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東京海上、Gunosy、アルテックなど

2018/7/2 16:09 FISCO
<9972> アルテック 346 +40急伸。先週末に第2四半期の決算を発表、累計営業利益は3.2億円で前年同期比2.6倍となった。従来予想は開示されていなかったものの、3-5月期は3.3億円で同58%増と大幅増益に。通期予想は5億円、前期比21.2%減益予想を変更していないが、高い進捗率から上振れ期待も先行する状況に。なお、持分法の投資損益拡大を背景に、通期経常利益は従来予想の4億円から5億円に上方修正している。 <8892> 日本エスコン 750 +100大幅続伸。先週末に前12月期の通期業績予想を上方修正している。営業利益は従来予想の99億円から113億円に上方修正、不動産販売事業が好調に推移しており、当初計画よりも利益率が高まる見通しになったとしている。従来の通期計画に対して第1四半期の増益率は低水準であったため、上方修正にはポジティブなサプライズが先行へ。また、年間配当金も従来の20円から26円に引き上げている。 <1606> 海洋掘削 89 +30ストップ高。支援企業に日本郵船が有力候補として浮上したと報じられている。資源掘削船などの技術を取り込む狙いがあるとされ、主力行などと再建の枠組みを詰めるとされている。上場廃止は免れないほか、100%減資実施によって株式価値は消滅する可能性が高いとみられるものの、同報道を手掛かりに、短期資金のマネーゲームが活発化する状況となっているようだ。 <8086> ニプロ 1297 +17大幅続伸。札幌医科大学と共同開発を進めている「脊髄損傷の治療に用いる自己骨髄間葉系幹細胞」を、厚生労働省に再生医療等製品として製造販売承認申請を行ったと発表している。先駆け審査指定制度の対象であり、申請までのハードルは高いが承認までの期間は短くなる。ジェフリーズ証券では、ベストシナリオにおいては数年後に営業利益で数十億円の試算も可能で、今回の発表の意味は大きいとしている。 <6047> Gunosy 1525 +96大幅続伸。先週末に前5月期の業績修正を発表。売上高は上振れたもようだが、営業利益は従来予想の22.1億円から19.4億円に、最終利益は14.7億円から5億円に減額した。アドネットワークの売上伸長に伴う媒体費用の増加に加えて、投資有価証券評価損を特別損失に計上している。ただ、第3四半期までの状況から下振れは想定線、売上拡大による来期の業績伸長を見込んで、あく抜け期待が優勢となっているもよう。 <8766> 東京海上 5237 +44大幅反発。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も5700円から6400円に引き上げている。今期純利益を従来比+13%上方修正したほか、グループシナジー拡大の取組み強化で中期的な利益成長が期待できると考えているもよう。また、中期経営計画ではESR目標水準による資本政策が明確化されたことで、余剰資本調整による株主還元拡大なども期待できるとみている。 <3186> ネクステージ 1039 -225大幅反落。先週末に第2四半期の業績上方修正を発表、営業利益は従来予想の17億円から20億円に増額している。販売単価の上昇と販売台数の増加、買取台数の増加などが上振れ要因となっている。ただ、第1四半期が大幅増益決算となっていたことで業績上振れは想定線、3-5月期は前四半期比で増益率が鈍化することもあり、目先の好材料出尽くしと受け止められているもようだ。 <4587> PD 4180 -430大幅反落。同社の設立に参画し、同社が全ての特許技術の使用権を有している菅東大教授が6月30日付で同社取締役を退任と発表している。菅教授は他大学との共同研究の成果を活用し、新しい会社を設立するもようである。同社への貢献度が大きかったとみられる菅氏の退任を受けて、今後の影響懸念などが先行する状況であるようだ。米メルクとPDPSの非独占的ライセンス許諾合意に関しては、反応が限定的になっている。 <2685> アダストリア 1209 -196大幅反落。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は12.8億円で前年同期比67%減益、市場予想の半分程度の水準にとどまった。通期予想は84億円で前期比68%増益の見通しを据え置いているが、下振れ懸念が強まる状況となっている。国内販売が低調であったほか、在庫の消化促進による値下げ率の上昇などが響いた。なお、第1四半期のEBITDAも前年同期比44%減の33.9億円にとどまっている。 <7649> スギHD 5830 -580大幅続落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は62.5億円で前年同期比4.2%減益、通期では3%の増益計画であり、低調なスタートと受け止められているもよう。粗利益率は想定通り改善したものの、市場期待との比較では販売管理費が想定以上の増加となったもよう。業績懸念は強くなかっただけに、ネガティブな反応が強まる格好となっているようだ。 《US》
