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アルバック、ケイアイスター、カヤバなど

2024/11/12 15:52 FISCO
<5838> 楽天銀行 3850 +252大幅続伸。前日に上半期の決算を発表、純利益は221億円で前年同期比37.6%増となり、通期予想は従来の378億円から462億円、前期比34.3%増に上方修正している。日銀の利上げ効果を反映したこと、再編費用の消滅などが上振れの背景とみられる。市場予想は420億円程度であったとみられ、上振れ自体は織り込まれていたものの、修正幅の大きさは想定以上との評価に。 <6871> マイクロニクス 3910 +235大幅反発。前日に第3四半期の決算を発表している。累計営業利益は86.4億円で前年同期比3.2倍となり従来計画線上での着地、上半期の同3.3倍までと同様に高い利益成長率をキープする形になっている。低迷していた株価の見直し材料にもつながる格好へ。また、26年度までの中期計画も数値目標を上方修正しており、売上高は650億円から800億円に、営業利益は150億円から200億円に引き上げ。 <7242> カヤバ 5240 +525急伸。発行済み株式数の18.4%に当たる460万株、200億円を上限とする自己株式の取得実施を発表している。取得期間は12月3日から25年11月28日まで。株主還元の強化及び経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することを取得目的としており、当面の需給面での下支えにつながるとの見方が優勢。なお、同時に発表した上半期決算では、営業利益は債権債務の為替評価替えにより大幅減益に。 <3465> ケイアイスター 4350 +540急騰。前日に上半期の決算を発表、営業利益は69.9億円で前年同期比50.6%増となり、第1四半期の同5.3%増から増益率は大きく拡大している。在庫調整の進展で分譲住宅事業の売上高・販売棟数が順調に増加し、需給バランス回復で粗利益率も上昇のようだ。また、28年3月期を最終年度とする中期計画も発表、経常利益は今期予想120億円に対して300億円と高い目標を掲げている。 <4922> コーセー 7033 -666大幅続落。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は188億円で前年同期比17.4%増となっているが、通期予想は従来の200億円から180億円、前期比12.6%増に下方修正している。収益性の高い中国トラベルリテールが、年初の回復見込みを下回って着地することなどが下振れの背景となるもよう。中国事業の構造改革費用を計上することで、純利益は126億円から80億円、同31.4%減に下方修正。 <6525> KOKUSAI 2745 -208大幅続落。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は95.6億円で前年同期比1.9%増となり、市場予想は10億円強上振れ。通期予想は従来の448億円から502億円に引き上げた。コンセンサスは490億円程度だった。足もとで上振れ期待は反映済みであったほか、来年度の中国向け環境悪化などを警戒する動きが優勢に。米商務省がTSMCにAI半導体の中国向け出荷停止命令などと伝わったこともマイナス視。 <6728> アルバック 6303 -1054急落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は57.7億円で前年同期比2倍となったが、70億円程度の市場予想は下振れた。また、受注高は509億円で同34.7%減と落ち込み、前四半期比でも減少している。会社側の上半期予想は1340億円であり、進捗率は38%程度にとどまる。通期営業利益は345億円、前期比15.9%増は据え置いているが、進捗率は16.7%であり、下振れへの懸念も先行したようだ。 <9260> Wismettac 1653 +300ストップ高比例配分。MBOの実施を発表している。同社の会長CEOである洲崎良朗氏が全株を所有しているワイエス商事がTOBを実施し、全株式を取得する予定。TOB価格は1930円で前日終値に対して42.6%のプレミアムとなっており、同TOB価格にサヤ寄せを目指す動きが強まっている。なお、TOB期間は11月12日から12月23日までの予定。 <1885> 東亜建 1125 +150ストップ高比例配分。前日に上半期決算を発表、営業利益は94.3億円で前年同期比26.1%増となり、通期予想は従来の120億円から146億円に上方修正した。