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東エレク、Vコマース、マネックスGなど

2018/4/26 15:48 FISCO
<8035> 東エレク 21050 +1635大幅反発。前日発表の決算が好感されている。前3月期営業益は2812億円で前期比81%増益、市場予想も上回る着地となっている。また、今3月期は3660億円で同30%増益の予想、市場予想を350億円程度上回る水準。もともと今期見通しには強気なスタンスが示されてはいたが、想定以上のガイダンスにサプライズが強まる。前期の配当金624円に対して今期は823円の計画、配当利回り水準にも妙味が強まる格好へ。 <2413> エムスリー 4150 -285大幅続落。前日に決算を発表、前3月期営業利益は297億円で前期比18.6%増益。従来計画290億円は上回ったが、市場予想(310億円)には達しなかった。1-3月期増益率は前年同期比12.8%増益にとどまり、四半期ごとに増益率は鈍化する形に。今3月期は317億円で前期比6.8%増益の予想、市場予想を50億円超下回っている。IFRS9号の適用も影響しているが、高成長期待の後退が意識される形に。 <7102> 日車輌 300 -41大幅反落。前日に18年3月期決算を発表。営業益は67億円で前期(51億円の赤字)から大幅な黒字転換に。鉄道車両事業における部品販売や建機事業が順調に推移し、従来予想(42億円)を大きく上回る着地に。一方、19年3月期は28億円で同58%の大幅な減益を予想。鉄道車両事業やエンジニアリング事業が減収となるほか、前年度発生の引当金の戻入益一巡が主因となる。想定外の大幅減益が嫌気されている。 <4185> JSR 2034 -300大幅続落で下落率トップ。前日に決算を発表しているが、実績・計画ともに市場予想を大幅に下回っており、ネガティブなインパクトにつながっている。前期営業利益は436億円で前期比21%増益、会社計画430億円は上回ったが、1-3月期は前四半期比較で50%超の減益となるなど想定を下振れた。今期は480億円で前期比10%増益の見通しだが、550億円程度の市場予想は大幅に下回る水準となっている。 <2491> Vコマース 1651 +300ストップ高。前日に発表した第1四半期決算がポジティブサプライズとなった。営業利益は8.3億円で前年同期比71%増。上期計画10.5億円(同17%増)に対する進捗率は8割近くに達している。「Yahoo!ショッピング」をはじめとするオンラインモール向けにサービスを提供するECソリューション事業が大きく伸びて業績をけん引。今後の大幅な上方修正期待などを織り込む動きとなっている。 <6807> 航空電子 1911 +270大幅反発。前日に18年3月期決算を発表している。営業益は206億円で前期比71%増となり、従来予想の195億円を上回った。一方、19年3月期は200億円で同3%減を見込む。減益予想ではあるものの、携帯機器向けコネクタの減少などは織り込み済みで、市場予想はやや上回る水準のようだ。自動車向けや産業機器向けなどで高い増収率を計画しており、ガイダンスリスクに対する過度な警戒感が後退したもよう。 <6730> アクセル 996 +96一時ストップ高。ブロックチェーン事業を開始すると発表し、期待材料視されている。モナコインのマイニングプールとして高いシェアを持つVIPPOOLの運営権を譲り受ける方向で協議しており、各種アルトコインなどに最適化したマイニングハードウェアの販売や、自社マイニング、ブロックチェーン支援サービスなどに進出することを予定している。新規事業の推進にあたり子会社を設立する方向でも検討しているという。 <8698> マネックスG 670 +100ストップ高。前引け後に発表した決算が買い材料視されている。18年3月期の税引前利益は86.3億円で前期比8.1倍となった。1-3月期では31.9億円で前年同期比11倍の水準となっている。従来未定としていた年間配当は前期の5.2円から10円に引き上げた。19年3月期の業績見通しは非開示だが、想定以上の好決算を受けて、改めて仮想通貨事業進出による一段の業績飛躍が期待される形に。 <3134> Hamee 1572 +74急伸。東海東京証券は投資判断「アウトパフォーム」を継続し、目標株価を1950円から2600円に引き上げている。