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ゼロからわかる先物・オプション取引入門(4)日経225先物、TOPIX先物のメリット(三井智映子)

2017/12/28 17:09 FISCO
*17:09JST ゼロからわかる先物・オプション取引入門(4)日経225先物、TOPIX先物のメリット(三井智映子) 皆様、こんにちは。フィスコマーケットレポーターの三井智映子です。「ゼロからわかる先物・オプション取引入門」第4回目は「日経225先物、TOPIX先物のメリット」について皆様にお伝えしますね。 ◯個別銘柄選びに迷わなくて済む 株式投資を始める際、上場企業が多すぎて、一体何を基準に選んでいいのかわからない方もいらっしゃると思います。テーマ株がいいのか、業績の良い銘柄がいいのか、探しているうちに株価が変動してしまう、という経験はありませんか? 日経225先物、TOPIX先物などの株価指数先物取引の場合、株式取引に比べ選択肢が限られているため銘柄を選ぶのがとても容易です。「先物」というと難易度が高いと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、株式投資をしているほとんどの方がチェックしているであろう日経平均株価やTOPIXの動きに価格が連動しているので、「日経平均」が上がるか下がるかを予想する…と考えれば身近なものに感じませんか? ◯そもそも日経平均やTOPIXって何なの? 株式の取引は証券取引所で行われており、日本最大の証券取引所が東京証券取引所です。 東京証券取引所の第一部は審査が厳しいことから、東証一部に上場している企業は選りすぐりの企業だとされています。その東証1部の約1700銘柄の株式のうち225銘柄を対象にしているのが、ニュースでよく聞く日経平均株価というものです。日本経済新聞社がその銘柄を選定しており、日本を代表するような株が満遍なく選ばれています。構成銘柄の入れ替えもあります。2017年はリクルートHD<6098>と日本郵政<6178>が新たに採用され、北越紀州<3865>と明電舎<6508>が除外されました。 一方TOPIXは東証第一部の全銘柄の時価総額を加重平均し、1968年1月4日を基準時の100 として計算された指数です。そのため東証一部全体の動きを把握できます。 ◯ニュースが入手しやすいなどのメリットも 日経平均株価もTOPIXも、よくニュースで耳にしますよね。日本だけでなく海外の投資家や政府系投資機関も注目している指数です。そのため初心者でも関連ニュースが得やすいと考えられます。個別株へ投資する場合、世界や日本経済の大きな流れのほかに、それぞれの企業の業績やニュースをチェックする必要がありますが、日経平均株価やTOPIXだと大きな流れの部分を把握していれば大丈夫です。また個別株と異なりそもそも倒産するリスクがほぼないので心配もありません。 ◯PCやスマホで夜間でも簡単に取引できる 指数先物取引のオンライン取引は、パソコン(PC)やスマホから誰でもカンタンに取引することができます。また取引時間も日中立会の8:45~15:15のほかに、夜間立会の16:30~翌5:30、オプション取引は9:00~15:15と16:30~翌5:30と、個別株に比べて長時間取引が可能です。そのためニュースで価格が動いた時に、取引時間外だから取引できないというストレスを抱えることも減ります。 さて、先物・オプション取引入門のメリットについて知識を深めていただけましたでしょうか。この連載を通して先物を始めてみたいな、と思っていただけたら嬉しいです。 なお先物・オプション取引を行うには、証券会社に口座を開設する必要があります。お得に取引をしたい方にはオンライン取引のできる証券会社がおススメ!オンライン取引は、PCやスマホから誰でもカンタンに取引することができ、手数料が安いのが特徴です。手数料は利益に直結するので重視したいところですよね。価格.comによる証券会社別の日経225先物手数料比較ランキング(2017年11月時点)を見てみると、第1位は日産証券、第2位はライブスター証券、第3位はカブドットコム証券となっています。オンライン証券会社選びの参考にしてみてください。 また証券会社によってはプレゼントなどのキャンペーンを実施している会社もあるので併せてチェックしてみてくださいね。 「ゼロからわかる先物・オプション取引入門」は、三井智映子の見解でコメントしています。 フィスコマーケットレポーター 三井智映子 《DM》
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