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大阪金、6000円台で値固めか サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

2020/12/14 15:11 FISCO
*15:11JST 大阪金、6000円台で値固めか サンワード貿易の陳氏(花田浩菜) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、大阪金についてのレポートを紹介します。 陳さんはまず、『欧州中央銀行(ECB)は、10日の定例理事会で追加緩和を決めた。資産購入策の規模を5000億ユーロ増額、実施期間も当初予定の21年6月から22年3月へ延長した』と伝えています。 『ラガルドECB総裁は「ユーロの上昇は物価に下落圧力を及ぼすことは明らか」と述べ、ユーロ高を牽制した』とのことで、『こうした発言はユーロ安をもたらすものだが、今回のECBの決定内容については、想定内の内容で市場には織り込まれていた』と説明。そのため、『貨高牽制発言もユーロ高の流れを変えることはなかったようだ』と考察しています。 むしろ『昨日公表された米国の週間新規失業保険申請が前週比13万7000件増の85万3000件と2週間ぶりに悪化したことが材料視された』と述べており、『米雇用情勢の先行きに懸念が広がりドルが売られ、安全資産として金が買われ、1854.20ドルまで上昇する場面があった』と伝えています。 ただ、『心理的節目である1850ドルの水準を突破できなかったため利益確定売りが先行したようだ』とみているほか、『新型コロナウイルス経済対策をめぐる米与野党の協議の進展に期待が広がっていることも、金の下押し要因になったようだ』と分析しています。 さらに、『市場はECB理事会が終了したことで来週開催されるFOMCを意識している』としており、『FRBはかねてより追加緩和を打ち出すとしており、ECBよりも緩和措置は強まると予想されている。実際そうなれば「ドル安・金高」が進行する可能性が高い』と示唆しています。 こうしたことから、NY金について『1800ドル台でもち合いが続きそうだ』と予想し、東京金・大阪金については、『イベント待ちの状況。6000円台で値固めが続きそうだ』との見解を伝えています。 参考にしてみてくださいね。 上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の12月11日付「【大阪金、6000円台で値固めか】」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。 フィスコリサーチレポーター 花田浩菜 《HH》