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値がさハイテク株への押し目狙い

2024/5/28 8:34 FISCO
*08:34JST 値がさハイテク株への押し目狙い  28日の日本株市場は、膠着ながらも底堅い相場展開になりそうだ。27日の米国市場は、メモリアルデーの祝日で休場だった。英国市場はスプリング・バンク・ホリデーのため休場となっており、本日も市場参加者が限られるなか、積極的な売買は手控えられそうである。シカゴ日経225先物は大阪比20円高の38950円(時間外)。円相場は1ドル156円90銭台で推移している。  日経225先物のナイトセッションは小幅な値動きではあったが、75日線、ボリンジャーバンドの+1σ水準を上回っての推移だった。昨日の日経平均株価はこう着ながらも、終盤にかけて強含みの展開となり、高値引けであった。反動安も意識されやすいところであるが、先物市場での底堅い値動きのなか、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうであり、下値の堅さが意識される局面においては、売り方の買い戻しが入りやすい需給状況と考えられる。  昨日は指数インパクトの大きい値がさハイテク株は高安まちまちだったものの、東エレク<8035>は小幅な下落であった。祝日明けの米国市場でハイテク株の買いが継続する展開が意識されてくるようだと、ハイテク株への買い戻しを誘う流れにもなりやすいだろう。そのため、日中はグローベックスのナスダック100先物などの動向を睨みながらの展開になりそうである。  物色としては東エレクのほか、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株のほか、昨日は海運株などPBR1倍割れの銘柄などへの物色が強まっていた。PBR1倍割れの割安銘柄およびセクターへの物色が継続するかを見極めたいところであろう。なお、中国政府が米国の規制強化を受け、半導体産業を支援する新たな政府系ファンドを立ち上げたことが分かったと報じられており、半導体株への思惑材料になりそうだ。 《AK》
関連銘柄 3件
6857 東証プライム
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時価総額 4,495,880百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
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時価総額 2,198,278百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
8035 東証プライム
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時価総額 10,375,926百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07