市場ではコマース事業について新型iPhoneの販売低迷の影響を気にする向きがあるが、好調な直近業績から考えて過度な懸念は不要と考えているようだ。また、19年4月期は自社開発ソフトウェア「ネクストエンジン」の販売が加速するとみられ、2割前後の営業増益が可能としている <2359> コア 1464 +107急伸。前日に決算を発表し、18年3月期営業利益は13億円で前期比12.6%増と会社計画線で着地した。ただ、第3四半期までが8億円(前年同期比4.4%減)と進捗が低く、第4四半期の収益拡大がポジティブに評価されている。また、19年3月期は15億円で前期比15.0%増と5期連続での2ケタ増益を予想。年間配当も前期比5円増の25円を計画している。次世代車載システム分野の拡大などが好業績の背景にある。 《DM》
関連銘柄 10件
2359 東証プライム
1,807
11/28 15:30
+20(%)
時価総額 26,807百万円
独立系ICT企業。IoT(AI)やメディアソリューション等を手掛ける産業技術ソリューション事業が柱。情報サービス、電気機器向け売上比率が高い。高付加価値ソリューションの創出、採用強化による人材確保図る。 記:2024/08/02
2413 東証プライム
1,471
11/28 15:30
+4.5(%)
時価総額 998,912百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
2491 東証プライム
1,132
11/28 15:30
±0(%)
時価総額 39,021百万円
アフィリエイト広告等のマーケティングソリューションズ事業、ECモール向けクリック課金型広告等のECソリューションズ事業が主力。アフィリエイトサイト数は78万件超。金融カテゴリーの売上構成比率が高い。 記:2024/10/27
3134 東証スタンダード
1,081
11/28 15:30
+17(%)
時価総額 17,587百万円
スマートフォンアクセサリーを取り扱うモバイルライフ事業が柱。コスメティクスブランド「ByUR」、SaaS型システム「ネクストエンジン」なども。モバイルライフ事業ではiFaceシリーズの拡販などに注力。 記:2024/09/03
4185 東証プライム
4,335
6/24 15:00
±0(%)
時価総額 903,414百万円
大手化学メーカー。半導体材料やディスプレイ材料に加え、バイオプロセス材料や診断薬材料、ABS樹脂等を提供。合成樹脂事業は足踏み。24.3期3Qはライフサイエンス事業が増収。CDMO事業の新工場稼働が寄与。 記:2024/03/04
6730 東証スタンダード
1,294
11/28 15:30
+26(%)
時価総額 14,508百万円
ファブレス半導体メーカー。遊技機器向けグラフィックスLSIで国内トップシェア。AI、ブロックチェーン等を活用した新規事業も展開。パチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIは47万個の販売見込む。 記:2024/06/11
6807 東証プライム
2,626
11/28 15:30
+34(%)
時価総額 184,616百万円
NEC系のコネクタメーカー。携帯機器、自動車向け売上比率が高い。ユーザー・インターフェース・ソリューション、加速度計、ジャイロ等も手掛ける。26.3期売上2600億円目標。コネクタは新市場・顧客開拓図る。 記:2024/08/27
7102 東証プライム
2,235
11/28 15:30
+21(%)
時価総額 32,799百万円
JR東海傘下の鉄道車両製造メーカー。JR東海向けN700S新幹線などの製造を行う。建設機械事業、輸送用機器・鉄構事業、エンジニアリング事業も手掛ける。収益力の強化、事業基盤改革による成長に取り組む。 記:2024/09/03
8035 東証プライム
23,740
11/28 15:30
+1,500(%)
時価総額 11,196,567百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8698 東証プライム
994
11/28 15:30
+29(%)
時価総額 256,399百万円
コインチェック、米TradeStationなどを傘下に収める持株会社。しずおかFGが筆頭株主。NTTドコモと資本業務提携。アセットマネジメント事業を強化。ロボアドバイザーサービスの運用残高は順調増。 記:2024/08/01