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ダウの調整局面で原油市場も「下値余地が大きい」か サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

2018/2/6 13:43 FISCO
*13:43JST ダウの調整局面で原油市場も「下値余地が大きい」か サンワード貿易の松永氏(三井智映子) 皆さまこんにちは、三井智映子の「気になるレポート」です。2年間で倍以上に高騰した原油価格ですが足元で大きく下落しました。この値動きは気になりますね。そこで今日は原油についてのレポートをご紹介します。 レポートでは先週末の原油市場について、『先週末のNYダウが666ドル安の2万5520ドルとなり、リスクオフの流れが強まりました。それを受けて先週末の原油市場が大きく下落しました』と伝えています。 NYダウの大きな下落についてレポートでは、『NYダウは、1月26日の高値(2万6616ドル)から1096ドル下落したことになります。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BAML)のブル・ベア指標が2013年3月以降で最も強い売りシグナルを示し、ゴールドマン・サックスのクロスアセット指標が1991年の算出開始以降で最高に達しただけに、米国株が本格的な調整安局面を迎えたようです』と分析しています。 『ゴールドマン・サックスやBAMLの株価見通しを参考にすれば、NYダウが高値から10~20%か、過去平均の12%程度の調整安となると考えるべきかもしれません。しかし、先週末のNYダウは、高値からまだ4.1%しか下落していないので、今後も米国株が更なる下落となる可能性が高そうです』と紐解いていますので、今後のダウの値動きにも注意が必要なのではないでしょうか。 そして原油市場の今後については、『原油市場も、「下値余地が大きい」と考えるべきかもしれません』としており、『NY原油は、月足ベースで6カ月連続上昇となり、その間に51%ほど上昇しました。NYダウ同様にNY原油もしばらくポジション整理が続きそうです。 最後にレポートでは、『「値幅より日柄」という相場格言もあり、NYダウとNY原油は、それなりの日柄をかけてポジション整理が行われると考えるべきかもしれません』とまとめています。参考にしてみてくださいね。 上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の2月5日付「原油市場「マーケット全体の展望」」「原油市場パート2」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。 フィスコマーケットレポーター 三井智映子 《DM》