関連銘柄 10件
1606 東証1部
24
7/20 15:00
-11(%)
時価総額 432百万円
国内唯一の海洋掘削専門企業。石油・天然ガスの探鉱・開発に係る海洋掘削事業が主力。地球深部探査船「ちきゅう」の運用等も手掛ける。海洋掘削は売上好調。「ちきゅう」による商業掘削等が寄与。18.3期は2桁増収。 記:2018/06/11
2685 東証プライム
3,585
11/27 15:30
-115(%)
時価総額 174,948百万円
グローバルワーク、ニコアンド、ローリーズファーム等を展開するカジュアルファッション専門店チェーン。店舗数は国内外で1490店舗超。自社ECの会員数は1750万人。26.2期売上高3100億円目指す。 記:2024/06/04
3186 東証プライム
1,476
11/27 15:30
+22(%)
時価総額 119,276百万円
大手中古車販売会社。総合店「ネクステージ」に加え、SUV専門店「SUV LAND」や中古輸入車大型専門店「UNIVERSE」などを展開。店舗数は320店舗超。計画出店継続による市場シェア獲得などを図る。 記:2024/07/05
4587 東証プライム
2,945.5
11/27 15:30
+107.5(%)
時価総額 382,944百万円
東京大学発の創薬ベンチャー。創薬開発事業、放射性医薬品の研究開発、製造・販売等を行う放射性医薬品事業を展開。ペプチド創薬開発プラットフォームなどが強み。Novartis社とペプチド創薬における提携を拡大。 記:2024/08/26
6047 東証プライム
696
11/27 15:30
-24(%)
時価総額 16,870百万円
情報キュレーションサービス「グノシー」、KDDIとの協業アプリ「ニュースパス」等の運営を行う。業務支援特化・生成AIサービス「ウデキキ」等も。グノシーはユーザー数横ばい。事業運営コストの改善進める。 記:2024/10/29
7649 東証プライム
2,493.5
11/27 15:30
-28.5(%)
時価総額 473,748百万円
ドラックストア大手の「スギ薬局」を中核とする持株会社。東海エリアが地盤。核店舗を中心としたドミナント出店が特徴。店舗数は1700店舗超。インバウンド追い風。調剤併設で伸長。27.2期売上高1兆円目標。 記:2024/10/22
8086 東証プライム
1,367
11/27 15:30
-11.5(%)
時価総額 234,384百万円
大手医療器具メーカー。透析関連機器、注射・輸液関連製品等の医療関連事業が主力。医薬関連事業、ファーマパッケージング事業等も。アジアパシフィック地域が重点戦略市場。注射・輸液関連製品は国内販売が順調。 記:2024/06/11
5,571
11/27 15:30
-114(%)
時価総額 11,364,840百万円
メガ損保の一角。東京海上日動火災保険、日新火災海上保険、イーデザイン損害保険などを傘下に収める持株会社。北米を中心とする海外保険事業等も。海外保険事業では競争力の高い商品のグローバル展開などに注力。 記:2024/10/25
8892 東証プライム
984
11/27 15:30
-9(%)
時価総額 97,004百万円
中部電力傘下の不動産デベロッパー。不動産販売事業が中核。不動産賃貸事業、不動産企画仲介コンサル事業も。分譲マンションは「レ・ジェイド」ブランドで展開。中期経営計画では27.3期売上高1570億円目標。 記:2024/06/24
9972 東証スタンダード
229
11/27 15:30
+3(%)
時価総額 3,470百万円
産業機械・機器中心の商社。印刷機や容器・包装機、化粧品の製造・充填設備、水処理関連装置等を扱う。ペットボトル用プリフォームの製造販売等も。3Dプリンター向け最新ソフトウェア「CASTOR」の販売を開始。 記:2024/06/03