油について『クリスマス休暇を控えて動きにくくなりそうだ。65~75ドルのレンジを想定する。東京ドバイ原油は、4万5000~5万のレンジを想定する』と述べています。 参考にしてみてくださいね。 上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の12月17日付「NY原油は底堅く推移」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。 フィスコリサーチレポーター 花田浩菜 《FA》