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三井智映子と始める資産運用入門4:資産運用の第一歩、証券口座の開設

2016/7/29 11:13 FISCO
*11:13JST 三井智映子と始める資産運用入門4:資産運用の第一歩、証券口座の開設 こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子です。「三井智映子と始める資産運用入門」として、皆さんと一緒に資産運用について定期的に考えてみたいと思います。この連載を通して投資の必要性を感じて頂けたら嬉しいです。 さて投資を始めようと思ったら、まず必要なファーストステップは、口座を開設することですよね。 連載第4回目の今回は「口座開設」についてお話ししていきたいと思います。 ■まずはどこで証券口座を開設するか決める 株式や為替、投資信託を購入する際、個人が直接取引はできないので、証券口座を開設する必要があります。 証券会社で口座を開設するというと、ハードルが高く感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はとっても簡単。銀行の口座開設同様、身分証明証と印鑑さえあれば簡単に開設することができるのです。 では、どの証券会社で口座を開設すればいいのでしょうか。 ■どこに着目して証券会社を選べばいの? 証券会社は、それぞれに異なる強みを持っています。手数料が安かったり、サービスが充実していたりなど、各社それぞれの強みをしっかりと比較することが必要です。 その中でチェックするべき条件は、 1.安い手数料 2.商品が豊富なこと 3.サービスが充実していること 4.メジャーであること だと考えます。 これらの点についてご説明していきましょう。 まずは1.手数料。ネット証券は従来型の証券会社に比べて手数料がかなり割安に設定されていますが、会社によってその料金はまちまちですし、お得なプランを設定している会社もあります。 手数料の目安として、ネット証券最大手のひとつSBI証券を例にとると、通常の現物取引の手数料は、10万円までなら150円、30万円までなら308円。これはネット証券の中では標準的な設定です。SBI証券ではこの一般的なプランのほかに、一日の約定代金合計額に対して手数料が発生する「アクティブプラン」を用意しています。売買頻度が高いデイトレーダーの方はこうしたプランが用意されている証券会社を選んだ方が便利ですよね。 このように、取引金額や取引スタイルによって、かかってくる手数料も違ってきますので、まずはその点をしっかりチェックしてみてください。 2.商品が豊富なこと、に関しては、取引したい商品が網羅されているかどうかをチェックします。「為替を始めたいけれど、いつかは外国株式をやりたい」などと考えている方もいるかと思います。今はそこまで考えていなくても、いずれそうした商品に投資してみたいと考えるようになることもあるでしょう。ところがせっかく口座を持った証券会社にそれに対応する商品がないと、その取引のためにまた別の証券会社で口座開設しなければいけなくなります。手間ですし機会損失となってしまう可能性もありますよね。 金融商品には外国為替、外国株式、投信、FX、ワラントといった投資商品のみならず、保険、個人型年金など、非常に多くのものがあります。自分に必要だと思う商品があるかどうか、その品揃えをぜひチェックしてください。ちなみに、この連載でよく取り上げている総合ネット証券の2015年オリコン日本顧客満足度ランキングには「取扱商品」という部門があって、第1位はSBI証券、第2位野村證券、第3位マネックス証券となっています。 3.サービスについて、ですが、ネット証券は口座開設者に様々なサービスを提供しています。無料で投資関連情報がもらえたり、チャートシステムを使えたりなど、これを使わない手はありません。どんなサービスが付帯しているのか、各社のWebサイトを覗いてチェックしてみましょう。 最後に4.メジャーであること。やはりたくさんの人が選んでいるのには理由もありますし、安心感もありますよね。初めての口座開設では、この安心感は大きなポイントになると思います。 その指標のひとつとしては、やはりオリコンの顧客満足度ランキングが参考になります。前回もご紹介しましたが、2015年の総合ベストスリーは第1位がSBI証券、第2位カブドットコム証券、第3位マネックス証券です。 ■口座開設には2つの方法が 以上のようなチェックを終え、証券会社を選んだら、あとは口座開設の手続きを進めていきましょう。多くのオンライン証券では、申し込みに必要な情報のやりとりを殆どオンラインだけでできるようになっています。 もちろん郵送で口座開設をするという方法もあります。必要な書類をダウンロードや郵送依頼して手に入れて、手続きを進めましょう。「本人限定郵便」が受け取れないという方は、郵送による口座開設の方が適しています。 三井智映子と始める「資産運用入門」は資産運用の基礎を三井智映子の見解でコメントしています。 《NO》