マーケット
10/8 15:15
38,937.54
-395.20
41,954.24
-398.51
暗号資産
FISCO BTC Index
10/9 5:22:11
9,234,157
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

中国でトヨタなど日本車3社の競争激化、下期に合計21モデル投入

2016/8/9 12:09 FISCO
*12:10JST 中国でトヨタなど日本車3社の競争激化、下期に合計21モデル投入 中国の新車販売市場で、トヨタ自<7203>、ホンダ<7267>、日産自<7201>の競争がし烈化している。日本大手3メーカーの中国新車販売は、その差が徐々に縮んできた。販売を伸ばそうと各社は新モデル投入を加速する戦略。3社が下半期に中国発売予定の新型車は合計21モデルと、上半期を上回る規模に上るという。第一財経が9日付で伝えた。 各社はそろって7月末、日産が「ティアナ」、トヨタが「RAV4」、ホンダが「アキュラCDX」をそれぞれ投下。2016年の中国市場を巡る下半期の戦いの序幕が切って落とされた。 中国の新車販売市場は減速したとはいえ、世界的にみれば成長率が最も速い市場の一つ。品質面に強みを擁する日本メーカーは、中国市場攻勢を強めている。なかでもホンダは、その前を走る日産とトヨタを猛追。7月中国販売に至っては、日産とトヨタを追い抜いて3社のトップに立った。 各社の7月中国販売は、ホンダが前年同月比39.5%増の10万2000台、トヨタが5.7%増の9万7700台、日産が8.9%増の9万1700台。ホンダは、中国合弁2社がそろって単月販売(小売ベース)の過去最多を更新した。SUVの好調がけん引。「CR-V」は30.1%、「XR-V」は48.47%、「ヴェゼル」は24.8%ずつ販売を伸ばした。 1~7月の累計では、3社中国販売の差はわずか数万台に迫っている。特にトップを走る日産は、後続トヨタとの差が1万台あまりに縮められた。ホンダの猛追も受けるなか、日産の「日系車中国年間販売トップ」の座は脅かされている状況という。 日本自動車メーカーの中国販売はここ数年、1位日産、2位トヨタ、3位ホンダの順位が定着している。15年実績は日産が6.3%増の125万台、トヨタが8.7%増の112万2500台、ホンダが32.5%増の100万6300台。ホンダは大きく販売を伸ばし、初の100万台超えを達成した。 【亜州IR】 《ZN》
関連銘柄 3件
7201 東証プライム
399.8
10/8 15:00
-21.1(%)
時価総額 1,687,442百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
2,568
10/8 15:00
-77.5(%)
時価総額 41,896,887百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,566
10/8 15:00
-36(%)
時価総額 8,510,090百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03