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ニコン、日産自、凸版印刷など

2020/5/29 16:10 FISCO
<6871> マイクロニクス 1033 +150ストップ高。2月27日以来の4ケタ大台回復で終了。野村證券が投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に、目標株価を1307円から1500円に引き上げた。野村證券では、新型コロナ懸念で株価の値戻りは鈍いが、むしろ、新型コロナによるサーバー向けプローブカードの成長加速などが見込まれ、20年12月期から3期連続増収増益のサイクルに入る確度が高まったと分析している。 <7731> ニコン 990 -99急反落。前日に20年3月期決算を発表、営業利益は68億円で前期比91.8%減益、1-3月期は営業赤字に転落している。決算数値は想定線も、期末配当金は30円から10円に引き下げへ。21年3月期業績見通しは非開示となっているが、映像事業の収益落ち込み見通しが示されたほか、精機事業でも販売ずれ込みなどの不透明感を指摘している。コンセンサスでは今期増益転換であるが、達成確度は低下との見方にもつながる。 <7201> 日産自 400.9 -48.5急反落。前日に20年3月期の決算、並びに、事業構造改革計画を発表している。営業損益は405億円の赤字、最終損益は減損計上などで6712億円の赤字となっている。構造改革は生産能力の大幅な削減、中核車種への経営資源集中などが示されている。21年3月期見通しは非開示となっているが、構造改革関連費用は追加で計上される可能性が高く、一段のあく抜け感にはつながる状況とはならず。 <7911> 凸版印 1843 +102大幅続伸。前日に業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来の570億円から660億円、前期比44.3%増に上方修正。また、120周年記念配当20円の実施も発表している。情報コミュニケーション事業の事業環境好転などが業績上振れの背景となっているもよう。株価の出遅れ感も残っていたため、業績上振れが素直に好感れる流れへ。なお、決算発表日は6月19日を計画している。 <6315> TOWA 1119 +150ストップ高。前日に20年3月期の決算を発表、営業利益は8.1億円で前期比13.3%減益、従来計画は上振れる着地に。一方、21年3月期は20億円で同2.5倍と大幅増益の予想、中期計画の水準が据え置かれる形に。1-3月期受注高は84.4億円で前四半期比29.4%増、65億円程度とみられる計画値を大幅に上振れたことで、今期大幅増益計画達成の可能性もやや高まっているとの見方にも。 <6584> 三桜工 814 +80急伸。前日に20年3月期決算を発表した。営業利益は54.5億円で前期比2.6倍の大幅増益となった。第3四半期決算時に上方修正した水準をやや上回っての着地となった。21年3月期業績予想は非開示としている。決算数値へのサプライズは限定的で、今後の影響懸念は残るものの、ここまで株価の出遅れ感も強かっただけに、新型コロナ発生の影響による前期業績の下振れがなかったことを評価する動きが先行しているようだ。 <3397> トリドール 1221 -64大幅続落。いちよし証券ではレーティングを「A」から「B」に格下げ、フェアバリューも1800円から1400円に引き下げている。新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮して、21年3月期見通しを引き下げているもよう。7-9月期の売上収益を会社計画以上に慎重に見ていることで、通期営業損益は会社計画2億円の黒字に対して、16億円の赤字を予想しているようだ。 <3182> オイシックス 2304 +135大幅反発。東海東京証券では投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標株価を2700円としている。人気商品Kit Oisixのプロモーションなどで売上高の持続的拡大が見込まれる一方、22年3月期の新海老名ステーション稼働に伴うコストダウン本格化で、利益も拡大局面に入っていくと期待しているもよう。21年3月期業績は会社計画を上回り、営業3割増益、来期・再来期も2割超の利益成長が続くと予想している。 <6141> DMG森精機 1309 -67大幅反落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は33億円で前年同期比68.6%減益となった。通期予想は従来の200億円から50-100億円のレンジに下方修正。収益改善策などにより赤字回避の見通しであるが、第1四半期受注高は同35%減と想定以上に落ち込み、第2四半期は一段の減少も見込まれているなか、計画達成には不透明感も残るようだ。配当予想の60円から20-30円レンジに引き下げもマイナス視。 《US》
関連銘柄 9件
3182 東証プライム
1,675
11/25 15:30
+42(%)
時価総額 63,697百万円
食品宅配会社。青果物や加工食品、ミールキットなどの高付加価値食品、日用品、雑貨等の宅配を行う。連結子会社にシダックス、移動スーパーのとくし丸など。ORD厚木冷凍ステーションでは作業効率化が順調に進む。 記:2024/10/03
3,515
11/25 15:30
-38(%)
時価総額 310,171百万円
讃岐うどん専門店「丸亀製麺」を全国展開。コナズ珈琲、豚骨ラーメン「ずんどう屋」なども。アジア中心に海外でも店舗展開。グループ店舗数は1900店舗超。配当性向20%以上目標。「丸亀うどーなつ」は販売順調。 記:2024/08/23
6141 東証プライム
2,632
11/25 15:30
-5.5(%)
時価総額 373,628百万円
工作機械メーカー大手。5軸・複合加工機やターニングセンタ、マシニングセンタ、超音波加工機等を手掛ける。海外売上高比率が高い。機械1台当たりの受注単価は上昇。民間航空機や宇宙、メディカル向け等が需要好調。 記:2024/06/28
6315 東証プライム
1,591
11/25 15:30
-9(%)
時価総額 119,549百万円
半導体製造装置メーカー。京都府京都市に本社。半導体モールディング装置で世界トップシェア。超精密金型の製造・販売等も行う。海外売上比率は8割超。開発リソースへ積極的に資源投入。半導体事業の収益力強化図る。 記:2024/08/09
6584 東証プライム
804
11/25 15:30
-16(%)
時価総額 29,838百万円
自動車部品メーカー。ブレーキ配管関連製品や燃料配管関連製品、シートベルト関連製品等を手掛ける。データセンター向け水冷装置のマーケティングを加速。電動車向けバッテリーの冷却用クーリングプレートを開発。 記:2024/07/02
6871 東証プライム
3,965
11/25 15:30
+145(%)
時価総額 158,699百万円
半導体計測器具「プローブカード」、試験装置「テスタ」などの開発、製造、販売を行う。メモリー向けプローブカードで世界トップシェア。海外売上比率は約7割。メモリー向けプローブカードは高い生産稼働率が続く。 記:2024/09/02
7201 東証プライム
406.9
11/25 15:30
+0.6(%)
時価総額 1,717,409百万円
大手自動車メーカー。1933年設立。仏ルノー、三菱自動車とアライアンス形成。プロパイロットなど自動運転化技術等に強み。日本は電動車のモデルミックス向上、中国では日産ブランド車のラインナップ刷新図る。 記:2024/10/07
7731 東証プライム
1,862
11/25 15:30
+16.5(%)
時価総額 654,450百万円
大手光学機器メーカー。カメラと半導体やFPDの露光装置で世界トップクラス。眼科領域の顕微鏡等も製造、販売する。業務用カメラの米レッド社買収。カメラや半導体露光装置が堅調。開発費などが重し。医療事業に注力。 記:2024/07/28
7911 東証プライム
4,062
11/25 15:30
+36(%)
時価総額 1,294,584百万円
大手印刷会社。印刷で2強。マーケティングやコンテンツ等の情報関連、包装資材や建装材、ディスプレイ、半導体関連も手掛ける。DXや半導体関連が堅調。海外のパッケージや建装材も回復傾向。アフリカにも進出。 記:2024/07/28