トップ
お知らせ
ソーシャルレポーター
マーケット速報
おすすめ銘柄
テーマ
人気ニュース
スクリーニング
IR時系列一覧
ランキング
イベントスケジュール
株~企業情報・おすすめ銘柄
会員登録
ログイン
アカウント
ログアウト
マーケット
日経平均
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
NYダウ
11/22
43,870.35
+461.88
お気に入り銘柄
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 8:01:55
15,285,305
フィスコポイント
詳しくはこちら
保有フィスコポイント数
今月フィスコポイント数
[New]
個別ポイント管理情報
コラム【アナリスト夜話】英デリバルーが試す社会型IPO(マネックス証券チーフ・アナリスト大槻奈那)
2021/3/10 9:33
FISCO
Twitter_Logo_Blue
ツイート
flogo_RGB_HEX-144
シェア
*09:33JST コラム【アナリスト夜話】英デリバルーが試す社会型IPO(マネックス証券チーフ・アナリスト大槻奈那) 英国で3年ぶりの大型IPOが注目を集めています。デリバルー(Deliveroo)という宅配会社で、時価総額は70億ドル、約7500億円とされます。しかし注目は規模だけではありません。宅配の注文客にも株式を配分すると発表したのです。 先週の発表によれば、配分額は一人約15万円まで、合計75億円分の株式としています。また、配達員にも最大150万円相当の株式を与え、働きに報いるとしています。 このように、上場時に顧客等の広い層に株式を配るのは、契約者の相互組織である生命保険会社を除き、あまり例がありません。昨年12月に上場した民泊のエアービーは数少ない前例で、コロナ影響への補償も兼ねて宿泊施設オーナーに合計250億円相当の株式を配布しました。が、今回のデリバルーは、更に進めて、一般ユーザーや外部委託者にも株式を配布します。 こうした「企業は、多くのステークホルダーに支えられて成長するもの」という考え方は、ESGのS=社会との共生という概念に通じるものです。ESGは、日本でも政府のE=環境目標の設定を背景に急速に広まっています。ところが、欧州などESG先進国の焦点は、EからSへシフトしつつあります。新型コロナで健康な働き方が問われたことや、各地の暴動等で人権意識が高まっていることなどが関係しているようです。今後、海外のIPOでは、Sへの配慮で、広いステークホルダーに分配するものが増えるかもしれません。 マネックス証券でも、最近「だれかのためは自分のため」という共生のコンセプトで、「#ため活」という活動を始めています。明日儲かる株ももちろん重要ですが、社会を考える投資を組み入れた、新たな形の分散投資も提案できればと思っています。 マネックス証券 チーフ・アナリスト 大槻 奈那 (出所:3/8配信のマネックス証券「メールマガジン新潮流」より、抜粋) 《FA》
関連記事
3/10 7:34 FISCO
NYの視点:OECDは2021年世界経済成長見通し引き上げ、米国経済がけん引、欧州の回復には遅れ
3/9 15:09 FISCO
経常利益はコロナ感染拡大前の水準にほぼ回復【フィスコ世界経済・金融シナリオ分析会議】
3/9 10:55 FISCO
(中国)上海総合指数は0.18%安でスタート、金利上昇などを警戒
3/9 10:37 FISCO
三井不動産を対象とするコール型eワラントが前日比2倍の大幅上昇(9日10:12時点のeワラント取引動向)
3/9 7:43 FISCO
NYの視点:米国、1.9兆ドルの追加経済対策が回復に一段の弾みに