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サンリオ、EG、CTCなど

2023/8/3 15:42 FISCO
<8136> サンリオ 7706 +1000ストップ高比例配分。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は59.6億円で前年同期比2.5倍と急拡大し、上半期計画は従来の48億円から103億円に、通期では112億円から170億円にそれぞれ上方修正した。つれて、年間配当金も従来計画の35円から45円にまで引き上げ。国内・海外ともに売上高が期初計画を大幅に上回って進捗しているほか、構造改革の諸施策実行に伴い収益性も向上しているもよう。 <6050> EG 2562 +500ストップ高比例配分。チェンジHDがTOBを実施すると発表。買付予定数の上限は431万6816株で、発行済み株式数の42.39%に当たる。TOB価格は3000円で前日終値比45.5%のプレミアムとなった。TOB成立後、152万7716株の第三者割当増資を実施する。これらによって、チェンジHDは同社株45%を保有する筆頭株主となる。買付上限はあるものの、ひとまずTOB価格にサヤ寄せする動きに。 <4739> CTC 4349.0 +428.0急伸。親会社の伊藤忠が100%出資するデジタルバリューチェーンパートナーズが、同社株の非公開化を目指してTOBを実施すると発表、同社では賛同の意見を表明した。TOB価格は4325円で前日終値比10.3%のプレミアムに。TOB価格にサヤ寄せする動きとなったが、前日終値比でのプレミアムが限定的なため、価格引き上げなども思惑視される形でTOB価格をやや上回る推移に。 <9107> 川崎船 4544 +177大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、経常利益は491億円で前年同期比81.6%の大幅減益、コンテナ船市況の反動減によって、持分法損失が悪化する。ただ、市場予想線上での着地で、通期予想は従来の1300億円から1350億円に幾分上方修正しており、安心感が先行する形になった。また、発行済み株式数の4.7%に当たる1167万6000株、600億円を上限とした自社株買いの実施発表もポジティブ視へ。 <6967> 新光電工 6080 +367大幅反発。富士通が保有株の売却を目指して実施した1次入札の結果、米系投資ファンドのKKR、ベイン・キャピタル、アポロ・グローバル、産業革新投資機構の4陣営が買い手候補として残っていると伝わった。9月中旬にも2次入札が実施される可能性があり、買収候補はさらに絞られる見通しという。買い手がTOBによって全株式を取得する可能性もあり、多くの買い手候補の存在はプレミアム上昇につながると期待される形に。 <4847> インテリW 922 +106急伸。前日に23年6月期の決算を発表、営業利益は15.6億円で前期比2.4%増となり、従来予想の18億円を下振れる着地になっている。一方、24年6月期は22.5億円で同44.5%増と大幅増益の見通し。クラウドサービス事業の大幅な売上伸長などを見込んでいるもよう。また、株主還元策として、4割程度の配当性向を基準とする方針に変更したとして、24年6月期年間配当金は前期比倍増の40円を計画。 <7951> ヤマハ 4962 -795急落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は69億円で前年同期比38.1%減となり、市場予想を50億円程度下振れている。つれて、通期予想は従来の560億円から500億円、前期比7.6%増に下方修正している。デジタルピアノの販売減やアコースティックピアノの生産調整の影響などで楽器セグメントが低迷。通期業績は円安メリットなどで従来会社計画を上振れるとの期待もあっただけに、ネガティブな反応が優勢。 <6762> TDK 4889 -557急落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は263億円で前年同期比41.0%減となり、コンセンサスを10億円程度下振れ。通期予想は従来の1900億円から1500億円、前期比11.2%減に下方修正している。磁気応用製品や受動部品などが伸び悩んでいるもよう。このタイミングでの2ケタ増益から一転2ケタ減益への下方修正にネガティブな見方が強まっているようだ。 <9413> テレ東HD 2973 -377急落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は10.9億円で前年同期比63.6%の大幅減益となった。