トップ
お知らせ
ソーシャルレポーター
マーケット速報
おすすめ銘柄
テーマ
人気ニュース
スクリーニング
IR時系列一覧
ランキング
イベントスケジュール
株~企業情報・おすすめ銘柄
会員登録
ログイン
アカウント
ログアウト
マーケット
日経平均
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
NYダウ
11/22
43,870.35
+461.88
お気に入り銘柄
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 5:03:43
15,298,546
フィスコポイント
詳しくはこちら
保有フィスコポイント数
今月フィスコポイント数
[New]
個別ポイント管理情報
暗号資産投資の意義(1):デジタル法定通貨の普及【フィスコ世界経済・金融シナリオ分析会議】
2021/1/12 8:45
FISCO
Twitter_Logo_Blue
ツイート
flogo_RGB_HEX-144
シェア
*08:45JST 暗号資産投資の意義(1):デジタル法定通貨の普及【フィスコ世界経済・金融シナリオ分析会議】 暗号資産市場が久々の活況を呈している。2020年12月、ビットコインは2017年12月に付けた230万円台の高値を3年ぶりに更新し、2021年1月7日にビットコインは400万円を突破した。まさに破竹の勢いである。イーサリアムも1月7日には13万円台に乗せ、2017年12月に付けた18万円台が迫ってきた。コロナショック直後の安値からはビットコインは9倍、イーサリアムは14倍の上昇である。 このような高いボラティリティは暗号資産の投資妙味の一つには違いない。ただ、暗号資産に投資する意義はそれに限ったものではない。数回に分けて、デジタル法定通貨の普及、デジタル資本革命、金へと変貌する暗号資産、資産保全のための分散投資の意義、を論じることで暗号資産投資の意義を再検討してみよう。 2020年はデジタル法定通貨誕生の年であった。10月20日、バハマ中央銀行はデジタル通貨「サンドダラー」を発行し、世界初の中央銀行デジタル通貨が誕生した。10月28日には、カンボジア国立銀行がデジタル通貨「バコン」を正式に発行し、世界で2番目の中央銀行デジタル通貨となった。他方、10月に深センで実施されたデジタル人民元の実証実験では、5万人の市民にデジタル人民元が配布され、130万ドル分のデジタル人民元が利用されている。 デジタル通貨に対する世界の中銀のスタンスも積極化しつつある。基軸通貨の恩恵を享受するアメリカもデジタルドルの発行に決して前向きではなかったが、2020年6月17日、パウエルFRB議長は「法定デジタル通貨は、真剣に研究する案件の一つ」、「世界の基軸通貨としての地位を保つ必要がある」、「ドルは各国の準備通貨であり続ける必要がある」などと述べた。日本もデジタル通貨発行には消極姿勢を示していたが、政治的な後押しもあってか、日銀の消極姿勢にも変化が見られるようだ。2020年1月、日銀は他中銀などとデジタル法定通貨の共同研究のための組織を立ち上げたと発表し、7月20日には、決済機構局決済システム課に「デジタル通貨グループ」が設置された。 (株式会社フィスコ 中村孝也) 《RS》
関連記事
1/12 8:43 FISCO
一帯一路におけるパキスタンの動向【フィスコ世界経済・金融シナリオ分析会議】
1/12 7:39 FISCO
NYの視点:2021年FOMCメンバーはよりハト派に傾斜
1/11 10:54 FISCO
(中国)上海総合指数は買い先行もマイナス圏転落、利益確定売りが継続
1/9 14:29 FISCO
注目の海外経済指標:米12月小売売上高は減少予想
1/8 15:54 FISCO
米国雇用統計:11月の振り返りと12月のポイント「雇用拡大ペースは一段と鈍化か」 住信SBIネット銀行(馬渕磨理子)