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NYの視点:今週の注目:FOMC、日銀、ECB、米Q1GDPなど

2020/4/27 7:33 FISCO
*07:33JST NYの視点:今週の注目:FOMC、日銀、ECB、米Q1GDPなど シカゴの投機家、投資家の先週のポジションで円の買い持ちは増加した。市場の買い持ちが膨らんだことも円が上昇しづらくなった理由と考えられる。 今週は引き続き新型ウイルスの蔓延状況を睨む一方で、米国の南部では経済活動が一部再開。注意深く経済活動が再開されることはドルを支援する。原油動向にも引き続き注視が必要となる。 また、米連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)、日銀が金融政策決定会合、欧州中央銀行(ECB)が定例理事会をそれぞれ予定しており、何らかの追加緩和が発表される見通し。 日銀は次回会合で、無制限の国債購入とCP・社債購入倍増などの追加緩和を検討する可能性がすでに報じられている。ECBはPandemic Emergency Purchase Program (PEPP).で現行の7500億ユーロから1.25兆ユーロ規模に拡大する見通し。焦点は、果たしてジャンク債の購入に踏み切るかどうか。FRBは、新型ウイルスの対応策としてゼロ金利政策と過去最大規模の資産購入策という大規模緩和を維持する見通し。同時に、他の緩和手段となるフォワードガイダンスを利用し、一段と積極的な緩和姿勢を強調すると予想されている。 米国の1−3月期国内総生産(GDP)確定値は6年ぶりマイナス成長に落ち込む見込みとなっているほか、4月ISM製造業指数は2008年以来の低水準が予想されており、米国経済が景気後退入りしているあらたな証拠となり、FOMCの大規模緩和を裏付ける。 ■今週の主な注目イベント ●米国 28−19日:連邦公開市場委員会(FOMC)現行:ゼロ金利、無制限の国債購入、高利回り債やETFもプログラムの一環、4月会合予想:フォワードガイサンスでさらに積極的な緩和姿勢を打ち出す、パウエルFRB議長会見 29日:1−3月期国内総生産(GDP)確定値:予想前期比年率‐3.9%(改定値+2.1%) 5月 1日:4月ISM製造業指数:予想36.3(3月49.1)、マーキット製造業PMI、建設支出 ●日本 27日日銀会合:予想:日銀金融政策決定会合(無制限の国債購入とCP・社債購入倍増を議論か) ・日銀「経済・物価情勢の展望」、黒田日銀総裁会見 ●欧州 30日:ECB定例理事会:予想:政策金利据え置き、 Pandemic Emergency Purchase Program (PEPP).現行の7500億ユーロから1.25兆ユーロ規模に拡大、ラガルドECB総裁会見 1−3月期:ユーロ圏GDP:予想前期比‐3.5%(10−12月期+0.1%) ●地政学的リスク ベネズエラ 北朝鮮: イラン ガザ紛争 シリア イエメン 香港 《CS》