マーケット
7/2 11:35
39,780.58
+149.52
39,169.52
+50.66
暗号資産
FISCO BTC Index
7/2 12:47:19
10,221,777
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

米国の年内利下げ期待からの押し目狙い

2024/6/7 8:23 FISCO
*08:23JST 米国の年内利下げ期待からの押し目狙い  7日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が見込まれる。6日の米国市場は、NYダウが78ドル高、ナスダックは14ポイント安だった。週次新規失業保険申請件数が予想を上回ったため利下げ期待を受けた買いが先行した。ただし、米雇用統計の発表を7日に控えるなか、利益確定売りが上値を抑える格好となった。シカゴ日経225先物は大阪比125円安の38635円。円相場は1ドル155円50銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まることになりそうだ。米国市場ではエヌビディアが高値更新後に利食いに押されており、前日に日経平均株価をけん引した東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクG<9984>など指数インパクトの大きい値がさ株へも利食いが入りやすいだろう。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)、日銀の金融政策決定会合では政策金利は据え置かれるとみられるが、欧州中央銀行(ECB)が米国に先駆けて利下げしたことから、米国においては年内の利下げ期待が高まりやすい。  そのため、売りを仕掛けてくる動きは入りにくいだろう。米利下げへの思惑から米長期金利の低下傾向のほか為替市場では円高に振れやすいところである。輸出関連などは手掛けにくくなると考えられ、相対的に日経平均型優位の展開が見込まれる。そのため、ハイテク株などは利食い先行ながら、その後底堅さが意識されてくるようだと、リバランスの動きから買いが入る可能性はありそうだ。  昨日の日経平均株価は75日線が抵抗線として意識される一方で、25日線での底堅さがみられた。そのため、売り先行ながら25日線水準では押し目狙いの買いで対応したいところである。物色はハイテク株の押し目狙いのほか、個別に材料のある銘柄に短期的な資金が向かいやすいだろう。一方で、弱い基調が続くグロース250指数であるが、アストロスケール<186A>の弱い値動きもあり、中小型株には資金が向かいにくいだろう。 《AK》
関連銘柄 4件
950
7/2 11:30
-4(%)
時価総額 107,377百万円
スペースデブリ(宇宙ゴミ)を除去する初の民間企業として、2013年シンガポールにて創業したのがはじまり。宇宙空間の非協力物体に対するRPO技術(ランデブ・近傍運用技術)に強み。現在の顧客は政府(宇宙機関及び防衛機関)が中心。 記:2024/05/01
6857 東証プライム
6,452
7/2 11:30
+32(%)
時価総額 4,943,322百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
8035 東証プライム
34,630
7/2 11:30
-190(%)
時価総額 16,332,651百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9984 東証プライム
10,465
7/2 11:30
-40(%)
時価総額 18,030,714百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17