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再開発テーマは首都圏から関西圏へ、SMBC日興証券(花田浩菜)

2018/2/8 13:44 FISCO
*13:44JST 再開発テーマは首都圏から関西圏へ、SMBC日興証券(花田浩菜) こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。 2/8付の「DailyOutlook」では、再開発について考察しているのでご紹介します。 まず同レポートでは、『関西経済が好調だ。日銀の地域経済報告「さくらレポート」(2018年1月)では、全国9地域中、3回連続で判断が引き上げられたのは「近畿」のみだ。大阪や京都には好業績のハイテク企業が多数存在していることに加えて、海外からの訪日客によるインバウンド消費も地域経済の活況化に貢献していよう』と伝えています。 続けて、関西国際空港を利用する外国人の数は2011年から2016年までの5年間で約4.5倍に増加したことを挙げ、『同時期に成田空港が2.4倍増となったのに比べると伸びが著しい。また、南海電鉄(9044)は1月31日、関西国際空港に乗り入れる空港線で、2017年4~12月期の乗客が前年同期比+11%の1,122万人となったと発表。訪日客の増加により、過去6年で2倍強に増えた』と分析しています。 さらに、『こうした状況の中、新たな好材料も加わりそうだ。最近の報道によると、大阪が誘致の立候補をしている2025年国際博覧会(万博)において、有力なライバルであったパリ市が誘致断念の意向を示したようである。大阪万博の会場は湾岸部の人工島である夢洲が予定されており、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにも近い。また、夢洲は全国各地で誘致が進むカジノなどの統合型リゾートの有力な候補地の一つでもある。こうした湾岸部に加えて大阪・梅田周辺でも2025年ごろに向けて再開発が進んでいる。アベノミクス相場では東京五輪を柱に首都圏再開発がテーマとして注目されていたが、今後は関西の再開発も市場で注目を浴びよう』とまとめています。 最後にレポートでは、『主な関西関連銘柄』を紹介しています。具体的にはきんでん<1944>や阪急阪神<9042>、上組<9364>など全12銘柄が挙げられていますので、詳しくは2/8付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。 また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。 花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。 フィスコリサーチレポーター花田浩菜 《DM》
関連銘柄 3件
1944 東証プライム
3,045
11/25 15:30
-26(%)
時価総額 624,654百万円
1944年設立の総合設備工事会社。関西電力グループ。渋谷ヒカリエ、ジブリパークなどで施工実績。グループ向け売上比率は2割以下。27.3期売上高7000億円程度目標。一般電気、環境関連などの強化・拡大図る。 記:2024/06/09
4,054
11/25 15:30
+67(%)
時価総額 1,030,855百万円
関西私鉄大手。都市交通、不動産、旅行、国際輸送等で事業展開。阪急電鉄、阪神電気鉄道、阪急阪神不動産、阪急交通社、阪急阪神エクスプレスが中核会社。既存商業施設、オフィスビルの稼働率の維持向上等に取り組む。 記:2024/10/09
9364 東証プライム
3,433
11/25 15:30
-32(%)
時価総額 384,760百万円
港湾運送国内最大手。1867年創業。東京、神戸など国内6大港におけるコンテナ取扱量でシェアトップクラス。バナナなど青果物の取り扱いに強み。配当性向40%目安。コンテナターミナルの競争力強化などに取り組む。 記:2024/08/30