国内土木事業において、複数の大型工事で利益率改善が進んだもよう。業績上振れに伴い、年間配当金も従来計画の40.5円から54円に引き上げ、前期比14円の増配となる。また、前日終値ベースでの配当利回りは5.5%の水準にまで高まる形へ。 <6098> リクルートHD 10310 +374大幅反発。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は1419億円で前年同期比22.1%増となり、市場予想を150億円程度上回る着地になっている。HRテクノロジー事業における米国のドルベース売上高が8四半期振りに増収に転じたことなどが好業績の主因。通期予想は従来レンジの3900-5000億円から4427-5027億円に上方修正。想定以上の好決算をポジティブに評価する動きが先行。 《ST》
関連銘柄 10件
1885 東証プライム
1,119
11/14 15:30
+38(%)
時価総額 100,687百万円
海洋土木に強みを持つ中堅ゼネコン。1908年創業。陸上土木や大型物流施設を得意とする建築等も。関西国際空港などで実績。シンガポールなど海外でも実績多数。25.3期は豊富な手持工事の順調な消化を見込む。 記:2024/06/13
3465 東証プライム
4,240
11/14 15:30
-100(%)
時価総額 67,259百万円
分譲住宅事業が主力の不動産会社。埼玉県本庄市に本社。注文住宅事業や投資用アパート事業、海外事業等も。スケールメリットやデザイン面が強み。分譲住宅のシェア拡大が成長戦略の軸。新規エリアの進出などを図る。 記:2024/06/24
4922 東証プライム
6,752
11/14 15:30
-148(%)
時価総額 409,124百万円
大手化粧品メーカー。1946年創業。コスメデコルテ、雪肌精、エスプリークなど有力ブランド多数。アジアなど海外でも事業展開。アルビオンを傘下に持つ。グローバル展開加速、独自商品の積極的な開発等に取り組む。 記:2024/10/14
5838 東証プライム
3,989
11/14 15:30
+176(%)
時価総額 678,206百万円
楽天グループのネット銀行。口座数は国内ネット銀行でトップ。銀行システムの開発、運用・保守を自社で行う。充実のサービスラインナップなどが強み。口座数は1580万口座超。セキュリティの更なる強化等を推進。 記:2024/10/07
10,035
11/14 15:30
+123(%)
時価総額 16,556,164百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
2,389
11/14 15:30
-118(%)
時価総額 563,923百万円
半導体製造装置専業メーカー。日立国際電気から独立。成膜プロセス、膜質改善プロセスを軸に事業展開。バッチALD対応成膜装置に強み。海外売上比率は8割超。生産・開発、販売・サービス体制の拡充などに取り組む。 記:2024/10/05
6728 東証プライム
5,969
11/14 15:30
-251(%)
時価総額 294,606百万円
真空機器メーカー。スパッタリング装置、CVD装置、エッチング装置等が主要製品。FPD用スパッタリング製造装置で世界トップシェア。表面分析装置等も。配当性向35%以上目途。26.6期売上高3000億円目標。 記:2024/10/10
6871 東証プライム
3,665
11/14 15:30
-135(%)
時価総額 146,692百万円
半導体計測器具「プローブカード」、試験装置「テスタ」などの開発、製造、販売を行う。メモリー向けプローブカードで世界トップシェア。海外売上比率は約7割。メモリー向けプローブカードは高い生産稼働率が続く。 記:2024/09/02
7242 東証プライム
4,895
11/14 15:30
-85(%)
時価総額 123,520百万円
1919年創業の油圧機器メーカー。自動車用ショックアブソーバで世界シェアトップクラス。産業用油圧機器や航空機器、特装車両等も。トヨタなどが主要取引先。収益力改善図る。26.3期売上高4700億円目標。 記:2024/10/21
1,927
11/14 15:30
±0(%)
時価総額 82,975百万円
日本食などのアジア食品を海外で販売。青果物の輸入販売も。北米地域では日本食卸売大手の一社。欧米向け販売の伸長や買収した伊社が貢献。青果物輸入販売は構造改革で採算改善。食領域特化ファンドへの投資へ子会社設立。 記:2024/08/25