据え置きの通期計画は95億円で、想定外の低調なスタートとなる形に。タイム収入、スポット収入が減少し、地上波・BS放送事業が大幅な減益となり、業績下振れへの懸念が先行する状況に。なお、発行済み株式数の0.4%に当たる10万株、4億円上限の自社株買いを発表しているが、下支え材料にはならず。 <7240> NOK 1852.5 -301.5急落。前日に第1四半期決算を発表、営業損益は12.3億円の赤字で、前年同期比1.7億円の改善にとどまった。つれて、上半期予想は従来の51億円から24億円に、通期では262億円から235億円に下方修正した。シール事業では、中国やASEAN市場における自動車向けおよび一般産業機械向けの販売が想定を下回る見通しのほか、電子部品事業でも、HD向けや自動車向けの販売が下振れるもよう。 《FA》
関連銘柄 10件
4,315
11/30 15:00
±0(%)
時価総額 1,035,600百万円
伊藤忠傘下のシステムインテグレータ大手。マルチベンダー対応に強み。今年8月に親会社が完全子会社化に向けたTOBを発表。TOB価格は1株4325円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2023/09/14
1,071
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 28,210百万円
システム開発会社。大日本印刷の子会社。クレジットカード会社向け決済システムに強みを持つ。決済・金融分野はシステム開発が増加。カード不正利用検知のクラウドサービスはユーザー増。セキュリティは新市場向け拡販へ。 記:2024/06/11
6050 東証プライム
1,798
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 21,457百万円
投稿監視、風評調査等のソーシャルサポートサービスが主力。ソーシャルゲームのデバッグ業務、ネット広告審査業務なども手掛ける。チェンジHD傘下。配当性向は30%基準。ライブ配信障害検知システムを開発。 記:2024/10/22
6762 東証プライム
1,875.5
11/22 15:30
-6.5(%)
時価総額 3,645,709百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6967 東証プライム
5,255
11/22 15:30
-22(%)
時価総額 710,329百万円
半導体パッケージメーカー。フリップチップタイプパッケージが主力。長野県長野市に本社。海外売上比率が高い。セラミック静電チャック等も。プラスチックBGA基板は生産能力増強図る。光電融合デバイスの開発に注力。 記:2024/09/02
7240 東証プライム
2,242
11/22 15:30
-16.5(%)
時価総額 388,178百万円
国内初のオイルシールメーカー。1941年創業。国内全自動車メーカーが同社製品を採用。オイルシールは国内トップシェア。シール製品「Oリング」などが主要製品。シール事業では中国系自動車メーカーへの拡販図る。 記:2024/08/20
7951 東証プライム
1,090.5
11/22 15:30
+12(%)
時価総額 592,142百万円
世界最大の総合楽器メーカー。1887年創業。静岡県浜松市に本社。ピアノ、電子楽器、弦楽器等の製造・販売を行う。音響機器、電子デバイス等も手掛ける。総還元性向50%目標。業務用音響機器は旺盛な需要続く。 記:2024/08/30
8136 東証プライム
4,902
11/22 15:30
+110(%)
時価総額 417,337百万円
「ハローキティ」を主力とするキャラクタービジネスを手掛ける。サンリオショップの運営、ライセンスビジネス、テーマパークビジネス等を行う。キャラクター開発力が強み。IPポートフォリオの拡充等に取り組む。 記:2024/07/07
9107 東証プライム
2,155
11/22 15:30
-34(%)
時価総額 1,454,996百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。LNG船等は順調推移見込む。27.3期経常利益1600億円目標。 記:2024/06/17
3,025
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 83,430百万円
テレビ東京、BSテレビ東京などを傘下に収める認定放送持株会社。日本経済新聞社の持分法適用関連会社。テレビ通販、Eコマース等も手掛ける。アニメなどに強み。アニメ事業の拡大、IPビジネスの拡大などに注力。 記:2024/10/10