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ZOZO、大東建、ネクソンなど

2019/2/28 15:49 FISCO
<7733> オリンパス 4925 -55大幅反落。みずほ証券が投資判断を「買い」から「中立」に格下げしている。目標株価は4400円から5000円に引き上げ。販売管理費抑制などを織り込んで業績予想を上方修正しているものの、業績のボラティリティが大きいことやコストカットにどの程度のコミットメントがあるのかが見えていないことから、来期ベースでPER30倍超の目標株価水準は想定しにくいと考えているもよう。 <1878> 大東建 15435 -960急反落。同社が募集するアパートのオーナーの契約を巡り、解約時に申込金の返金を受けられないなどのトラブルが起きているとして、「消費者機構日本」では実態把握のため、同様のトラブルを抱える人に情報提供を呼び掛けたと報じられている。同社では、現在は返金対応を行ったとしている。今後の信用力低下につながっていくなどとの懸念が先行する形のもよう。 <4849> エン・ジャパン 3585 -200急落。野村證券では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価も5240円から4210円に引き下げている。採用可否に係らず費用が発生する求人サイトから、高額でも確実性の高い人材紹介や新たな採用手法へと需要がシフト、この影響で同社の求人サイトが想定以上のペースで減速していると指摘。20.3期は利益成長が減速すると予想され、短期的な投資魅力は低下したと判断のもよう。 <4776> CYBOZU 692 +44急伸。前日に発表した月次動向が好感材料とされている。1月の月次売上高は前年同月比24%増、営業利益は同67%増になったもよう。前月は売上高が同12%増、営業損益は赤字であった。営業利益の水準3.5億円は前12月期から見ても最高の水準になっており、今12月期は想定以上の好スタートを切る形になっている。 <3659> ネクソン 1767 +79大幅続伸。米アマゾン、コムキャスト、エレクトロニック・アーツなどが、親会社のNXC買収に向けた一時入札に応札したとの報道が伝わっており、買い材料視されている。大手企業の傘下入りに伴い、ゲーム会員の増加など今後の事業展開が広がるとの見方が優勢になっているもよう。1月にも、テンセントがNXC買収へと伝わり大幅高となった経緯もある。 <8050> セイコーHD 2715 +100大幅反発。岡三証券では投資判断を「中立」から「強気」に格上げ、目標株価を2900円としている。主力のウオッチ事業では「グランドセイコー」などのブランド価値向上への取組みを積極化させており、これによる業績成長のポテンシャルは高いと考えているもよう。来3月期からは新中期経営計画が始まることもあり、ウオッチ事業拡大に向けたさらなる施策に期待ともしている。 <1417> ミライトHD 1738 +50大幅続伸。前日に業績予想の修正を発表している。通期営業利益185億円は据え置いているが、最終利益は従来の132億円から232億円に上方修正へ。TTKやソルコムとの経営統合に伴い、負ののれん発生益及び段階取得による差益として、100億円を特別利益として計上するもよう。実態価値に変化はないものの、5G関連としてのテーマ性にも関心を向けさせる契機とはなっているようだ。 <4324> 電通 4650 -70続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「オーバーウェイト」から「ニュートラル」に格下げしている。目標株価も5900円から4390円にまで引き下げ。大手広告主を中心とするマーケティング投資抑制で海外収益を減額、広告市況の低迷持続やシェア低下により国内収益を減額などで、EBITDA予想を引き下げているもよう。国際競争力低下により収益低成長期に入るとみているようだ。 <2170> LINK&M 836 -46大幅続落。野村證券では投資判断「バイ」継続ながら、目標株価を1630円から1500円に引き下げた。大手企業向けでは、丁寧なサポートによる成功事例の積み上げや追加機能開発が必要となるなど、一層の成長に向けて課題点も見えてきたと指摘。つれて、モチベーションクラウドの拡大ペースや関連費用を慎重な見方に変更、業績予想を引き下げている。来期営業利益は従来予想の59.9億円から53.1億円に減額。 <3092> ZOZO 2096 -134急反落。買い戻し中心によるリバウンドが続いたが、本日は戻り売りが優勢。SMBC日興証券では投資判断「1」継続ながら、目標株価を3900円から2500円に引き下げ。メンバーシップサービス「ZOZOARIGATO」での販売価格割引の影響から、業績予想を減額している。過去に実施した10%ポイント還元による商品取扱高押上効果は見られず、今回のサービスによる商品取扱高へのプラス影響は限定的とみている。 《US》
関連銘柄 10件
1417 東証プライム
2,201
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 207,609百万円
通信建設会社。モバイル通信設備の建設・保守・運用等を行う。無電柱化工事、ICTソリューション事業等も。NTTグループ各社などが主要取引先。国際航業を傘下に持つ。成長分野への事業シフトの加速等に注力。 記:2024/08/09
1878 東証プライム
17,280
11/22 15:30
+30(%)
時価総額 1,190,920百万円
建物賃貸国内最大手。賃貸住宅管理戸数、賃貸仲介件数などで業界トップ。一括借上の賃貸経営受託システムが強み。投資マンションの販売等も。中計では27.3期売上高2兆円目標。不動産開発事業の拡大等に注力。 記:2024/06/09
563
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 63,657百万円
組織開発、人材開発等を支援する経営コンサルティング会社。ALT派遣等を行うALT配置事業、パソコンスクールの運営等を行うキャリアスクール事業なども。モチベーションクラウドシリーズの売上は順調に拡大。 記:2024/09/01
3092 東証プライム
4,751
11/22 15:30
+61(%)
時価総額 1,427,552百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
3659 東証プライム
2,197
11/22 15:30
+48.5(%)
時価総額 1,902,323百万円
PCオンラインゲーム、モバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。中国や韓国で人気タイトルを複数保有。北米及び欧州は売上伸長。「デイヴ・ザ・ダイバー」などが売上貢献。 記:2024/06/13
4324 東証プライム
3,744
11/22 15:30
-17(%)
時価総額 1,011,498百万円
国内最大の広告代理店。世界145以上の国・地域で事業展開。メディア確保力、広告企画力などが強み。配当性向35%目標。内部投資で競争力、ケイパビリティの強化を図る。中国などでのコアビジネス再建に注力。 記:2024/07/08
4776 東証プライム
2,063
11/22 15:30
+8(%)
時価総額 108,840百万円
業務アプリ構築クラウドサービス「kintone」、中小企業向けグループウェア「サイボウズOffice」などを提供。クラウドサービスの契約社数は6.4万社超。新規顧客獲得、グローバル展開などに注力。 記:2024/10/13
4849 東証プライム
2,042
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 101,520百万円
総合転職情報サイト「エン転職」、人材派遣会社の集合サイト「エン派遣」などを運営。人材紹介「エンエージェント」、インドでのIT人材派遣なども。engage、人財プラットフォームの育成などに取り組む。 記:2024/10/13
7733 東証プライム
2,458.5
11/22 15:30
-19.5(%)
時価総額 2,895,375百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
8050 東証プライム
4,240
11/22 15:30
+20(%)
時価総額 175,553百万円
セイコーウオッチ、セイコーインスツル、セイコーソリューションズなどを傘下に収める持株会社。1881年創業。ウオッチ事業は海外における高級品の売上拡大の加速が課題。クロック事業では高級クロックなどに注力。 記:2024/10/08